魚介類の料理に合うとされることが多いワイン。とくに白ワインは鉄板とされており、マリアージュを楽しめる組み合わせとして知られています。
牡蠣とシャブリが有名ですが、魚介類によってはロゼワインや赤ワインもよく合いますよ!
今回は、魚介類の料理に合うおすすめのワインを料理と一緒にご紹介します。
迷ったらコレ!「コルタ・ブリュット・ノンヴィンテージ」
どんな食事とも合わせやすいワインとして必ず名があがる、スパークリングの白ワイン。
フランチャコルタ・ブリュットはシャンパーニュよりも厳しい規定をクリアした物にしか名乗れないワイン。
シャンパーニュと並ぶイタリアを代表するワインとして有名です。柑橘と白桃の繊細な香りとしっかりした味わい、胡椒のニュアンス。余韻も長く続きます。
バランスが良く飲みやすい味わい。乾杯から魚料理まで、これ一本で済むお手軽さが魅力です。
ハーブがスッキリ「パンタレオーネ, オニロチェップ」
ガンベロ・ロッソで最高評価のトレ・ビッキエーリを受賞したオーガニックワインです。
ペコリーノ種とは、イタリアで造られているブドウのこと。ハーブが香る個性的なワインになるのが特徴です。
モモの甘い香りと、ペコリーノ種らしいタイムやローズマリーのようなすがすがしい香りが印象的。魚料理だけでなく、前菜全体によく合います。生ハムのサラダやチーズなどとも。
柑橘系の料理と「マトゥア ソーヴィニヨン・ブラン マルボロ」
レモンやライムなど、柑橘系の果物を使った料理には、ソーヴィニヨンブランを使った白ワインを選ぶとはずれがありません。
マトゥアのソーヴィニヨンブランが、口当たりが優しいやや辛口。
フレッシュなハーブとシトラスの味わいが印象的。酸味もあいまって、すっきりした清涼感があります。海老とレモンのリゾットなどと一緒に。
コスパ◎「バロン ド レスタック ボルドー 白」
オーク樽のバニラが香る一本。レモンなどの柑橘の香りに、しっかりした果実香。樽の重厚な味わいが印象的。
辛口ながらも後味には甘みが感じられます。この価格帯で呑めるワインとは思えないおいしさ。デイリーワインにもおすすめです。
ボリュームのある料理と「スタインヒューゲル リースリング タトーマー」
カルフォルニアで造られている珍しいリースリングです。リースリングは元々魚介の料理と相性が良いブドウ。辛口のものはレモンを思わせる爽やかな酸味が特徴です。
タトーマーのリースリングは、リースリングらしいきりっとした酸味がありながらも、ある程度しっかりしたボディも楽しめるバランスが魅力的。牡蠣や白身魚のフライなど、ボリュームのある料理とよく合います。
しっかり冷やして「オイスターベイ マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン」
オーストラリア・イギリスで一番売れているニュージーランドのワインと知られている一本です。
レモンの爽やかさにパッションフルーツやトロピカルフルーツの華やかな香り、キリッと酸味が合わさって爽やかな味わい。
しっかり冷やしてどうぞ。
「オイスターベイ」の名の通り、牡蠣と相性抜群! 白身魚と合わせても。
香りはつらつ「ルバイヤートワイン 甲州シュールリー 白」
寿司や刺身など、和食とワインを合わせるなら、甲州のワインもおすすめ!日本固有のブドウ品種である甲州は、癖がなく食事に合わせやすい日本人好みの味わいなんです。
発酵後の酵母と一緒にワインを寝かせることでフレッシュに仕上げる「甲州シュール・リー製法」を採用。
これにより、はつらつとした香りと厚みのある味わいに仕上げています。
和食と合わせても「サディーノ ティント 2018」
魚介料理に赤ワインを合わせたい! そんなときは、日本と同じように魚をよく食べる国のワインを選ぶのが良いでしょう。
ポルトガルはお米と魚をよく食べる、日本と共通点の多い食文化を持つ国。ラベルに描かれているのは、これまた日本と同じようにポルトガルで良く食べられているイワシです。
フルボディに近いミディアムボディ。フレッシュな果実味と程よい渋みの親しみやすい味わいは、和食ともよく合います。
夏にぴったり「マトゥア リージョナル ピノ・ノワール・ロゼ マルボロ」
マリアージュの基本は、ワインと食べ物を同じ色で揃えること。カニやエビ、サーモンなどピンク色の食べ物には、ロゼワインもおすすめです。
真っ先に感じるのは、野いちごやピーチを感じる、みずみずしく芳醇な赤い果実。果実の軽い酸味と控えめな甘味や渋み。適度な呑み応えがあり、どんな食事とも合わせやすいおいしさ。
夏にもぴったりの清涼感。軽く冷やしてどうぞ。
お手本のようなおいしさ「ミラヴァル コート ド プロヴァンス ロゼ」
プロヴァンス地方で造られている、お手本のようなロゼワインです。ワインスペクテーター誌が選ぶ2013年トップ100にてロゼワイントップの成績を残すなど、クオリティの高い一本です。
ブドウにもこだわっており、除草剤や殺虫剤などの化学薬品を使用していません。白い花といちご、ラズベリーを感じられる複雑な味わい。すがすがしい酸味が印象的です。
料理はもちろん、チーズケーキなどのデザートと合わせても。