ラベルが特徴的な赤玉スイートワイン(または赤玉ポートワイン)。
呑んだことがなくても、赤い日の丸が書かれたラベルは見たことがあるという方も多いのでは?
森見登美彦の小説に登場していたり、ジェームズ・ボンドが作中で呑んでいたりと、様々な媒体で登場。一世紀以上前から愛され続けています。
そんな赤玉スイートワインですが、実はいろいろな楽しみ方ができるお酒なんです。葡萄酒とは思えないほど甘くて飲みやすいので、お酒初心者さんにもおすすめです。
今回は、「赤玉スイートワイン」の手軽に家で楽しめる美味しい飲み方をご紹介します。
飲み方1 ストレート
赤玉スイートワインは、ストレートで呑んでも美味しいお酒。
いつもはソーダ割りでガブガブ呑んでいたという方も、ワイングラスでじっくり呑むと、奥行きのある味わいに驚くはず!
軽く冷やして呑むと甘さも抑えられ、飲みやすくなりますよ。
飲み方2 オン・ザ・ロック
赤玉スイートワインは、オンザロックで呑むのもおすすめ。
濃厚な味わいなので、氷を入れても薄まりにくく、最後まで美味しくいただけます。
氷をグラスに入れ、そこに赤玉スイートワインを注ぐだけで簡単にできるのも良いですね。
飲み方3 ソーダ割り(赤玉パンチ)
赤玉スイートワインをソーダで割ると、赤玉パンチと呼ばれるカクテルになります。爽やかな味わいで、意外にも油っぽい料理との相性が良いのが特徴。
最近は居酒屋などのメニューにもよく載っています。レモンを添えるだけで全体が締まり、お店の味わいになりますよ。
「アカ」もおすすめ!
京都のお好み焼き屋さんから始まった、「アカ」というカクテルがあります。
赤玉スイートワインを焼酎と炭酸水で割ったもので、口当たりの良さとガツンと来る呑み応えが魅力。
お酒に強い方は、ぜひこちらも試してみてくださいね。
飲み方4 ホットで
冷たくして呑むことの多い赤玉スイートワインですが、寒い冬はホットも美味しいですよ。手軽に呑みたいときはお湯割りが良いですね。赤玉とお湯を1:1でグラスに注ぐだけです。
グラスを事前に温めておくと、さらに美味しくいただけます。時間と手間をかけられるときは、スパイスとレモンを入れて作るホットワインもおすすめ。
レモンを絞り、シナモンやクローブを入れて鍋で温めると、ほっとする味わいのホットカクテルになります。身体が温まりますよ。
飲み方5 ジュース割り
コクのある味わいの赤玉スイートワインは、ジュースで割るのもおすすめ。何かで割ることで、爽やかな味わいが楽しめます。
特に、オレンジやグレープフルーツジュースとの相性は抜群。フレッシュな酸味が加わることで、赤玉スイートワインが爽やかな味わいになります。
また、炭酸が平気という方は、ジンジャエールで割るのもおすすめ。
公式ホームページにも「スイート赤玉キティ」として載っている飲み方で、ジンジャエールの刺激が大人な味わいの一杯。ライムやレモンを絞るとさらに清涼感アップ。
飲み方6 梅酒割り
お酒に強い方に試してほしいのが、赤玉スイートワインの梅酒割り。甘いお酒同士の組み合わせですが、赤玉スイートワインの甘さと梅酒の甘みが意外なほどしっくりきます。
氷をたっぷり入れたグラスに梅酒と赤玉を注ぎ、梅の実を入れれば出来上がり。呑みながら梅の実を潰すと、また違った味わいが楽しめます。
まずは梅酒1:赤玉1で割るのがおすすめです。口当たりがよく飲みやすいカクテルですが、お酒とお酒を組み合わせているので度数は高め。
ゴクゴク呑んでたら酔っぱらってしまった……なんてことがないように、注意してくださいね。
飲み方7 サングリア
サングリアとは、主にスペインでよく呑まれているワインのこと。ワインに果物やスパイスを入れ、寝かせたものを指します。
材料を揃えるのが大変なサングリアも、赤玉スイートワインで作れば簡単。風味豊かな一杯が出来上がります。
作り方は簡単。お好きな果物を用意して、赤玉スイートワインに入れるだけです。そのまま冷蔵庫でよく冷やしましょう。
使う果物は、リンゴやオレンジ、桃など、どんなものもよく合います。出来上がったサングリアはそのまま呑んだり、炭酸やオレンジジュースで割って飲むのも良いですね。
赤玉スイートワインで赤く染まった果物も美味しいですよ。
飲み方8 隠し味に
甘くてコクのある赤玉スイートワインは、料理やお菓子の隠し味にも大活躍。赤ワインの代わりに、洋食にも和食にも使えます。
トマトとの相性が良いので、トマトソースの隠し味に使うのがおすすめ。
ウスターソースとケチャップに赤玉スイートワインを入れて煮詰めるだけで、簡単にお肉にかけるソースが出来ちゃいます。
また、醤油とみりんを使った甘辛い味付けの料理にもよく合います。程よい酸味と甘みが加わって、フルーティな味わいに。
赤玉スイートワインを入れるときは、みりんや砂糖は控えめにするとバランスが取れますよ。