お酒のつまみとして有名なお菓子であるチョコレート。とくに生チョコは、バレンタインデーなどで食べる機会が多いのではないでしょうか。
一口に「生チョコに合う」と言っても、お酒の種類は様々。甘口のお酒や、生チョコと同じくらい濃厚な風味を持つお酒をあわせるのがおすすめです。
今回は、生チョコのお菓子に合う相性の良いおすすめのお酒をジャンル問わずご紹介します。
濃厚甘口「M.シャプティエ バニュルス リマージュ」
チョコレートに合うとされる赤ワイン。赤ワインの中でも相性が良いのは、濃厚で甘口なタイプのもの。
とくにチョコレートと同じニュアンスを持つ「バニュルス」という赤ワインは、定番の組み合わせとして知られています。
こちらは人気ワイン漫画「神の雫」でも紹介された一本。濃厚でリッチな甘みが特徴。ほろ苦いタンニンがチョコレートとよく合います。
思わずうっとり「シャトー リューセック」
甘いものには甘いお酒を合わせるのが定番の組み合わせ。
とくに貴腐ワインやアイスワインと呼ばれる甘口ワインは、チョコレートにも負けない甘みと旨みを持っています。蜂蜜を思わせるとろりとした舌触りと、フルーツのような上品かつ濃厚な甘さ。
思わずうっとりしてしまうおいしさです。甘めの生チョコと合わせるのがおすすめ。
コスパ最高！「プロジェクト クアトロ プレミアム レゼルヴァ イセタン」
シャンパーニュ(シャンパン)も、甘いものとよく合うお酒！特にチョコレートとよく合うことで知られています。
でも、シャンパーニュは普段使いするにはちょっぴりお高いもの。そんな時は、シャンパーニュと同じ製法で作られたスパークリングワインを選ぶのもおすすめです。
華やかな香りと弾ける細やかな泡が特徴。一口飲めば、「この価格で呑めるの！？」と驚くほど間違いなし！コスパ最高のお酒です。
クリーミーな風味「バランタイン12年」
ウイスキーもチョコレートと合うお酒として有名です。スコッチウイスキーなら、どんな甘さの生チョコともよく合います。
バランタインはウイスキー初心者さんにもおすすめの飲みやすい一本。
もっとお手軽な「ファイネスト」もありますが、生チョコと合わせるならある程度熟成させたものを合わせるのが良いですね。12年はバニラやハチミツのような香りとクリーミーな味わいが特徴です。
華やかな香り「レッドブレスト 12年 シングルポットスチル」
レッドブレストは華やかな香りと味わいで、甘いものとの相性抜群のウイスキー。
シェリー樽とバーボン樽が熟成樽として使われているため、バニラやベリーのフルーティさ、オークなど複雑な香りが楽しめるんです。
口当たりは甘めに感じますが、中盤から甘いだけでなく奥深い味わいが様々な顔を見せてくれます。余韻も長く続き、最後まで舌を楽しませてくれる一本です。
軽快な味わい「カミュ ボルドリー VSOP」
ブランデーも生チョコとよく合うお酒！チョコレートがブランデーの味わいをまろやかにし、またブランデーがチョコレートの甘みを引き立てます。
「カミュ ボルドリー VSOP」はレモンや花の華やかな香りが特徴。軽快な味わいで、ブランデー初心者さんにもおすすめな一本です。
ストレートはもちろん少量加水して楽しむのもおすすめ。香りが開きより楽しめますよ。お酒に強くないという方は、コーヒーや紅茶、牛乳に垂らして楽しんでも。
ガツンと来る旨み！「花巴 山廃本醸造 生詰原酒」
日本酒とチョコレートを合わせる時も、やはり甘口のものを選びましょう。こちらは個性的な日本酒造りで知られる美吉野醸造の一本。
口に含んだ瞬間からガツンと来る強い甘みと旨みがたまりません！生チョコと合わせる時は燗にするのも良いですね。
口の中で溶けていくチョコレートと花巴が混ざり合い、得も言われぬマリアージュを生み出します。
アルコール度数低めで飲みやすい「六十餘洲 純米吟醸 HASAMI」
手軽にお酒とマリアージュを楽しみたいという方にもおすすめなのが、こちらのお酒。原酒ですが13度とアルコール度数が低めで飲みやすい一本です。
優しい甘さと滑らかな口当たりが特徴。原酒ならではの濃厚ではつらつとしたボディが印象的。
軽く冷やしてワイングラスで呑むのがおすすめです。
豊かな芋の風味「芋焼酎 喜六(きろく)」
甘みがあり、アルコール度数が高い芋焼酎もチョコレートとよく合うお酒。
芋の甘さでチョコの旨みをふくらませ、高いアルコール度数のおかげでチョコの甘さをスッキリさせてくれます。
喜六は、あの「百年の孤独」で有名な黒木本店が手掛ける芋焼酎。しっかりした甘みと奥深いコクが絶妙。豊かな芋の風味がたまらない一本です。
ゆっくり楽しみたい「鎌倉ビール花（ブラウン）」
鎌倉で親しまれている地ビール、鎌倉ビール。チョコレートに合わせるなら、ダークエールである花(ブラウン)がぴったりです。
水の良さを感じられるクリアで雑味のない呑み心地。苦味よりも甘味が強く感じられる芳醇な味わい。さらりと呑めてしまいます。
香ばしさも印象的。主張しすぎないのにしっかり美味しい、クオリティの高い一本。休日の夜にゆっくり楽しみたいおいしさです。