ステーキや肉料理を食べるとき合わせたいのが、赤ワインやビール。
肉汁とのマリアージュを楽しめる赤ワインや口の中をリセットさせてくれるビールは、肉料理を食べるときに欠かせないお酒ですよね。
今回はステーキや肉料理ととくに相性の良いおすすめのビール/ワインを集めました。気分や料理によってお酒も使い分けちゃいましょう。
肉料理におすすめのワイン
盗まれるほどおいしい「コンチャ イ トロ カッシェロ デル ディアブロ カベルネソーヴィニヨン」
「カッシェロ・デル・ディアブロ」とは「悪魔の蔵」という意味。
あまりのおいしさに盗み飲みが絶えなかったため、「その蔵には悪魔が住んでいる」という噂を直してワインを守ったという逸話から名付けられています。
甘めで滑らかな口当たりとジューシーな果実味、力強いタンニンを持つ赤ワインで、飲みやすい味わい。
ステーキの他、ビーフシチューなどともよく合います。軽く冷やしても美味しくいただけます。
変わったワインが飲みたいときに「サペラヴィ 陶器」
ちょっぴり変わったワインを合わせたいというときには、こちらのワインはいかがですか?ワイン発祥の地として知られるジョージアで造られているワインです。
印象的な陶器のビンは、クヴェヴリと呼ばれる同時の製造法をイメージしたもの。白ブドウを赤ワインのように果皮や種と共に発酵させている、いわゆる「オレンジワイン」の一種で、現地ではアンバーワインと呼ばれています。
しっかりしたタンニンと穏やかな酸味・辛みは、肉料理との相性が抜群。赤みのステーキはもちろん、醤油や味噌を使った肉料理とあわせてもおいしくいただけます。
バランスの良いおいしさ「E.ギガル クローズ・エルミタージュ ルージュ」
シラー100%で造られた赤ワインです。キメ細かいタンニンや果実味もあり、奥深い味わい。口当たりは甘みも感じられますが、後味はスッキリ。
バランスがよく、力強い呑み応えがありつつも呑み飽きないおいしさです。
塩コショウだけで焼いたステーキなど、お肉が主役のシンプルな料理と合わせると◎。牛肉だけでなく、ラム肉ともよく合いますよ。
ワイン初心者さんにも「ブラウン・ブラザーズ シエナ」
ミディアムボディの甘口赤ワインです。
「食事に甘口のワインを合わせるの?」と思われるかもしれませんが、甘口ワインは同じ甘じょっぱい味わいを持つ肉料理との相性が抜群。すき焼きのような醤油と砂糖を使う料理とは特に相性がよくおすすめなんです。
甘くて口当たりが良い上に、アルコール度数は6%と低め。お酒をあまり飲まない方や、ワイン初心者さんにも飲みやすいおいしさです。
よく冷やしてどうぞ。肉料理はもちろん、デザートと合わせても。
肉料理におすすすめのビール
飲みやすい味わい「ベアレン醸造所 定番ビール シュバルツ」
黒ビール初心者さんにもおすすめのシュバルツです。
シュバルツとは、ドイツの代表的な黒ビールのこと。スッキリしたおいしさとまろやかな口当たりが特徴でです。
このシュバルツも口当たりはとってもまろやか。黒ビールらしい香ばしい香りと、ほのかな麦の甘みが調和した上品な味わいです。
苦味は控えめ。後味は意外とキレがよく、スッキリしています。味の濃い料理と相性抜群。もちろんお肉ともよく合います。
「ヘルトック・ヤン グランド・プレステージ」
半年~数年間熟成させた、バーレイワインという種類のビールです。熟成させているだけあってアルコール度数も10度と高め。
ワールドビアカップで金賞を受賞しただけあって、クオリティの高い味わい。
4種類のモルトをブレンドしており、フルーティで濃厚なのが特徴。深い甘みと苦味は、他のワインやビールでは味わえないおいしさです。
まるでポートワインのような味わいは、もちろん肉料理とよく合います。バーレイワインは、ワインのように寝かせるのも楽しいお酒です。半年~10年ほど、寝かせて飲んでみるのも楽しいですよ。
ガツンとくる呑み応え「ロシュフォール10」
濃厚な味わいのビールが好きな方に飲んでほしいのが、このトラピストビールです。
トラピストビールとは、トラピスト会修道院で作られる上面発酵ビールのこと。ベルギーで造られているだけあって、クオリティの高いものが多いんです。
イチジクやプルーン、レーズンなどを思わせるフルーティな香りと、ブランデーのような濃厚な味わいが特徴。
アルコール度数は11.3%。アルコール度数の高さからくるガツンとした呑み応えは、どんな肉料理とあわせても負けません。
IPA好きさんにおすすめ「デュベル・トリプルホップ」
トリプルホップの名の通り、3種類の高級ホップが使われているビールです。
元々はスタッフのためだけに作られていたビールでしたが、あまりのおいしさに一般販売に至ったという経緯があります。
ホップの旨みと苦味が特徴。ホップの苦味はとくに強く感じられます。余韻も長く、じわーっとホップの味わいが引いていきます。IPAのビールが好きという方に、ぜひ飲んでいただきい逸品です。