イタリアワインといえば、味も値段もカジュアルで毎日ゴクゴク手軽に飲めるという印象が強いですが、一方で高級ラインも存在していることをご存知でしょうか。
同じヨーロッパ圏の高級ワインとはちょっと趣向が異なり、高級なイタリアワインはワイン通だけではなくワイン初心者にもおすすめです。
今回は、通販で買える1万円クラスの最高級イタリアワインのおすすめ銘柄8選をご紹介します。
伝統息づくイタリアワインなら「サッシカイア」
イタリアワインの中で、長年高級ワインの頂点に君臨し続けている「サッシカイア」。
ボルドーのような深い赤の風味を強く感じさせながらも、イタリアらしいカジュアルさもほのかに残したバランスのいい赤ワインです。
渋みとコクのあとにくる何とも言えない軽やかさが後をひきますね。ローズマリー香もありますから、癖のある肉と合わせるとさらに美味しく飲めます。
味の開拓者「ルーチェ デッラ ヴィーテ」
革新的でモダンな味わいのワインを求めているのなら、「ルーチェ デッラ ヴィーテ」がおすすめです。
チョコレートのような官能的な香りと深み、そこに現れるプラムのような果実味、あとからバニラが追いかけこれがすべてを統一してくれます。
唯一無二のワインではないでしょうか。
前進の手を決して緩めない「バローロ ブリッコ・フィアスコ」
歴史あるワイナリーでありながら、新たな味を追求し続け生まれた「バローロ ブリッコ・フィアスコ」。
イタリア人の気質そのままに柔らかく香り立つ優しい味が特長です。
しかしカジュアルなのかといえばそうではなく、むしろ赤らしい深みが絶妙なバランスを生み出しています。個人的には至高のイタリアワインだと感じました。
爽やかに食卓を彩る「ガヤ バルバレスコ」
イタリアワインを牽引する存在の「ガヤ」。中でも個人的におすすめなのが「バルバレスコ」です。上品な口当たりとさわやかな酸味は、食事を華やかに彩ってくれるでしょう。
「酸味を感じるワイン」というと、大体口から鼻に抜けてすっと香りが消えていくものがほとんどですが、「ガヤ バルバレスコ」は長い余韻に心地よく浸ることができます。
高級ワインでありながら、毎日飲みたくなる、ちょっと危険なワインですね。
甘めのワイン好きなら「ティニャネロ」
グラスに注ぐと美しい紫があらわれ、「早く飲みなさい」と言わんばかりに誘惑してくる「ティニャネロ」。
甘い香りに誘われ口に含むと、カシスのような酸味の中にチェリーの甘みが追いかけてきます。
かといって「あまったるい」ということはなく、ミントのようなさわやかな香りが味を引き締めていきます。食後のデザートとして飲むのもおすすめですよ。
骨太の味わい「ブルネッロ ディ モンタルチーノ アンナータ」
「繊細」というフレーズの真逆を行くイタリアワインが「ブルネッロ ディ モンタルチーノ アンナータ」です。
「イタリアワインは軽いのが美味しいんじゃないの?」って思いますよね。しかしこれを一度飲んでみてください。「骨太でがっしりとした個性を感じる」これを味わうと、自分の中にあるイタリアワインの固定概念が覆されますよ。
濃密で一筋縄ではいかないようなワインをお探しなら、「ブルネッロ ディ モンタルチーノ アンナータ」で決まりですね!
野生酵母が活きる「ポッジョ ディ ソット」
美しいガーネットのように輝くワイン「ポッジョ ディ ソット」、野生酵母のみを使用して長期間熟成されたというこのワインはとてもスマートで上品です。
どんなに繊細な味のディナーでも、その良さを壊すことなく引き立てます。
よく言えば上品、ですが少し物足りなさを感じる人もいるかもしれないですね。
農家だからこそできた味「レ・マッキオーレ パレオ・ロッソ」
農家が始めたワイナリーで造られる「レ・マッキオーレ パレオ・ロッソ」、植物のことを知り尽くすプロだからこそ生まれた味といった印象を受けました。
コーヒーのように魅力的な深みとコク、果実の濃密な味わいとシルキーな舌触り。
力強い味の中にもどこかエレガントさを感じさせる、ちょっと他ではない貴重な味だと思います。
特別な時は高級ワインを!
イタリアワインは軽くて飲んだ気がしないなぁ。なんて、安物を飲んでは思っていたものですが、こうして高級ワインを味わってみるとイタリアワインもいいもんだ!と改めて感じました。
高いワインは中々毎日飲むことはできませんが、月に1度、お給料日の贅沢やプレゼントにいかがでしょうか。
色々なおすすめ赤ワインをまとめたページもありますので合わせて参考にして下さい。シーンに合わせた記事もありますよ。
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