最近増えてきている、お寿司や手巻き寿司とワインのマリアージュ。魚介と合わせることも多いワインは、生魚と相性の良いお酒の1つです。
とくに魚の生臭さを消してくれる白ワインはお寿司と合うので、おすすめしたい組み合わせの1つ。ネタによっては赤ワインもよく合いますよ。
今回は、お寿司や手巻き寿司と相性の良いおすすめのワインをご紹介します。
お寿司に合うワイン「キュヴェ・ギョタク ヴァン・ダルザス」
日本人のために作られた、お寿司に合う白ワインです。
リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ、ピノ・グリ、ピノ・ブランを絶妙なバランスでブレンドしており、華やかな香りが印象的。
どこか純米大吟醸を思わせるフルーティさを持っており、綺麗な酸味が生魚の臭さを消し去ってくれます。米のような甘味もあるので酢飯にも合う、まさにお寿司にあうワイン!軽く冷やして飲むのもおすすめです。
キュヴェ・ギョタク ヴァン・ダルザス
定番の組み合わせ「ウィリアム フェーブル シャブリ」
生牡蠣と合うとして有名なワイン、シャブリ。フレッシュな柑橘の香りが、レモンや柚子などを絞って食べる魚介料理とよく合うんです。
しっかりした酸味と後味に来るほど良い苦味ですっきりした味わい。
レモンを振って食べることが多い貝類や、柚子を使ったお寿司と合わせるのがおすすめ。また、醤油ではなく塩で食べるネタともよく合います。
フレッシュで爽やか「アラシア ガヴィ 2018 アラルディカ 白」
イタリアを代表する有名な白ワイン、ガヴィも、お寿司とよく合うお酒です。柑橘やハーブの香りを持つガヴィは、シャブリと同じくレモンを絞っていただく料理と相性抜群!
飲み口はフレッシュでとっても爽やか。夏に飲みたい味わいです。
上品な酸味とミネラル感が繊細な味わいの白身によく合います。ヒラメなどと合わせて食べるのがおすすめです。
アラシア ガヴィ
コスパ良し! 何にでも合う「バルディビエソ ブリュット」
スパークリングワインは何にでも合うワインとして有名ですが、もちろんお寿司ともよく合います。
特にいろんなネタのお寿司を食べたいときには、スパークリングワインがおすすめ!フレッシュでキレイな泡が印象的。
リンゴやナシを思わせるみずみずしい果実味があり、口当たりはやや甘め。後味に来る苦味が全体を引き締め、スッキリした味わいを演出しています。
この値段で手に入るワインとは思えないクオリティ。デイリーワインにもおすすめです。
特別な日に「テタンジェノクターン」
様々なネタのお寿司と合わせて呑みたいというときは、シャンパーニュがおすすめ。シャンパーニュにはアミノ酸がたっぷり含まれているという特徴があります。
このアミノ酸は和食の旨み成分、昆布の出汁と同じもの。シャンパーニュが和食と相性が良いのはそのためです。テタンジェノクターンは、ノーベル賞の晩餐会で提供されたシャンパーニュ。
みずみずしい果実の風味が印象的。滑らかな呑み心地と長く続く余韻が贅沢。ゆっくり呑みたいおいしさです。ウニやイクラなど、癖が強すぎないネタとなら、どんな寿司ともよく合います。
お祝いごとやパーティなど、特別な日の一本にも。
トロと合わせて「ルイ・ジャド ソンジュ・ド・バッカス ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」
マリアージュの基本は、ワインの色とネタの色を合わせること。大トロなど、赤色をしているネタには赤ワインを合わせるのが正解です!
とくに出汁のような旨みを持つ赤ワインは、旨みの強いネタとよく合います。
タンニンがしっかりしている一本。しっかりした重めの味わいですが、いちごのような爽やかな酸味があるので飲み疲れません。
優等生な味わい「ドメーヌ・ロベール・シリュグ 赤」
様々なワイン雑誌で高評価をつけられており、知る人ぞ知る一本。いわゆる「薄旨系」と呼ばれるワインです。「キレイなワイン」と呼ぶにふさわしい、優等生な味わい。
華やかな香りと深い奥行きのある風味が印象的。穏やかな樽香と芯のある果実味が美味。和風だしのような繊細な旨みが日本の醤油とベストマッチ!
マグロやカツオとよく合います。また、甘いタレで食べるアナゴやウナギと合わせても。
フレッシュな果実味「マレノン クラシック リュベロン ロゼ」
サーモンや海老、カニなどピンク色のネタには、同じくピンク色をしているロゼワインを合わせましょう。
甘口のロゼもありますが、お寿司と合わせるなら断然辛口。ラズベリーのようなフレッシュな果実味が印象的。
柑橘のシャープな酸とレモンやハーブのような香りが、口の中をサッパリさせてくれます。
白身魚とも合う「リージョナル ピノ・ノワール ロゼ マルボロ」
白身魚とも合わせやすい、スッキリした味わいのロゼワインです。
まず驚くのが、そのたっぷりの果実味。野イチゴを思わせる甘酸っぱさと、桃のような芳醇な香りを持っています。
白ワインに似た酸味が特徴。
口当たりは上品な甘みも感じますが、味わいは意外とドライ。海老やカニなど、甲殻類ともよく合いますよ。