口当たりは甘くて飲みやすい方が良いけど、あまりべたつくのは好きじゃない……。そんな方におすすめなのが、やや甘めなウイスキー。
まろやかな飲み口と甘すぎない味わいは、チョコなどの甘いものにも、食事にもよく合いますよ。
今回は、甘すぎない! やや甘めの美味しいおすすめウイスキーの銘柄を10選ご紹介します。
クラフトビール好きさんにも「ジェムソン スタウト エディション」
黒ビール、スタウトの熟成樽でフィニッシュしたウイスキー。
クラフトビール好きさんにも、ウイスキー好きさんにもおすすめしたい一本です。飲み口はとってもミルキーでクリーミー。ビールの苦味はほとんど感じません。オイリーなのにするりと呑めてしまう軽めのボディ。
このジェムソンでしか味わえない、ミルクスタウトのような独特のニュアンスがあります。コーヒーに加えたり、ジンジャエールで割ったりと、カクテルベースにも向いています。
万人受けするおいしさ「グレンフィディック12年」
ウイスキー初心者さんにも、上級者さんにも愛されているグレンフィディック。
グレンフィディックの特徴といえば、洋梨を思わせる柔らかい甘さとフルーティさ。繊細で軽やかな味わいは、万人受けするおいしさです。
おすすめの飲み方はハイボール。炭酸水で割ることで柔らかい味わいがさらに引き立ちます。洋梨の香りが華やかにはじけ、爽やかな一杯になりますよ。
呑み応え抜群「ハイランドパーク」
「全モルトウイスキーの中で、もっともオールラウンダーで秀逸な食後酒」と名高いハイランドパークも、甘すぎないおいしさが人気の銘柄。「ヘザーハニー」と言われる特有のフレーバーで、世界中のファンをトリコにしています。
ドライな呑み心地と、シェリーの優雅で上品な味わいが印象的。厚めのしっかりしたボディは呑み応え抜群。
加水するとフローラルな香りが前に出てきて華やかになりますよ。
ほろ苦さが美味しい「グレンファークラス 25年」
あのサッチャー元首相も愛飲したグレンファークラス。フルーティな味わいと甘さとスパイスのバランスが優れていることでも知られており、世界中のウイスキー好きを虜にしています。
こちらはそんなグレンファークラスをシェリー樽で25年以上熟成させた一本。
優しい甘さもありつつ、ダークチョコレートのようほろ苦さのお陰でバランス良く仕上がっています。ゆっくり味わいたいおいしさです。
特徴的な煙と塩気「スプリングバンク10年」
個性的なウイスキーが呑みたいときには、スプリングバンクがおすすめ!グラスに花を近づけてまず感じるのが、力強い芳醇な味わい。
甘みもあるものの、特徴的な塩気があいまってややドライな印象を受けます。
煙のニュアンスも厚みがあり、口の中に余韻として柔らかく残ります。同じ煙の香りを持つ食材と相性抜群。スモークナッツや燻製と合わせて。
飲み口軽やか「カリラ」
アイラ島で作られているシングルモルトウイスキーです。なんといっても特徴なのが、ピーティーな味わいとドライでスパイシーな余韻。
スモーキーさの中にレモンやドライフルーツのような甘さも感じられます。カリラに含まれている塩気は魚料理と相性抜群!
かろやかな飲み口は、食事ともよく合います。ハイボールや水割りにしても。
カクテルベースにも「オーヘントッシャン」
アメリカンオークのバーボン樽で12年以上熟成した原酒を使用したウイスキー。
とにかく癖がなく、飲みやすい味わい。キャラメルやバニラ、トーストの香ばしい香りが印象的。柔らかくスムースな口当たりに、ほのかに甘さも感じられます。
初めてウイスキーを飲むという方にもおすすめ。他の材料の邪魔をしないので、カクテルベースにも向いています。
飲み疲れない一本「トマーティン レガシー」
飲み疲れないウイスキーを探しているなら、トマーティンレガシーがおすすめ。
口当たりがとってもマイルド。クリーミーな飲み口とモルトの甘みがまるでパンのよう。
癖がなく穏やかな味わいで、派手ではありませんがしっかりおいしい一本。どんなシチュエーションにもよく合います。
和食にも合う「ニッカ セッション ストレート」
今話題のニッカセッション。スコットランドのモルトと日本のモルトをブレンドさせたウイスキー。それぞれのモルトが良いところを引き立て合う様はまさに「セッション」。
バニラの甘い香りとリンゴの爽やかな香りに、ピート香も感じられる面白い味わい。
公式ページで紹介されている「セッション・ソーダ」もおすすめ。苦味も前に出てきて、和食ともよく合う一杯になります。
飲みやすい味わい「オルトモア 12年」
デュワーズのキーモルトの一つとして有名なオルトモア。
ノンピートモルトなので、ピート香が苦手という方でも飲みやすい味わいです。ブドウやマスカット、リンゴのようなフルーティさに、樽由来の香りがベストマッチ。
ノンピートモルトですが、少しだけ煙っぽいニュアンスも。樽のコクとビターな甘みが口の中いっぱいに広がります。