カクテルのイメージが強い「ダークラム」。
ホワイトラムとの違いは、熟成時間が長いこと。シロップのようにとろりとしていて、黒っぽい色をしています。
チョコレートやコーヒーを思わせる濃厚なコクと甘みが特徴のダークラムは、ストレートはもちろん、様々な楽しみ方ができるお酒。
甘いものとの相性も良いので、お酒初心者さんにもおすすめです。
今回は、「ダークラム」の美味しいおすすめの飲み方を紹介します。飲み方を工夫すれば、初心者でも楽しめますよ。
飲み方1 ストレート
オーク樽で熟成された濃厚なコクと味わい、芳醇な香りが特徴のダークラム。
ダークラム本来の味を楽しみたいときは、ストレートが一番です!
香りをより楽しみたいときは、グラスにこだわるのがおすすめ。
ブランデーグラスやテイスティンググラスなど、口がすぼまっているグラスを使うと、香りを余すところなく楽しめますよ。
飲むときにはグラスを手で包み込み、体温で温めて香りを立たせましょう。
おつまみは、ナッツやチョコレート、ドライフルーツが最適です。
飲み方2 ロック
ストレートとはまた違った味わいが楽しめる飲み方です。
ダークラムは濃厚なのでロックでも味が薄まりません。ブランデーやウィスキーのようにゆっくり飲みたいときにもおすすめです。
また、加水されることで味わいが変わるのも特徴。
氷が溶けていくときに出てくる、バニラのスパイシーな香りも楽しんじゃいましょう。
味が薄まるのが嫌というときは、大きな氷を使うと、氷が溶けてしまうのを防げます。
飲み方3 炭酸割り(ラム・ソーダ)
濃厚なラムを爽やかに楽しみたい! というときは、炭酸割りがぴったり!
ホワイトラムが使われることが多いラムソーダですが、ダークラムもよく合うんです。
熟成された濃厚なコクや甘みと、炭酸の華やかな口当たりがベストマッチ。
脂っぽい料理との相性も抜群です。
レモンやライムを絞ると、酸味が合わさってさらに爽やかな味わいが楽しめます。
飲み方4 ジュース割り
濃厚な風味が特徴のダークラムは、ジュースで割るとぐんと飲みやすい味わいに!
甘いジュースとよく合うので、お酒初心者さんにもおすすめです。
とくにコーラ割りは「ラムコーク」として居酒屋などでも親しまれています。
他にもジンジャーエールやオレンジジュースなどともよく合います。
使うジュースに迷ったときには、南国の果物と合わせてみるのもおすすめ。
パイナップルやパッションフルーツとは相性抜群。夏にもぴったりのおいしさです。
飲み方5 牛乳割り(ラム・ミルク)
甘いものが好きな方には、牛乳割りがおすすめ。
ダークラムの甘みと牛乳の甘みがベストマッチ。ホットで作ればナイトキャップにもぴったりです。
砂糖やはちみつを加えたり、生クリームを添えたり、シナモンを加えるなど、アレンジがしやすいのも嬉しいところ。
牛乳を豆乳やココナッツミルクで代用するのもおすすめです。
飲み方6 コーヒー
コーヒーリキュールがお好きな方にとくにおすすめしたいのが、ダークラムのコーヒー割り。
コーヒーの香ばしさとダークラム独特の香りがよく合い、癖になるおいしさです。
お酒に強くない方は、コーヒーにダークラムを少し垂らすだけでも良い香りが楽しめます。
無糖でさらりと楽しむのはもちろん、ガムシロップなどの甘みを足しても◎。
チョコレートやココアを加えたり、黒糖を足すのとまた違った味わいになります。
飲み方7 お湯割り(ホット・バタード・ラム)
寒い冬の日には、ダークラムのお湯割りはいかが?
ダークラムはホットにすると芳醇な香りがさらに広がり、美味しくいただけます。
ナツメグやクローヴ、シナモンなどのスパイスとの相性も抜群。いろんな飲み方ができるのも良いですね。
また、お湯割りに砂糖とバターを加える「ホット・バタード・ラム」は、イギリスの家庭で玉子酒のように親しまれている飲み方。
身体がほっと温まります。
飲み方8 カクテル
ダークラムはカクテルにも大活躍。味の濃い材料と合わせても負けない個性が魅力的。
ホワイトラムとは違った良さがあります。
有名なカクテルとしては、コーラとライムを合わせた「キューバ・リバー」やパイナップルジュースとソーダで割る「モンキーズ・ポウ」があげられます。
柑橘系との相性が良いので、オレンジやライムと合わせておけば間違いありません。
チョコレートや生クリームとの相性も◎です。
飲み方9 ラムレーズンに
そのまま食べても、お菓子作りに使ってもおいしいラムレーズン。
レーズンに負けない風味を持つダークラムは、ラムレーズンを漬けるのにぴったり。とくに、濃い味のラムレーズンを作りたいといkにおすすめです。
作り方もとっても簡単。消毒した瓶にラム酒とレーズンを入れるだけ。あとは漬けておけば、1日~1週間ほどで食べられます。
ビンをしっかり消毒しておけば、半年~1年は保ちます。
ラムレーズンを漬けたあとの汁も、捨てずに活用しちゃいましょう!
バニラアイスにかけたり、焼き菓子の生地に混ぜ込むと、ラム酒とレーズンの香りが同時に楽しめる絶品スイーツができます。