焼酎は好きだけどこれからの季節はすっきりと飲みたい。そんな方におすすめなのがソーダ割りです。定番のロックや水割りもいいですが、たまには違う飲み方をしてみても面白いですよ。
そこで今回は、蒸し暑くなるこれからのシーズンにぴったり!「ソーダ割りに合う焼酎」おすすめ8選をご紹介します。麦・芋と分けて紹介するので、焼酎の好みと合わせ参考にしてみてください。
「麦焼酎」ソーダ割りに合うおすすめ5選
スモーキーな香りを楽しめる「薩摩酒造 神の河 樽熟成」
薩摩酒造の樫樽で3年以上寝かせた「神の河」です。
とても香り高い焼酎で、最初にバニラのような甘い香りが抜けて、その次に麦の鼻に抜けるような香りが続きます。
余韻も長く芳醇な味わいで後を引くので、ソーダ割りにすることで大変飲みやすくなります。
すっきりとした味わい「黒木本店 麦焼酎 中々」
甕でじっくりと仕込んだ特別な焼酎「中々」。麦の香りが上品でしつこくないです。
口当たりも軽く、味、香り、後味、どれもとっても全体的に軽やかで大変飲みやすい焼酎です。
水割りにするよりもソーダ割りにした方が、より麦の香りが口の中に回るのでおすすめです。
その名の通り「おこげ 麦焼酎 大分県 老松酒造」
原料に裸麦も使用し唯一つの味を持つ「おこげ」。本当に麦の香りがすごいです。
味は甘めなので飲みやすいくてついつい飲みすぎてしまいそうになるほど。
麦の香りが好きな人には是非とも飲んでいただきたい1品です。割ることにより不思議な口当たりになるので試してみてください。
独特な香りが売りの「天領 麦焼酎 天真」
飛騨の長期本格樽熟成の「天真」。天真には他にも米、そばと少し変わったバリエーションがありますが、ソーダ割りにするなら断然こちらがおすすめです。
シェリー酒の古樽で熟成された独特な風味を持ったお酒です。軽い口あたりでのどにスーッと入ってきます。
少し香りに癖がありますが炭酸で割ることでライトに、よりフルーティーにしてくれて飲みやすくなります。
定番ブランドの力作「いいちこ スペシャル 麦」
今までとは違う酵母を使い丁寧に仕上げた「いいちこスペシャル」。
見た目から普段よく見るいいちことは違いますが、味もやはり違います。いいちこはいろんな種類がありますが、ソーダ割りにはこれが一番合うと思います。
すっきりとした味わいはそのまま香りが違うので一度試してみる価値はありますよ。
「芋焼酎」ソーダ割りに合うおすすめ3選
バランスがとれた「赤兎馬 芋焼酎」
鹿児島特有のシラス台地で天然濾過された水を使用した「赤兎馬」。
芋の香りもしっかりありますが、どこか洋酒のような雰囲気のある赤兎馬。
後味もすっきりしていて男女ともに受けのいいお酒です。割って飲むことにより口にした時により芋の香りを楽しむことが出来ます。
甘口で飲みやすい「大海酒造 芋焼酎 海」
ボトルの青も美しく女性受けのいい「海」。甘口で芋特有の臭みがないので芋焼酎が苦手な方でも飲めると評判のお酒です。
ソーダ割りにすることでさらに飲みやすく、ケーキなどをつまみにしても美味しく飲める、女子会などにも向いている焼酎です。
コクがありガツンとくる「西酒造 天使の誘惑」
樫樽とシェリー樽に長期貯蔵され複雑な味を醸し出す「天使の誘惑」。
今まであげた焼酎の中で1番強い40度のお酒です。
芋特有のコクと甘みが強く、ちびちびと味わって飲むのも最高ですが、炭酸で割っても美味しいです。ピリッとした辛さの中にしっかりとした甘みを感じられます。
「ポイント」を抑えるだけで味が変わる
ソーダ割りってただ炭酸で割るだけだと思っていませんか?しっかり手順とポイントを押さえて作るソーダ割りはまた格別ですよ。
バーテンダーが作ってくれる味を自宅で簡単に出来るので是非試してみて下さい。
炭酸水にこだわる
炭酸水の種類にも割り材に合う、合わないがあります。焼酎の割り材として使用するにはミネラル分が少なく、炭酸が強い物がおすすめです。
なので天然炭酸水などにこだわる必要はありません。人工の炭酸水は価格も安価なものが多くてお財布に優しいのも嬉しいところ。割り材に使用するには最適というわけです。
沢山ある炭酸水の中で特にソーダ割りに向いている炭酸がありますので紹介します。
どこにでも置いてある割り材NO.1「WILKINSON」
お酒の割り材としても有名な「WILKINSON」。以前は鉱山水でしたが、今では人工の強炭酸になっており、キレの良さはピカ一です。
炭酸の気が長く抜けないのも、ソーダ割りには最適です。「WILKINSON」は柑橘系との相性が良いのでおすすめです。
クリアで爽快な「サンガリア 伊賀の天然水 強炭酸水」
先程人工の炭酸水が割り材としてはいいといいましたが、こちらは鉱水を使用していますが、ミネラルが少なく、またクリアで強い炭酸が楽しめます。
炭酸が抜けても変な味がせず、水自体が美味しいので割り材としてだけでなく単体で飲むのもでおすすめです。
キメの細かい炭酸がクセになる「VOX 強炭酸水 プレーン」
こちらの「VOX ヴォックス」は他の製品と比べても非常にキメが細かく、焼酎の香りをまろやかに感じさせてくれますが、炭酸自体の刺激は強いです。
フレーバーも豊富で自分好みの味に強炭酸のまま変えれるのも嬉しいところです。シリカという種類はミネラルを含んでいますので、他のフレーバーがおすすめです。
ガツンと来る刺激が堪らない「強炭酸水 KUOS」
キメが荒くそのまま飲むには少し強すぎる感が強いですが、割り材にすることで本領を発揮します。
水が澄んでいるので刺激が強くても後味は爽快で、清々しく感じます。強いソーダ割りを求めている方にはイチオシです。
「作り方」美味しいソーダ割りのレシピ
用意するもの
・炭酸水
・氷(透明度の高い市販のものが好ましい)
・グラス
・マドラー
作り方
- 焼酎・炭酸水・グラスは冷蔵庫でよく冷やしておきましょう。
- グラスに氷を入れますが氷は小さい物から入れましょう。
入れるときにあまり隙間が出来ないにグラス一杯に入れましょう!
氷を入れたら数回マドラーでステアして、グラスと氷を馴染ませてましょう。
※ここで適当に氷を入れてしまうと味にばらつきが出来てしまいます。 - お好みの焼酎を入れます。この時、焼酎1:炭酸2の割合になるように注意して入れます。
焼酎を入れたらここでも軽くステアしてあげましょう。これをすることでまろやかでふくらみのあるソーダ割りになります。 - 最後に炭酸を注ぎますが、炭酸はグラスの縁を滑らすように丁寧に注ぎましょう!炭酸を入れたら、一度だけステアすれば完成です。
少しだけ手間はかかりますが、特別なものを用意する必要もないので、是非一度試してみて下さい。
今まで自分で作っていたソーダ割りとは一味違いますよ!
色々なおすすめ焼酎をまとめたページもありますので合わせて参考にして下さい。飲み方別の特集もありますよ。
ジャンル別おすすめ焼酎特集