じゃがいも焼酎を知っていますか?
その名の通りじゃがいもを使った焼酎で、今注目されつつある焼酎なんです。
芋焼酎よりも癖がなく、米焼酎や麦焼酎よりもアルコールっぽさがないのが特徴です。
じゃがいも焼酎を最初に作った札幌と、芋焼酎で有名な長崎産が有名です。
ここではじゃがいも焼酎のおすすめ銘柄を9本選びました。
それぞれの味の特徴も合わせてご紹介します。
迷ったらまずはこれ!「北海道 清里 じゃがいも焼酎 25度」
清里焼酎は、日本初のじゃがいも焼酎として知られています。清里町で作られたじゃがいもを使っており、白麹で仕込まれています。
ほのかにポップコーンに似た甘みがあります。優しい味わいが特徴で、まろやかな口当たりです。
芋らしい香りがほのかにしますが、芋焼酎ほどの癖はありません。
芋焼酎が苦手な方はロックや水割りで、芋焼酎が好きな方は香りがより引き立つお湯割りがおすすめです。
マイルドな味わい「札幌酒精 本格じゃがいも焼酎 喜多里」
北海道のメークインを使って造られたじゃがいも焼酎。
「本格焼酎といえば九州」という通説を覆したい! という一心で焼酎を造り続ける札幌酒精というメーカーが作っています。
同じ名前の焼酎に昆布を使ったこんぶ焼酎などもあり、なかなか挑戦的な焼酎を作っている印象です。
口に含んだ瞬間、じゃがいもの風味と甘みを感じます。
マイルドな味わいで、ストレートでもゴクゴク呑めてしまうおいしさ。
普通の焼酎に飽きた方にもおすすめです。
スッキリした飲み口「本格じゃがいも焼酎 北海男爵」
北海道特産の男爵芋を使って造られたじゃがいも焼酎。
スッキリした飲み口と、キレの良い味わいの中にじゃがいもらしい風味があり、男爵のホクホクした食感を思い出します。
おおらかでまろやか、どこかほっとする味わいです。
飲みやすい味わい「じゃが芋焼酎 じゃがたらお春25度」
「じゃがたらお春」とは、長崎で生まれたイタリア人と日本人のハーフの少女です。
鎖国令によって日本を離れざるおえなかった彼女は、ジャカルタから日本へ「じゃがたら文」で知られる手紙を送りました(諸説あります)。
そんな少女の名を冠した長崎のじゃがいも焼酎は、スッキリしつつもまろやかで、とても飲みやすい味わい。
ロックでも水割りでも、どんな飲み方でも美味しくいただけます。
お土産にもおすすめ「ひぐま じゃがいも焼酎」
ドアップのひぐまのラベルが印象的なじゃがいも焼酎。
ひぐまのラベルは北海道限定ボトルなので、お土産にもおすすめです。
じゃがいもらしい甘さが特徴。焼酎らしい力強さもありながら、まろやかな味わいもあり、ストレートでもどんどん飲めてしまうおいしさです。
ひぐまのラベルにあわせて、熊肉と合わせるのも楽しいですよ。
飲み比べも楽しい「百姓百作 番外編 じゃがいも」
あの「明るい農村」が作ったじゃがいも焼酎。
「百姓百作」は芋の品種の個性を楽しむためのシリーズなのですが、今回の番外編ではじゃがいもを使っています。
栓を開けると、じゃがいもをふかしたときの香りがします。
芋に比べると独特の香りが控えめで、呑みやすいのが特徴。
百姓百作シリーズを集めて、飲み比べするのも楽しいですよ。
とてもフルーティ「せいだ(じゃがいも)焼酎 芋大明神」
歴史の古いせいだ(じゃがいも)焼酎。山梨県の焼酎です。
山梨県上野原市の龍泉寺に祀られているじゃがいもの神様「芋大明神」にちなんだものなのだそうです。芋大明神は度重なる飢饉から村人を救った神様なのだとか。
フルーティな味わいで、爽やかな呑み心地。飲みやすい味わいです。前割りと炭酸割りがおすすめ。
あっさり爽やか「泡盛 久米仙酒造 じゃがいも焼酎 ぽてちゅう」
沖縄本島から東に360㎞離れたところにある北大東島。
北大東島で作られているニシユタカは、ねっとりした食感とほんのりした甘みが特徴のじゃがいもで、北大東島の特産品の一つです。
じゃがいもは、小さいものや形の悪いものは規格外となってしまいます。味は変わらないのに商品としてだせないのはもったいないですよね。
それらをどうにか利用できないかと考えた末に生み出されたのがこの焼酎なんです。
芋の甘さがありつつも、ニシユタカらしいあっさりした味わい。
フルーティな香りもあり、炭酸で割れば夏も爽やかに楽しめます。
癖になる味と香り「じゃが芋焼酎こもちんち 25度」
群馬県渋川市産のじゃがいもを使った焼酎です。
口当たりの良さが特徴。独特の香りはありますがかなり控えめで、飲みやすくなっています。
かなりドライな口当たりで、のど越しは心地よく、後味はすっと消えていきます。
飲みやすいのに個性的な味わいに、あなたもハマってしまうかも?
ストレートやロックの他、炭酸やジュースで割るのも飲みやすくなっておすすめです。
20度もあるので、そちらもどうぞ。飲み比べも楽しいですよ。