鹿が描かれたラベルが印象的なスコッチウィスキー、「グレンフィディック」。
グレンフィディックとは、ゲール語で「鹿の谷」という意味です。
世界で最も売れているモルトウィスキーと呼ばれており、国際的な酒類のコンペティションで高評価を獲得している逸品です。
日本でも簡単に手に入れることができ、価格もお手頃。しかも飲みやすい味わいのため、シングルモルトウィスキーを始めて飲むという方にもおすすめなんです。
今回はそんなスコッチウイスキー「グレンフィディック」の美味しい飲み方をご紹介。まだ呑んだことがないという方も、これを機に買ってみてくださいね!
飲み方1 ストレート
グレンフィディッククそのままの味を楽しみたいなら、やはりストレートがおすすめ。
ショットグラスに注ぎ、ちびちび舐めるように呑むのが一番おいしいと言われています。
グレンフィディックは洋梨を思わせる甘い香りが特徴。
口当たりが良く、口に含むと滑らかな舌触りを感じます。
青りんごやはちみつのような甘みだけでなく、しっかりした苦味もあり意外とスッキリした印象。後味には樽のニュアンスも感じられます。
癖がないので飲みやすく、ウィスキー初心者さんにもおすすめですよ。
チェイサーを準備して楽しもう!
ウィスキーのような度数の高いお酒を呑むときは、チェイサーを用意するのがベターです。
ウィスキーの間にちょっとずつ水やお茶などのノンアルコール飲料を飲み、口の中をすっきりさせましょう。
レモンを落とした炭酸水もよく合いますよ。
飲み方2 加水して
加水すると香りや味わいが開くことが多いウィスキー。
グレンフィディックも数滴加水すると香りや味が変わります。
花の香りが強くなり、甘みも前に出てきます。
はちみつとクリーミーさも一気に強くなり、口当たりもますます滑らかに。
水を数滴加えるだけでぐんと飲みやすくなるので、ストレートでは飲みにくかったというときにも試してほしい飲み方です。
飲み方3 トワイスアップ
トワイスアップとは、ウィスキーに常温の水を加える飲み方のこと。
味や香りが開くので、プロもテイスティングのときに使う飲み方なんですよ。
トワイスアップはウィスキー1:水1で割るのが定番。
数滴加水した時よりも甘みが前に出てきて、よりまろやかな味わいになります。
逆にアルコールの匂いや苦味は控えめになり、飲みやすいおいしさに。
グレンフィディックの甘みをより感じたいときにおすすめです。
飲み方4 ハーフロック
トワイスアップに氷を入れると、ハーフロックと呼ばれる飲み方になります。
加水したときのまろやかさや甘みに氷の冷たさが加わり、さらに飲みやすい味わいに。
アルコールの匂いが控えめになるので、常温だと飲みにくいと感じたときにもおすすめしたい飲み方です。
元々癖がなく飲みやすい味わいのグレンフィディックは、ウィスキーと水1:1で割ったハーフロックにすると少し薄めに感じることも。
ウィスキーを少し多めにすると美味しくいただけます。
飲み方5 ロック
ゆっくり楽しみたいというときはロックがぴったり。
甘みが抑えられ、苦味が前に出てくることでスッキリした印象に。
冷やされることでアルコールが感じにくくなり、飲みやすくなります。
ロックを長く楽しみたいときは、「ランプオブアイス」という、丸い氷を使うのが良いですね。
できるだけ表面をなめらかにし、大きめに作るのがコツ。氷が溶けにくくなります。
飲み方6 ハイボール
さっぱり呑みたいときはハイボールが一番!
炭酸の口当たりとフレッシュさが加わり、軽快な飲み口。ウィスキーが苦手という方にもおすすめしたいおいしさ。
グレンフィディックの甘みを引き立てながらも爽やかな味わいになります。
氷をたっぷり使い、炭酸を注いだら混ぜすぎないのがおいしく作るコツ。
レモンやライムを絞るのも◎。ジャンクフードにもよく合います。
飲み方7 ジュース割り
グレンフィディックはジュースともよくあいます。
とくに柑橘系のフルーツと相性が良いので、オレンジジュースやグレープフルーツジュースで割ると爽やかな飲み物になりますよ。
また、ハイボールがよくあうグレンフィディックは、炭酸のジュースともよく合います。
ジンジャエールやサイダーなど、味が濃すぎないジュースと合わせるのが良いですね。
特にジンジャエールとの相性は抜群。レモンやライムを絞れば極上の一杯になりますよ。
飲み方8 カクテル
グレンフィディックは、カクテルベースにもぴったり。
癖がないことに加え、柑橘系のフルーツとも相性が良く、どんなカクテルでも美味しく作れます。
レモンやオレンジを使うカクテルは、一度は試してほしいおいしさ。
「ジョンコリンズ」や「ハイランドクーラー」などに使えば、さっぱりと夏にもいただけるカクテルになります。
また、はちみつの香りがあるグレンフィディックは、ドランブイと合わせる「ラスティネイル」もおすすめ。
ハーブの香りとグレンフィディックの香りがよく合います。