誕生日など、記念日の定番であるステーキなどの肉料理。赤ワインとのマリアージュが有名ですが、実は相性の良い白ワインもあるんです!
脂の多い部位のステーキや和牛には、赤ワインよりも白ワインの方がよく合います。今回は、ステーキなどの肉料理に合うおすすめ白ワインを紹介します。
きりっと酸味のある白ワインや、ボリュームがあるもの、シャンパーニュなど肉料理に合う白ワインなどをご紹介します。
凝縮された果実味「シャブリ・グラン・クリュ・特級・ブーグロ」
ステーキと合わせたいときは、最上級の白ワインを選ぶとはずれがありません。このシャブリ・グラン・クリュも芳醇でふくよかな味わい。
ぎゅっと凝縮された果実味と、溢れんばかりのはちみつやヘーゼルナッツ、スパイスが印象的。酸味が口の中をさっぱりさせてくれるのも良いところ。
お肉のパワフルな味わい、脂っぽさにも負けないボリュームがあります。
奥深い味わい「シャトー・ドルシュヴィール リースリング」
脂身が多いお肉には、酸味があるリースリングもよく合います。
辛口のリースリングはスッキリした酸味が特徴ですが、長期熟成させると酸味が丸くなり、奥深い味わいになりますよ。
シャトー・ドルシュヴィールは、除草剤や化学肥料を使用しない、決して補糖をしないなど、こだわりを持ってワインを造り続けているシャトー。クオリティの高い一本です。
まったり濃厚「プラネタ・シャルドネ」
樽熟成したシャルドネも、ステーキとよく合う白ワイン。どっしりした飲み口、乳製品を思わせるまろやかな味わいは、お肉の脂身とよく合うんです。
プラネタ・シャルドネは超濃厚なシャルドネとして知られた一本。リッチで濃厚な果実味と、バニラやナッツを思わせるたっぷりした旨みとコク。
ほんのり香る樽のニュアンスも見事です。
酸味イキイキ「ジョセフ ゲヴェルツトラミネール」
ゲヴェルツトラミネール100%の辛口白ワインです。イタリアで造られているだけあって、奥深く繊細な味わいながらもどこかフレンドリー。
辛口の中にも甘さを感じられる口当たり。フルーティな果実味の甘さがイキイキとした酸味を引き立てています。
温度を低めにするとさらに飲みやすい味わいに。食事と合わせても、食前酒として単体でいただいても。
芳醇でふくよか「ヴィルム・ゲヴュルツトラミネル・レゼルヴ」
アルザス地方で唯一フランスミシュラン3つ星を獲得した名門ワイナリーの白ワインです。豊かでふくよかな味わい。余韻はスパイシーで個性的。酸味は控えめで、甘みと苦味のバランスも◎。
品がある香りと味わいは、がっつりした肉料理と合わせても負けません。こちらも食前酒から主菜までこなせる一本です。
カレーなどスパイスを使った料理や、癖の強いチーズと合わせても。
ちょっぴり個性的「ブルゴーニュ シャルドネ クロ ド ラ シャペル」
ロバート・パーカー氏からも高得点を得たワイナリーの白ワインです。まず感じるのは樽香とミネラル感。あとからキリッとした輪郭の酸味とパイナップルやリンゴのフルーティさが味わいに複雑さをプラスしています。
余韻に感じる苦味も◎。口当たりは良く旨みとコクもしっかりある、ちょっぴり個性的ですが飲みやすい味わいです。
どんな料理とも!「グラシオ エ シー ブリュット ミレジム」
骨太な味わいと繊細な泡がおいしいシャンパーニュです。乾杯に用いられることが多いシャンパーニュですが、実はどんな食事とも合わせやすいワインの1つ。
複雑な工程を踏んで造られたシャンパーニュは、旨み成分であるアミノ酸が豊富に含まれています。
しっかりした味わいのものを選べば、ステーキなどの肉料理から和食まで、どんな料理ともよく合いますよ。
濃厚で芳醇「エグリ ウーリエ エクストラ ブリュット V.P」
70ヵ月も熟成させたシャンパーニュです。穏やかな泡と、長期熟成ならではの複雑な香りと味わい。甘味すら感じるフルーティさと蜜感がありますが、味わいはかなりドライ。
ナッツやマッシュルームのニュアンスも感じられます。濃厚で芳醇な味わい、たっぷりした複雑な旨みが、肉の旨みや脂とよく合います。赤身が多い部位と合わせて。
呑み応え◎「”ウィマーラ” ピノグリ ニューサウスウェールズ」
白ワインを使い、赤ワインと同じ製法で造られているオレンジワインも、お肉とよく合うワインです。
オレンジワインは白ワインの爽やかさや飲みやすさに赤ワインの呑み応えが加わり、まさに良いところ取りのおいしさです。
洋梨や桃の香りとリンゴを思わせる酸味に旨みとコクが加わり、お肉の味わいにも負けません。冷やしたりせず、常温でいただくのがおすすめです。
とろける口当たり「ヴァジアニ・カンパニー マカシヴィリ・ワイン・セラー キシィ」
ジョージアの代表的な品種であるキシを、伝統的なクヴェヴリ醸造で仕上げたオレンジワイン。サクラアワードにて最高賞を受賞したこともある、本格的な味わいの一本です。
桃やアーモンドを思わせる香りと、ショウガのようなスパイシーなニュアンスが印象的。とろりとした口当たりに思わずうっとり。