定番のワインのおつまみ、サラミや生ハム。ワインと合う生ハムやサラミは、難しい調理が必要なく、そのまま食べられるのも嬉しいところ。
お肉なので当然赤ワインが合いますが、白ワインやロゼワインを合わせても、また違ったマリアージュが楽しめておすすめです。
今回は、生ハムやサラミと相性の良いワインをご紹介します。
コクのある甘み「ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ・ドルチェ/カンティーナ・ディ・ソリエーラ」
ガツンと塩気の効いたサラミや、脂がしっかりしている生ハムと合わせる時は、ランブルスコを合わせるのがおすすめ!
ランブルスコはイタリアの赤微発泡ワインで、バランスのとれたフルーティな味わいが特徴。
度数も低いため、アメリカでは「大人のコーラ」と呼ばれ親しまれているんだとか!辛口と甘口がありますが、サラミや生ハムには甘口を合わせるのがおすすめ。
コクのある甘みがサラミや生ハムの旨みと調和します。
ふくよかな果実味「カリテラ・レセルヴァ・シャルドネ」
口の中をスッキリさせてくれる白ワインも美味しいですが、コクのある白ワインを選んでお肉の脂の甘みを引き立てるのも良いですね。
樽で熟成させた、果実味がふくよかなシャルドネを合わせると、素敵なマリアージュが完成します。
コクとミネラル感のある、バランスの良い味わい。酸味が穏やかなので、酸っぱいワインが苦手な方にもおすすめです。
キュートな味わい「キャンティ マレンキーニ」
キャンティは赤いベリー系の香りと味わいが可愛らしいワインに仕上がるのが特徴です。こちらもキュートな味わいが印象的な一本。口当たりが良く、さらりと呑めてしまいます。
軽すぎないボリューム感は、生ハムやサラミとの相性抜群! 生ハムのサラダからサラミを乗せたピザまで、どんな軽さの食事にも合わせられますよ。
肉料理と合わせて「シェンク イタリア カポラボーロ キャンティ」
ミディアムボディの赤ワインです。黒コショウとタバコの香りが印象的。飲み口にみずみずしい果実味を強く感じます。
酸味も強すぎずスパイシーで、果実味もありキャンティらしい癖が適度に楽しめる一本。
適度な重みがあるので、サラミや生ハムだけでなく様々な肉料理と合います。ミートソースや赤身の肉料理、香辛料が効いた料理と合わせるのもおすすめです。
デイリーワインにも◎「フレシネ ミーア」
イベリコ豚で有名なスペインのワインも、サラミや生ハムとよく合うワインを多く作っています。
特にスペインを代表するブドウ品種テンプラニーリョは、サラミや生ハムと相性抜群!
初めて生ハムやサラミと合わせるなら、まずは樽熟成していない、軽めのテンプラニーリョを合わせるのがおすすめ。
雑味がなく、飲みやすい味わい。主張しすぎず食事のおいしさを引き立ててくれますよ。同じく軽めの生ハムとの相性は抜群です。
しっかりした骨格「マルケス・デ・リスカル リスカル・テンプラニーリョ」
軽めのテンプラニーリョに物足りなくなったら、樽熟成してあるこちらのテンプラニーリョはいかが?
アメリカンオーク樽にて樽熟成させた、フルボディの赤ワインです。酸味やタンニンは控えめで飲みやすい味わい。
しっかりした骨格を持つこちらのワインは、スパイシーなタイプの生ハムや、塩気の強いサラミと合わせるのがおすすめです。
ゴクゴク呑めちゃう「ランブルスコ・サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ・セッコ」
ランブルスコ・サラミーノ種100%で造られているワインです。
イタリアのグルメ雑誌「ガンベロ・ロッソ」で最高評価を10年連続で受賞していることでも知られており、イタリアだけでなく世界中で愛されています。
こちらは中辛口のスパークリング赤ワイン。スミレやバラを思わせる香りと、イチゴのような果実味が印象的。
タンニンが少なく飲みやすいので、ゴクゴク呑めてしまう一杯です。
スッキリ爽やか「ヴィニデルサ・ドゥーシェ・シュバリエ・ブリュ」
シャンパンと同じ製法で造られた、スペインのスパークリングワインです。口の中をすっきりさせてくれる辛口の白ワインも、サラミや生ハムとよく合うワインです。
果実実がしっかりあるため、辛口ですが甘みも感じられる優しい口当たり。
強めの泡とコクのある後味も印象的。これにより、口に残ったサラミや生ハムの塩気や脂を洗い流してすっきりさせてくれますよ。キンキンに冷やしてどうぞ。
優しい花の香り「タラモンティ・トラボケット」
魚のウロコのような柄のラベルが印象的な白ワインです。インターナショナル・ワイン・チャレンジを初めとして様々な賞を受賞しており、お値段以上のクオリティ。
辛口のワインですがリンゴやナシを思わせる香りがあり、甘みも感じられる口当たり。
コッパなどのスパイシーな生ハムと合わせるのがおすすめ。脂の甘みとスパイスの香りに、優しい花の香りがよく合います。
冷やして飲むと爽やかな酸がより引き立ちますよ。