焼酎の原料として有名なのは、芋、麦、米、そばでしょうか。しかし、焼酎は意外と原料の幅が大きいお酒！
野菜やスパイスなど、世界にはたくさんの美味しい焼酎がありますよ！今回は、プレゼントにピッタリな一風変わった珍しいおすすめの焼酎をご紹介します。
贈り物にすれば、「こんなお酒もあるんだ！？」と驚いてもらえること間違いなしです！
わさびの刺激！「山葵焼酎 わさび」
全国3位の山葵の産地、島根県。清流日本一ともなった高津川の上流で作られたわさびを原料に、米麹と米を加えて仕上げました。
わさびならではのツーンとした香りと辛さが印象的。わさびの辛さとフレッシュな風味が口いっぱいに広がります。
原料がわさびなだけあって、魚と相性抜群！ロックのほか、焼酎にきゅうりを入れて飲む河童割りもおすすめです。
ふきのとうのほろ苦さ「ばっけ ふきのとう焼酎」
「ばっけ」とは、秋田弁でふきのとうのこと。実はふきのとうは秋田県の県花。現地では食卓に根付いた山菜なんです。
ふきのとうのほろ苦さと香りがマイルドに楽しめる一本。ふきのとうの焼酎に米焼酎と甲類焼酎をブレンドしており、苦いだけではなく飲みやすい味わいに仕上げています。
山菜の天ぷらと合わせたり、ロックや水割りにすればお肉ともよく合います。
優しい甘み「牛乳焼酎 牧場の夢」
牛乳と温泉水とお米を発酵させて作られた牛乳焼酎。牛乳を思わせるまろやかな口当たりが特徴のお酒です。
ミルクの匂いがとても個性的。口にじんわり広がる牛乳の旨みがたまりません。
冷やして飲むと牛乳の甘みがさらに楽しめるので、冷蔵庫で冷やしてストレートやロックがおすすめ。牛乳割りやココア割りも向いています。スイーツによく合うお酒です。
フルーティなにんじん「人参焼酎 珍（めずらし）」
九州産人参を原料に作られた、名前の通り珍しいにんじん焼酎。β-カロテン・食物繊維が豊富に作られた九州産にんじんを余すところなく味わえる一本です。
研醸焼酎は、レモネード梅酒、完全焙煎麦焼酎など、意欲的なお酒を造り続けている焼酎蔵。
フルーティで爽やかな香りと、にんじんならではの甘みも感じる飲み口。にんじんの青臭さはほとんどなく、すいすい呑めてしまいます。
サラダみたい！「萵苣(ちしゃ) レタス焼酎」
萵苣 （ちしゃ）とは和名でレタスのこと。瓶一本に約6個分のレタスが入っているレタス焼酎です。
口当たりはとっても穏やか。フレッシュなレタスならではのサラダのような風味が印象的。そこにほのかな甘みと喉ごしの良さがあいまって、飲みやすい味わい。
ロックや炭酸割りがおすすめ。癖のない優しい味わいは、焼酎にあまり慣れていない方にもおすすめです。
シイタケの旨み広がる「いわきゴールド椎茸焼酎 原酒」
いわきの椎茸を使用したしいたけ焼酎。アルコール度数25%の「親子幸」と38%の「原酒」がありますが、何かが割って飲むならより風味が強い原酒がおすすめ。
意外にも出汁の風味は控えめ。じゅわっと広がるシイタケの旨みがたまりません。
ロック、お湯割り、水割りとどんな飲み方でも美味しくいただけます。
じんわり美味い「花の露 朝の雫 アロエ焼酎」
清酒作りに用いる米をベースに、アロエを原料に作られた焼酎。
アロエと山田錦の甘く優しい風味が特徴。少しだけ感じる苦味も良いアクセントになっています。派手さはありませんがじんわり美味い一本です。
アロエの力でおなかに優しいのも◎。牛乳割りやカルピス割りにするのもおすすめです。
飲み口爽やか「草笛 トマト焼酎」
米・トマト・米麹を使用したトマト焼酎。信州の高原で育ったトマトの旨みをたっぷり閉じ込めた一本です。
米の優しい甘さと野菜特有の爽やかさが印象的。焼酎の臭さは控えめ。癖がなく、口当たりもまろやかで飲みやすい味わいです。
おすすめの飲み方は、炭酸割りやビール割り。お肉などの油っぽいものともよく合います。
スッキリした飲み口「本格こんぶ焼酎 喜多里」
ここまで珍しい焼酎をご紹介してきましたが、なんとこんぶを使った焼酎もあるんです！北海道産の原料にこだわり、生産者の顔が見える「安心・安全」にこだわった一本。
北海道で育ったこんぶの旨みと香り、凝縮された旨みが特徴。こんぶらしい豊かな香りも印象的です。
スッキリした飲み口は、どんな食事とも合わせやすいおいしさ。水割りやお湯割りにして、食中酒にするのがおすすめです。
どんな食事とも合う！「北海道 清里」
1975年北海道清里町で誕生した、日本初のじゃがいも焼酎。この焼酎を生み出した北海道清里町は、じゃがいもの産地として知られています。
「食事をより美味しく」をコンセプトに作られており、ストレートからロック、カクテルまで幅広い楽しみ方ができます。クリアな飲み口が印象的。
煮崩れないことで有名なじゃがいも「メークイン」を使っており、柔らかい口当たりとじゃがいもらしい旨み、甘みが特徴です。芋焼酎ともまた違う、独特の味わいに癖になってしまうかも？