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個人的におすすめな「ジン」6銘柄の味や香りの違いを比べてみた!

個人的におすすめな「ジン」6銘柄の味や香りの違いを比べてみた!

おしゃれなボトルが多く、これを飲めるとなぜだかおしゃれに見える「ジン」。

元々はオランダで生まれ、現在主流のジンはイギリスで広く飲まれている「ドライジン」です。

主にカクテルベースとして人気の「ジン」ですが、そのまま飲んでもおいしいものも多く、味や香りは銘柄によって違いがあります。

今回は、個人的におすすめな「ジン」6銘柄の味や香りの違いを比べてみました。

「ジン」の特徴や味について

ジン
ジンは一度蒸留したあと、「ねずの実」をはじめとした様々なボタニカル(ハーブやスパイスのこと)を加え、もう一度蒸留し作られます。

ジンの最大の特徴は「使用するボタニカルで味や香りが変わる」というところですね。

銘柄によって香味が大きく異なるのは、この「ボタニカルの違い」によるところが大きいです。

「ジン」の味について

ジンの味
現在一般的に広く飲まれている「ドライジン」は、その名の通り辛口であっさりしているのが特徴です。

似ているお酒としてよく「ウォッカ」の名が挙げられますが、ジンにはボタニカルが入っているためとても香り高く、より柔らかな印象があります。

使用されるボタニカルにはレモンやオレンジといった柑橘由来のものをはじめ、アニス、コリアンダーといったピリッと来るスパイス、キャラウェイ、フェンネルなどの優しく甘い香りを持つハーブが多いです。

個人的におすすめの「ジン」人気銘柄6選

ジンについて知識が深まったところで、ここからは個人的におすすめしたい人気銘柄を6つご紹介します!

それぞれ味や香りにどのような違いがあるのか解説していきますので、想像を膨らませながらご覧ください。

歴史は浅いが味は深い「モンキー 47」

ジンのおすすめ銘柄1
はじめに紹介したいのが、ドイツ生まれのドライジン、「モンキー47」です。

2008年に誕生したまだ歴史の浅い蒸留所にて作られている新しい銘柄なのですが、その名の通り47種のボタニカルを使用し「かなり深い味わい」を持っています。

ヴィンテージの薬品瓶のようなボトルもそそりますね。開栓すると魅力的な香りにノックアウトしそうになります。

甘くフローラル、高貴な香り、飲むと感じるのは柑橘のさわやかさ。飲み口はやわらかいのに後味はスパイスがピリッと引き締めます。いくつもの銘柄を味わった後に、再び飲みたくなる、そんなジンです。

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ジャパニーズの本気「ニッカ カフェジン」

ジンのおすすめ銘柄2
ジャパニーズウイスキーの大手メーカー「ニッカ」が手掛けた「ニッカ カフェジン」は、日本のお酒にありがちな「クリアで飲みやすい」お酒の真逆を行く、かなり個性的なジンです。

「カフェジン」に感じる柑橘は「ゆず」。主張しすぎないゆずのフレーバーにガッツリと入り込むのは「山椒」の辛み。

日本人好みの面白みのないジンかと思いきや、意外にも飲む人を選びそうな味と香りです。ジントニックなどにして少し飲みやすくして楽しむのがおすすめ。

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飲むたび花が開くよう「ヘンドリックス ジン」

ジンのおすすめ銘柄3
キュウリとバラのエッセンスを使用した「ヘンドリックス ジン」は、飲むたびに口の中で花が開くように、豊かなフローラル香を持つのが特徴です。

味はレモンピールの酸味と苦みもあり、単調には終わってくれません。そのまま飲んでも十分に楽しめますので、お酒に強い方はぜひロックで試してみてください。

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飲みやすい本格派「タンカレー No.TEN」

ジンのおすすめ銘柄4
伝統的なジン「タンカレー」に生フルーツの存在感をプラス。より飲みやすく洗練された印象のドライジンが「タンカレー No.TEN」です。

一般的に販売されている「ひたすら辛いだけ」のドライジンとは異なり、「これぞプレミアムジン」といったスムースな飲み心地が特徴的。カモミールの香りに癒され、レモンの酸味で食欲を呼び起こされます。

今までジンに否定的な感情を持っていた人にこそおすすめしたいドライジンです。

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もっと刺激的に「タンカレー ラングプール」

ジンのおすすめ銘柄5
先ほどと同じ「タンカレー」ですが、こちらはもっと刺激的に、より「大人味」に仕上げているのが「タンカレー ラングプール」です。

「No.TEN」が女性的なボタニカルを使用していたのに対し、こちらはコリアンダー、ベイリーフ、ジンジャーとまるで「臭みのある肉でも煮込むのか」というほど、香りも味も強いボタニカルを選んで蒸留しています。

よって他のドライジンよりも辛く、香りもかなり刺激的。カクテルベースにするととてもいい「縁の下の力持ち」になってくれます。

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ほんのり色づくドライジン「キングスバリー ビクトリアンバット」

ジンのおすすめ銘柄6
他のジンは無色透明なものが多いのに対し、こちらの「キングスバリー ビクトリアンバット」はほんのり黄色く色づいています。

この色を見るに「さては樽香がするのか?」と思いますがそんなことはなく、「素直なドライジン」の香りと味がしました。

しかし、口当たりはどこかまろやかで、アルコールの高いジンであるのにもかかわらず、グイグイ飲み進めることができる感じもあります。味や香りの個性は薄い印象ですが飲みやすさはダントツですね。

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「ジン」でいつもより爽やかなお酒タイムに!

ジンは元々薬草酒とされていただけあり、アルコール度数は高いもののどこかヘルシーさを感じさせてくれます。

柑橘やハーブの香りは心も体もリラックスさせてくれ、飲んでいると疲れ切った頭もすっきりしてきます。

ジン特有の香りで、いつもより爽やかなお酒タイムを楽しんでみてください。