クラフトジンとは、小さい企業がこだわりを持って作っているジンのこと。
最近人気が高まっており、ジュニパーベリーが入っていれば他に何を入れても良いというジンの自由度の高さもあいまって、蔵元から大手メーカーまでもが次々と参入。個性の強いジンが続々出てきています。
カクテルベースのイメージが強いジンですが、クラフトジンはカクテルだけじゃもったいない!
ジンは本来、自由に、手軽に楽しめるお酒です。
今回クラフトジンの個性の強さを生かした、美味しい飲み方/割り方をおすすめ順にご紹介します。
飲み方1 ストレート
クラフトジンの個性を楽しみたいなら、やはりストレートが一番!
お酒に強くて、ストレートに抵抗がない方にはぜひ、試してほしい飲み方です。
馴染みのあるジンとは一味違う、クラフトジンの個性的な味わいをより強く味わえます。
クラフトジンを複数並べて、ショットグラスで飲み比べも楽しいですよ。
飲みにくいときは冷やしてみて!
アルコールのキツさが気になって飲みにくいというときは、冷やして呑んでみましょう。アルコールの臭いは冷えると抑えられるので、ぐんと飲みやすくなります。
ジンはアルコール度数が高く凍らないので、冷凍庫で冷やしてみるのもおすすめ!
とろりとした口当たりになり、また違った味わいが楽しめます。
飲み方2 ロック
味わい深いものが多いクラフトジンは、焼酎やウィスキーのようにロックでゆっくり楽しむのに向いています。
氷が溶けていくにつれて味わいが変わっていくジンとじっくり向き合えば、贅沢な時間が過ごせることが間違いなし。映画や読書のお供にもオススメです。
ジンが冷やされる上、氷が溶けてアルコール度数が緩和されるので、ストレートに比べてぐんと飲みやすくなりますよ。
ライムスライスを浮かべたり、果汁をひとたらしするのも◎。酸味が加わり、爽やかな味わいになります。
飲み方3 ジントニック
いつもジントニックを呑んでいるという方にこそおすすめしたいのが、クラフトジンをジントニックで飲むこと。
飲み慣れたジントニックだからこそ、いつも飲んでいるジンとの違いに驚くはずです。
居酒屋やバーの定番ジントニックですが、実は作るのはとても簡単。
ジンとトニックウォーターを混ぜ、レモンかライムを飾るだけです。
飲み口スッキリ、爽やかな味わいのカクテルが出来上がり。
作り方がシンプルなので、作る人やクラフトジンによって味が変わるカクテルでもあります。
休日には、お気に入りの味を探してみるのもいいかもしれませんよ。
飲み方4 炭酸割り・ジンリッキー
トニックウォーターとよく合うジンは、もちろん炭酸水との相性も抜群。
トニックウォーターが口に合わなくても、炭酸割りなら美味しく呑めるという方も多いんですよ。
ジントニックと同様に、アレンジしやすいのも炭酸割りの魅力の1つ。
クラフトジンに使用されているハーブやスパイスを一緒に入れれば、簡単に味わい深い一杯ができちゃいます。
ジンの炭酸割りにレモンやライムを絞って落とせば、「ジンリッキー」という飲み物に。
マドラーで好みの味になるまで果物を潰して飲みましょう。夏にもぴったりの爽やかなおいしさです。
飲み方5 水割り
炭酸が苦手というときや、食事中に合わせたいときは水割りがぴったり。
炭酸が抜ける心配がないので、まったり楽しめます。
ジンの水割りは、氷を使って冷えたものを作るのが一般的ですが、実は常温で作ってもおいしくいただけます。
氷を入れずに常温の水で作るだけで、いつもとは一味違う水割りに。
寒いときにはもちろん、「ジンの香りが楽しみたいけどストレートはキツい」という方にもおすすめです。
飲み方6 ホット(お湯割り)
イギリスなどの寒い地方で飲まれている、ジンのお湯割り。
どこか懐かしいほっとする味わいで、日本の冬にもよく合います。
作り方も簡単で、焼酎と同じようにお湯で割るだけです。
使うカップは事前にお湯で温めておくのが良いですね。
ジンのお湯割りに角砂糖を加えれば、「ホット・ジン・スリング」というカクテルになります。
シナモンやナツメグ、はちみつ、ショウガ、レモンやライムを浮かべるアレンジも◎。
飲み方7 お茶割り
ジンのお茶割り? と思われるかもしれませんが、これが意外にもベストマッチ!
ハーブの香りがするクラフトジンは、お茶との相性が抜群。
とくに、ショウガや柚子など日本の食材を使用しているクラフトジンを手に入れたときには、、試してみてほしい飲み方です。
緑茶の渋みとジンの味わいが合わさって、さっぱりした口当たりの清涼感あるカクテルになります。
お茶の渋みがちょっときつく感じたら、ガムシロップを少し入れると飲みやすくなりますよ。
飲み方8 ジンジャエール割り(ジンバック)
お酒初心者さんにも飲みやすい味わいでおすすめなのが、ジンのジンジャエール割り。
ジンのジンジャエール割りはレモンを加えれば「ジンバック」と呼ばれ、世界中で親しまれています。
ショウガのスパイシーさとジンの清涼感がベストマッチ。ジンジャエールの甘みと炭酸の弾ける口当たりもあいまって、どんなクラフトジンともよく合います。
ジンジャエールの味がジンの癖を隠してくれるので、合わないクラフトジンにあたってしまったときにもおすすめです。
飲み方9 カクテル
ジントニックやマティーニなどの定番カクテルも、クラフトジンで作ると一味違った味わいに!
そのジンにぴったり合う配合のカクテルを作るのは難しいので、最初はバーで楽しむのがおすすめ。
最近はクラフトジンを扱うバーも増えていますよ。