シェアする

瑞浪市の人気の酒蔵「若葉酒造」にはどんな日本酒が?

瑞浪市の人気の酒蔵「若葉酒造」にはどんな日本酒が?

岐阜県は古くから続く酒蔵が多くありますが、こちらの若葉酒造株式会社も300年以上続く老舗酒蔵です。

今回は瑞浪市の人気の酒蔵「若葉酒造」について特集しています。おすすめ銘柄も詳しくご紹介しますので参考にして下さい。

蔵開き

毎年2月中旬~下旬にかけて酒蔵開放をしており、その日は普段静かな酒蔵から一転。沢山の人が遠方からも来て活気溢れます。

今年の酒蔵開放はすでに終わってしまっていますが、こちらの酒蔵は蔵開きだけではなく、4月に酒蔵特別公開をしたり、6月には酔いどれコンサートなる催しなど様々なイベントを行っております。

酒蔵開放などの詳細などは「若葉」の大将日記内でも案内がありますので興味のある方はそちらをご覧ください。

サービス

こちらの酒造ではオリジナルラベルの作成も行っており、祝い事や行事などにも活躍します。価格も300円とお手頃なので、様々なシーンで活躍すること間違いありません。

普段は恥ずかしくて面と向かって言えない感謝の気持ちなどをラベルに込めて美味しいお酒と共に贈ってみてはいかかでしょうか?

若葉酒造のおすすめ銘柄

日本酒らしさが堪らない「若葉 純米吟醸」


酒造好適米「雄町」を使用しています。有名酒造好適米「山田錦」や「五百万石」はこの「雄町」を改良して造られただけあり、白芯が大きく、旨味が強いのが特徴です。香りは米のこっくりとした深さがあります。

そんな「雄町」を使用した純米吟醸は強いコシ・旨味が感じられ、華やかさも感じます。

後味はやや辛みが先行しますが、そこにとどまることなくスルッと穏やかな華やかな香りと共に解けていきます。

辛口ですが全体的な印象は香りがまったりしているので中口の印象です。昔ながらの懐かしさのある一本筋の通ったそんな日本酒です。

食事のお供に最適「若葉 純米」

「若葉」は岐阜県の代表酒造好適米「ひだほまれ」と「朝日の夢」というお米から作られています。

ひだほまれは心白部が大きく旨味も強いため岐阜県の日本酒では頻繁に用いられますが「朝日の夢」は一般的には食用米ですのであまり用いられることはありません。この「朝日の夢」の特徴はあっさりとしていて冷めても美味しいことです。

この二つの米をバランス良く分配することであっさりとしながらも、旨味、香りがしっかりと感じられ酸味の穏やかな日本酒に仕上げることが出来ています。

熱燗にすると少し苦味が感じられますがそれが揚げ物などとの相性もまた最高です。

夏期限定の人気銘柄「若葉 夏の純米」

こちらも上記の「若葉 純米」と同じく「ひだほまれ」と「朝日の夢」で作られています。販売されれば真っ先に販売終了になってしまう期間限定の人気銘柄です。

その人気の理由は夏にピッタリの爽快な喉ごしです。香りは優しく、米特有のべたつく感じもありません。クセがないので、シンプルな料理にも良く合います。

酸味も適度に利いており、まさに夏の為の日本酒と言って間違いありません。

生原酒なので若干アルコール度数は高いですが、後味も爽やかで飲み疲れることはありません。

5味が体に染み渡る「美濃路 大吟醸三年蔵囲 秘蔵酒」

こちらは3年しっかりと熟成された古酒です。口当たりは非常にまろやかで、酸味は幾分穏やかですがしっかりとそこに存在し全体のバランスを整えてくれています。

香りも落ち着いていますが、しっかりと吟醸を感じられるので華やかさも感じます。

メロンのような芳醇さもあります。一人でじっくり味わいたい。そんな日本酒です。

レトロなラベルが目を引く「大いばり 特別純米 青 無濾過生原酒」

この大いばりという銘柄は青ラベル以外にも赤ラベルの「特別本醸酒」もあります。ラベルがインパクト大でひと際目を引きます。

度数も19度と日本酒の割りに高いんです。おすすめはぬる燗で甘みをより強く感じられるようになります。香りは完熟しきっていないバナナのような香りもあります。

酸味は穏やかで甘みの後にキリッとした辛みが心地よくラベルとは裏腹に取っつきやすい日本酒に仕上がっています。

まとめ

若葉酒造は現在20種類前後の銘柄を造っていますが、米などの品種を変更することで旨味や香りを差別化しており、どの銘柄も印象的な銘柄ばかりです。

この酒蔵の400m程先には中島醸造がありますから、酒蔵のはしごなんてのもおすすめですよ。

色々なおすすめ日本酒をまとめたページもありますので合わせて参考にして下さい。酒蔵紹介の記事もありますよ。

おすすめ日本酒特集