屋台飯としても休日のお昼ご飯としてもぴったりの焼きそば。あっさりしていていかにも合いそうな塩焼きそばはもちろん、味のしっかりしたソース焼きそばもおつまみに向いています。
焼きそばに合う日本酒とは、キリッと辛口なものや、ソースに負けない旨口のもの。また、チューハイ感覚でスパークリング日本酒を合わせるのもおすすめです。
今回は、焼きそばに合う相性の良いおすすめの日本酒を10選ご紹介します
バランスの良い味わい「久保田 百寿」
呑み飽きしないおいしさで人気の久保田の基本の一本、「百寿」。
久保田には種類がありますが、焼きそばのような気取らない料理には「百寿」を合わせるのがおすすめです。
香りは控えめで穏やか。辛口ながらもしっかりした旨みがあるのが特徴。ふくらみのある旨みと酸味のバランスが良く、いくらでも飲めてしまいます。
スパッとキレる「三千盛 純米ドライ」
日本酒の甘辛の尺度、日本酒度「+18」超えの超辛口日本酒。
この日本酒の特徴はスパッとキレるキレ味!口にしてまず感じるのは、みずみずしいナシやリンゴを思わせるフルーティさ。
後から辛いだけでなくしっかり立った旨みが追って来て、すっと抜けていきます。スッキリ苦味が感じられる強めの喉越しで、口の中をリフレッシュしてくれますよ。
キリッと辛口「賀茂鶴 本醸造爽快辛口」
普段使いにもぴったりなのがこちら!
芳醇な香りとキリッとした辛口。気取らないいつもの料理に寄り添ってくれる懐の広さが魅力的。食中酒に欲しい要素をすべて兼ね備えています。
魚介類と相性が良いので、シーフード焼きそばと合わせて。燗酒コンテストで金賞を受賞したお酒でもあります。ぬる燗~熱燗にしても。
旨味たっぷり「天吹 山廃純米 雄町」
マリーゴールドの酵母を使用した山廃純米酒。ただ華やかなだけではなく、しっかりした骨格があるボディを持っています。
山廃らしいじゅわっと広がる甘酸っぱさが印象的。花酵母のお酒に苦手意識があるという方にこそ飲んでほしい一本。旨味がたっぷりあるので、味が濃い料理や重めの料理と合わせても負けません。
とくにこってりしたソース焼きそばと相性抜群!燗酒にしても美味しくいただけます。
優しく沁みる「親父の小言 純米酒」
名前のインパクトとは裏腹に、優しく沁みる旨口の純米酒。
柔らかい口当たりのあと、しっかりどっしりした旨みがやってきます。後からやってくる嫌味のない強めの苦味が、まさしく「親父の小言」のよう。
ソース焼きそばのような強めの味わいの料理と合わせると、箸が止まらなくなる組み合わせに。味噌ラーメンなどと合わせるのもおすすめです。
ソース焼きそばと合わせて「宗玄 純米山田錦65%無濾過生原酒」
コクのある甘いタイプの日本酒も、ソース焼きそばと相性抜群!甘みと甘みが手を組んで、互いを高め合うペアリングです。
口当たりはまろやか、甘みを強く感じられますが、すぐさらりとした辛口に変化。辛みをわずかに残してスッと消えていきます。
魚介との相性が良いので、海鮮焼きそばと合わせるのもおすすめ。甘いだけではない奥深いコクと旨みのトリコになってしまうかも!?
じゅわっと濃厚!「小嶋総本店 東光 純米吟醸原酒」
こちらもソース焼きそばと相性の良い甘口日本酒。ワイングラスでおいしい日本酒アワードを始め、様々な賞を受賞し続けていることで知られるお酒でもあります。
じゅわっと沁みだす濃醇な甘口は、まるで熟した果実をかみしめたときのよう!ボリューム感がある旨みも印象的。
原酒ながらアルコール度数は16度と高すぎず低すぎないため、飲み疲れない重さとなっています。
スッキリ爽快「獺祭 スパークリング45 純米大吟醸発泡にごり生酒」
いつも焼きそばにはチューハイやハイボールを合わせているという方は、スパークリング日本酒を合わせてみるのはいかが?
獺祭のスパークリング日本酒は、和食にも洋食にも合わせやすい万能選手。
スパークリングワインを思わせる飲み口が爽快。日本酒らしいスッキリ感が、口に残った脂を洗い流してくれます。
キンキンに冷やして「菊正宗 しぼりたてギン スパークリング」
普段あまり日本酒を呑まないという方にもおすすめしたいのがこちら!スパークリング日本酒です。
泡のシュワシュワした口当たりが爽やか。新酒を思わせるフレッシュ&フルーティな呑み心地がたまりません!
アルコール度数11%と低めで飲みやすいのも良いところ。キンキンに冷やして、夏にゴクゴク飲みたいおいしさです。
飲み応え抜群!「菊水 ふなぐち 一番搾り スパークリング」
手軽に美味しい日本酒が楽しめることで、日本酒好きから愛されているふなぐち。焼きそばと合わせるなら、こちらのスパークリングタイプがおすすめ!
チューハイのような感覚で楽しめますよ。ふなぐちらしいふくよかな旨みと炭酸の爽快感が特徴。
19度と高めのアルコール度数が織りなすガッツリした呑み心地も魅力。屋台飯のような味の濃いガッツリ料理と合わせて楽しむのがおすすめです。