お米と水がおいしく、良い日本酒ができることで有名な秋田県。クオリティの高い秋田県の日本酒は、プレゼントや贈り物にもぴったり。
今回は、秋田県の高級な純米大吟醸・大吟醸の日本酒のおすすめ銘柄をご紹介します。
どれも美味しいの銘柄なので、贈り物はもちろん、自分へのご褒美にもおすすめです。ぜひ、秋田の名産グルメと合わせてどうぞ。
気取らないおいしさ「小玉醸造 太平山 純米大吟醸 天巧」
2017年モンドセレクション最高金賞など、さまざまな賞を受賞した純米大吟醸です。
しっかりした米の旨みと、すっきりしたキレの良さが特徴。
フルーティで飲みやすいので、女性や日本酒初心者さんにもおすすめ。呑み応えもありながら気取らない味わいで、どんな料理とも合わせられる万能選手。
冷やすとスッキリした味わいに早変わり。夏にもぴったりです。
クリアな味わい「花朝月夕(かちょうげっせき)大吟醸 由利正宗」
全国新酒鑑評会で金賞を7年連続受賞するなど、実力のある日本酒です。
清涼感のあるクリアな味わい。フルーツのようなみずみずしい酸味が特徴。口に含むとまず、フレッシュな酸味を感じます。力強い旨みがあとからやってきて、すっと消えていくのも印象的です。
温めると甘みが引き出てくるので、ぬる燗でいただくのもおすすめです。
すっきりした味わい「斎弥酒造店 雪の茅舎 (ボウシャ) 大吟醸」
「雪の茅舎」で有名な由利正宗という酒蔵は、明治時代の和洋折衷な作りが特徴。住宅、店舗、蔵など100年以上保ち続けている建物が評価され、国の登録有形文化財に指定されています。
中辛口で軽快。果実を思わせるきれいな酸が特徴です。全体的にすっきりしていて、飲みやすい味わい。すっきりした味わいの辛口を探している人に、ぜひおすすめしたい一本。
貝類や白身魚、鶏肉とよく合います。
挑戦的なお酒「新政No.6 Sタイプ 【純米吟醸原酒】 ゴールドラベル 740ml 新政酒造 秋田県」
ナンバーシックスとは、無殺菌の日本酒の生酒が品質を維持できる温度のこと。とくにあたたかい季節の出荷はリスクが高いので、ずっと避けられてきました。
さらに、日本酒用としてはかなり古い酵母、6号酵母を使用。
新政酒造は、秋田流酒造りの祖でありながら挑戦的な酒造りを続けている酒造です。とくに現在の当主である8代目佐藤祐輔氏は、東大卒の杜氏。日本酒業界の革命児とも呼ばれています。
かすかな炭酸の泡感と柔らかな酸味。飲みやすい白ワインに近い味わいで、すっきりした味わいです。
違いが判るあのひとに!「ゆきの美人 純米吟醸 (火入れ) 720ml + 冷酒器 ゆらり セット」
ゆきの美人と、冷酒器ゆらりのセットです。
冷酒器ゆらりとは、器の上に容器をセットして、そこに氷を入れることでお酒を冷やしてくれる器のこと。
お酒と氷が直接触れないので、お酒が薄まってしまうことがありません。注ぐたび氷がゆらりと揺れる容器は、どこか愛らしい雰囲気。リラックスしながらお酒が楽しめます。
ゆきの美人はジューシーな旨みが特徴。フレッシュな味わいにお米のふっくらとした旨みが調和しています。
華やかな香り「飛良泉 大吟醸 欅蔵」
欅蔵の名は、創業時に蔵に植えられた欅の大樹にちなんでいます。
華やかな吟醸香が特徴。味わい深くゆっくりと呑みたい味わい。すっきりした飲み口ながらもまろやかな旨みと甘みを感じます。
ガツンとした強い個性があるわけではありませんが、安定したおいしさを感じる日本酒です。
冷やして呑むのもおすすめ。ワイングラスで味わうと、香りがより楽しめます。
飲み比べも楽しい「秋田酒類製造 高清水 純米大吟醸・大吟醸 セット」
高清水の純米大吟醸・大吟醸セットです。高清水は秋田を代表する蔵元の一つで、地元民に愛される酒造りを続けてきました。
のびやかな旨みとスッキリした口当たりは、くどくなく呑み疲れない味わい。毎日呑み続けたい定番のおいしさ。
純米大吟醸はよりスッキリした中口。大吟醸のほうがフルーティな味わいです。
熟成された米の旨み「金紋秋田酒造 大吟醸古酒 山吹」
インターナショナル・ワインチャレンジ(IWC)の日本酒部門でチャンピオンに輝いた日本酒です。
その昔、お酒を貯蔵しておく余裕がなくなったことで途切れてしまった技術を繋ぎ合わせたのがこのお酒。
熟成されているだけあって、お米の旨みを強く感じます。ブランデーを思わせるかぐわしい香りと強い熟成感は、ブランデーやウィスキーが好きな方にもおすすめです。
軽快な味わい「山本 純米吟醸 ピュアブラック」
「白瀑」の銘柄も有名な白爆蔵元が作った日本酒です。このお酒は杜氏が全ての工程に一貫して携わっているのが特徴で、この方法で酒造りをしているところは、秋田県でも数えるほどしかありません。
日本刀に喩えられるほどの鋭いキレが特徴。柑橘を思わせるスッキリした酸味が印象的です。うしろからじわーっと沸いてくる旨みもお見事。
余韻が残らずすっと消えていくのも心地よく、もう一杯あと一杯と杯が進むおいしさです。
個性的な味わいですが、お料理に邪魔をしないのも◎。お刺身やお寿司と合わせて。