強い匂いと味わいで知られるウォッシュチーズ。ウォッシュチーズの中でも癖が強いとされているのがエポワスで、好きな人は病みつきになるになるおいしさです!
強い個性と味わいを持つチーズと相性が良いのでは、同じくらい個性のあるワイン。チーズには白ワインが鉄板ですが、ウォッシュチーズにはロゼや赤ワインを合わせるのもおすすめです。
今回は、ウォッシュチーズ(エポワスなど)に合う相性の良いおすすめワイン10選をご紹介します。
たっぷりの果実味「デ・ローチ ピノノワール」
エポワスのように風味の強いチーズと合うのが、果実味が強い赤ワイン。こちらはカルフォルニアのピノ・ノワール。
チーズにジャムを添えて食べるような感覚でいただけますよ。
チェリーやストロベリーのたっぷりの果実味がジューシー!強めに感じる樽の香りもエポワスと相性抜群です。
どんな料理とも合う「農民ロッソ」
サミットの乾杯ワインに採用されるなど、高く評価されているココ・ファームのワイン。農民ロッソはメルロの他日本固有の葡萄品種「マスカット・ベーリーA」が使用された一本。
樽の甘い香りと赤い果実の旨み。重すぎず軽すぎないミディアムボディが魅力的。
幅広い料理に合わせられるのが特徴。チーズはもちろん、和食やデザートと合わせるのもおすすめです。
高め合う組み合わせ「シャンパーニュ・ボーモン・デ・クレイエール」
ウォッシュチーズと合うワインの代表、シャンパーニュ。
とくに「ラングル」というチーズのくぼみにシャンパーニュを注ぎ、泉を作る食べ方が有名です。繊細な泡立ちが織りなす口当たりと、イーストを思わせる旨みが特徴。
チーズとシャンパーニュは旨味を高め合う組み合わせ。シャンパーニュの繊細な泡がチーズの酸味や旨みと同調します。
うっとり甘やか「リースリング クリュ ダルザス グラフェンレベン ボトリティス レクセプション」
チーズにハチミツをかけるように、甘口の白ワインを合わせるのがおすすめ。
ブルーチーズと貴腐ワインのマリアージュは有名ですが、実はウォッシュチーズにもよく合うんです。白桃やアプリコットを思わせる厚みのある濃厚な果実味にうっとり!
綺麗な酸味が全体を引き締めています。余韻に感じる塩っぽいミネラルも絶妙。ゆっくり楽しみたい一本です。
濃厚な甘み!「モスカデッロディモンタルチーノ 甘口」
モスカート100%で作られた甘口ワイン。モスカートとはマスカットのこと。モスカートを使用したワインは非常に強い甘みを持つのが特徴です。
甘味と果実味たっぷりでボリューム満点!甘さは濃厚ですが果実由来の酸味もあり、爽やか。
リッチさと清涼感を両立した味わいが魅力。余韻に長く残る甘い香りも印象的です。
口当たりまろやか「ドメーヌ・シャンソン ボーヌ・プルミエ・クリュ バスティオン・ブラン」
完熟したブドウのみを厳選して使用し、オーク樽で12~14ヶ月間熟成させた辛口白ワイン。
熟成を感じさせる口当たりのまろやかさが印象的。厚みのある果実味とミネラルに樽香が上品に香ります。
後味には酸味が来てさっぱり。酸味のおかげで重くなりすぎず、飽きずに飲み続けられます。
チーズの旨み引き上げる「ウィリアム フェーブル シャブリ 2015」
シャブリ最高峰の生産者として知られる「ウィリアム フェーブル」の一本。シャブリでは珍しく手収穫したブドウを使用しています。
ミネラル感と柑橘のフレッシュな酸味。スモーキーさも重なります。
お手本のようなシャブリの味わいに、思わず笑顔になってしまうこと間違いなし!チーズと合わせると味わいを膨らませつつ、旨みを引き上げてくれますよ。
飲みやすいロゼスパークリング「ランスロ・ピエンヌ ロゼ・デリス ブリュット」
サーモンピンクが目を引くロゼのシャンパーニュ。
泡は穏やか。口当たりに感じるのは果実の甘みですが、最後に酸味が残るため、あっさりした印象を受けます。ワインをあまり飲まないという方にもおすすめの一本。
程よくボリュームがあるので、料理と合わせやすいのが良いところ。ウォッシュチーズと合わせると、チーズの癖の強さをさっぱり洗い流してくれます。
旨味しっかり!「ドメーヌ・トラペ アンブル オレンジ ゲヴェルツトラミネール マセレ」
ちょっと変わったワインが飲みたいというときにもおすすめなのが、オレンジワイン。白ブドウを使い、赤ワインの製法で造るワインです。
ちょうど白ワインと赤ワインの中間のような味わいで、ロゼワインよりもしっかり飲み応えがあるのが特徴。しっかりした旨みを持つウォッシュチーズとよく合うんです!
こちらはとくに飲み応えがあり、チーズに負けない旨みを持つ一本。オレンジの香りとキリッとした酸味が美味です。
ピリッと辛口!「ロミリー果樹園 シードル エクストラドライ」
チーズと意外と相性が良いのが、シードルというリンゴのワイン。
一口にリンゴのワインと言っても味わいは様々ですが、こちらはそんなシードルの中でも辛口の一本です。口に含んでまず驚くのが、ピリッとするほど辛口でスパイシーなこと!
微発泡の刺激と酸味、渋みが合わさり爽やか。樽の香りも感じられる奥深い味わいに、トリコになってしまうかも?