ビールの代用品として生まれた焼酎割り飲料、「ホッピー」。
ビールよりも安く手軽に飲めることから、今でも下町の立ち飲み屋を中心に人気を博しています。
ラベルの可愛さや苦味が少ないことから、女性にも大人気。ビールよりも糖質やプリン体が少ないことから、健康を気にする方にもおすすめです。そんなホッピーですが、実は焼酎で割る以外にも、いろんな飲み方ができるんです。
今回は、お酒をもっと楽しめるホッピーの美味しいおすすめの飲み方/割り方をご紹介します。
飲み方1 焼酎割り
ホッピーの代表的な飲み方といえば、やはり焼酎割り。居酒屋などでは、ホッピーそのものだけではなく、焼酎で割った飲み物自体を「ホッピー」と呼ぶこともあります。
ホッピーには通常の「ホッピー」、黒ビールのような風味が楽しめる「黒ホッピー」、一番ビールに一番近い味わいの「55ホッピー」の3種類があります。
焼酎割りは、どのホッピーでも美味しくいただける飲み方!
おいしく作るコツは、氷を入れずに作ること。氷を入れると薄まってしまい、ホッピーの旨みやのどごしが半減してしまいます。
ビールに合うものならなんでも合うので、油っぽい料理と合わせるのがおすすめ。揚げ物を食べたあとにホッピーの焼酎割りをゴクゴク呑めば、最高の体験ができますよ。
使う焼酎で味が変わる!
ホッピーの焼酎割りは、使う焼酎によって味わいが変わるのも楽しいですね。基本の焼酎割りは、癖がないクリアな味わいの甲類焼酎を使うのがおすすめ。
居酒屋などでは「キンミヤ焼酎」と呼ばれるものがよく使われています。使いやすく、手に入りやすいので、迷ったらキンミヤ焼酎を選ぶのがおすすめです。
また、意外にもよく合うのが、麦焼酎。麦の香ばしさと甘みがホッピーとよく合います。普通のホッピーだけでなく、黒ホッピーも◎。
普通のホッピーはもちろん、ビールとはまた違ったおいしさが味わえます。
香ばしさと甘みが特徴の黒ホッピーは、芋焼酎で割るのもおすすめ。芋の甘みと黒ホッピーの甘みがベストマッチ。黒ビールが好きな方におすすめです。
飲み方2 三冷ホッピー(シャリキンホッピー)
三冷ホッピーとは、グラスと焼酎、ホッピーを事前に冷やしておく飲み方のこと。
ホッピーの焼酎割りは氷を入れずに使うのが美味しいのですが、氷を入れない分ぬるまりやすくなってしまいます。その欠点を補ったのが三冷ホッピーなんです。公式HPでもおすすめされている飲み方の一つです。
焼酎は凍らせておくとシャーベット状になるので、冷凍庫で冷やしておくのもおすすめ!
冷凍庫で冷やしたキンミヤ焼酎を使った三冷ホッピーのことを「シャリキンホッピー」と呼びます。
こちらも夏にぴったりの美味しさ。シャリキン専用パウチを使うのが手軽でおすすめです。
飲み方3 ハーフ&ハーフホッピー
ハーフ&ハーフとは、違う種類の飲み物を同量ずつ混ぜるカクテルのこと。ビールと黒ビールで作るものが有名ですが、実はホッピーで作ってもおいしいんです。
甲類焼酎をホッピーと黒ホッピーで割ったもののことを、ハーフ&ハーフホッピーと呼びます。
普通のホッピーではあっさりしすぎだけど、黒だとちょっと重いなあと思ったときにぴったり。偶数人で呑むときに、わいわい作るのもおすすめです。
飲み方4 ウィスキー割り
密かに人気を博しているのがウィスキー割りです。ウィスキーの香りはあまりなく、ホッピーの酸味や香りと合わさって複雑な味わいに。
まろやかな麦のコクは感じますが、ハイボールと違ってホッピーの酸味が爽やかな印象です。「焼酎で割るよりもビールに近い」という声も。
レモンやミントを入れるのもおすすめ。さらに爽やかな味わいになりますよ。
飲み方5 炭酸ジュース割り
お酒にあまり強くないけど、ビールの清涼感が欲しい。そんなときは、炭酸ジュースで割るのもおすすめ。
とくにコーラとの相性は抜群。コーラの甘みと清涼感がホッピーと合わさり、どこか懐かしい味わいになります。
お好みで焼酎を加えても◎。ホッピーと黒ホッピー、どちらで割っても美味しくいただけます。
ホッピーはノンアルコールビールではなく、0.8%ほどアルコールが入っています。
車を運転する方や妊娠中の方は注意してくださいね。
飲み方6 ジン割り
ちょっと意外な組み合わせですが、ジンで割るのも美味しい飲み方です。ジンのスパイシーな香りが、ホッピーの苦味と合わさって清涼感ある味わいに。
どこかお洒落な雰囲気になり、洋食との相性も抜群!普通のホッピーはもう飽きちゃったという方にも試してほしい一杯です。
黒ホッピーはあまり合いません。普通のホッピーで作るのがおすすめです。ミントやレモンを入れると、さらにさっぱりといただけます。
飲み方7 ウォッカ割り
焼酎で割ると美味しいホッピーは、もちろんウォッカでも美味しくいただけます。
焼酎よりも癖のない味わいなので、ホッピーそのもののおいしさを楽しめるのが良いですね。
まろやかで甘みが立ち、呑み応えのある一杯になります。