芋焼酎のお湯割り? と首をかしげた方も多いはず。
たかが芋焼酎と侮るなかれ。芋を温め焼き芋にすると甘みが強くなるように、芋焼酎も温度で香りが花開きます。
つまりお湯割りは芋を存分に楽しむことが出来る最高の飲み方なんです。
そんなお湯割りに合う芋焼酎は選ぶ際には、甘く濃厚なものを選ぶのがおすすめです。お湯で割ることにより旨味と香りがより早く口いっぱいに広がります。
今回はランキング形式でお湯割りに合う芋焼酎をご紹介します。是非参考にして下さい。
10位 群を抜くまろやかさ。「雲海酒造 薩摩古秘」
とにかくまろやかで美味しい芋焼酎。コスパが良すぎて心配になる商品です。
今どきの芋焼酎はとかく薄く甘く作ることで飲みやすくしていることが多いのですが、この薩摩古秘は甘くとも薄くありません。甘さも砂糖のようなわざとらしいものではなく、芋の自然な甘みです。
常温ではキレがよく辛めな味わいですが、温度を上げると驚くほど甘く、丸くなります。まずはストレートで楽しみ、それからお湯で割って飲むのがおすすめです。
9位 キレがよくみずみずしいわジアイ。「白露酒造 白露 黒麹」
「匠の華」を作っている白露酒造の焼酎。鹿児島県でよく飲まれています。
のど越しが爽やか。キレが良くみずみずしい味わいで、後味に甘みがふわりと来ます。
匠の華に比べると垢ぬけない、粗削りな印象を受けますが、それが美味しい。
お湯割りの他、前割りを温めるのもおすすめ。違った味わいが楽しめます。匠の華と飲み比べするのも楽しいですよ。
8位 飲み飽きることのないほのなか甘み。「小鹿酒造 小鹿」
軽めでスムースな飲み口に、あとからじわりと甘みを感じます。荒々しさはあるものの、それが癖になる味わい。
どんな料理とも合うので毎日の晩酌におすすめです。
甘辛く醤油で煮付けた野菜などと合わせると最高です。お湯割りはもちろん、ロックでもどうぞ。
7位 素朴に美味しい芋焼酎「鶴見」
「素朴な味」と称されますが、「こういうのでいいんだよ、こうので。」と一人うなずいてしまうような、とても美味しいお酒です。
味が濃く、個性のあるお酒ですが、芋臭い焼酎が好きな方ならきっと気に入るはず。
口に含むと、香ばしさがいっぱいに広がります。
お湯割りにすると口当たりが柔らかく、まろやかな味わいになります。
もちろん芋らしい個性はそのまま。美味しいお酒です。
6位 芋臭い焼酎が好きならこれ。「明るい農村 赤芋仕込み」
味がしっかりしていて、かつ、キレ、旨み、甘みのバランスが良い焼酎。芋の臭みも感じますが、それが美味しいのです。
キレが良いので、唐揚げなどの油っぽいものと合わせるのも。
また、辛いものと合わせると甘みが強く出て、違った味わいが楽しめます。
芋臭い焼酎が好きな方、赤芋焼酎が好きな方におすすめしたい一本です。
5位 どんな料理にもあうスッキリした後味。「霧島酒造 吉助<白>」
軽やかでスッキリした後味が特徴。魚にも肉にも野菜にも、和食にも洋食にもあわせて美味しい焼酎です。
麹臭さはまったくなく、<白>の名が示す通りクリアな味わい。
爽やかでありながらも深いコクがあります。
お湯割りにすることで甘みが引き立ちます。
4位 まさに柿のようなとろりとした舌触り。「八千代伝酒造 猿ヶ城渓谷蒸溜所 熟柿(じゅくし)」
まさに熟した柿にかぶりついた時のようなとろりとした舌触りと、深い味わいが特徴の焼酎。
雑味がないのですいすい飲めてしまいます。
お湯割りにすると香りも甘味も強くなります。ストレートはもちろん、前割りをして少しだけ温めるのも美味。秋冬にぴったりの焼酎です。
3位 芋の濃厚な旨み。「霧島酒造 志比田工場原酒」
あの黒霧島をぎゅっと濃縮したような甘味、香り、旨み。
黒霧島が好きな方には、絶対に呑んでいただきたい一本です。口にしたときガツンと感じる強い芋の旨みは癖になります。
お湯で割るとまったく別の風味が味わえるのも魅力。
ビンがお洒落なので、プレゼントにもおすすめです。
2位 何で割っても薄まらない強い個性「六代目百合」
今は甘い香りのする芋焼酎が流行りですが、これは甘くない芋焼酎です。
芋ならではの臭みもしっかりあり、かなり個性的。芋の脂っぽさがありながらも軽快な飲み口です。
甘さに頼らない焼酎は、香りも味わいもどっしりとしていて、水やお湯で割っても薄まりません。
お湯で割ると香りが花開き、より香りを楽しむことができます。
1位 驚くほどの芋の香り! 上級者向け「不二才(ぶにせ)芋焼酎」
「不二才」とは「無骨で決して奇麗ではないけれど男らしく、実直で品がある」という意味。
その名から連想できる通り、かなり芋臭いタイプの芋焼酎です。しかしそれだけではありません。
お湯で割ると優しい香りと甘さが際立ちます。
その様は、まさに「良い男」のよう。芋焼酎を飲み慣れた方、芋焼酎を愛する方にこそ、飲んでいただきたい一本です。
まずはストレートで
どの焼酎も、まずはストレートで飲み、それからお湯で割ることをおすすめします。
飲み方で変わる味を楽しむのも、お酒の醍醐味。
いろいろな焼酎を試して、お気に入りを見つけてみてくださいね。
色々なおすすめ焼酎をまとめたページもありますので合わせて参考にして下さい。飲み方別の特集もありますよ。
ジャンル別おすすめ焼酎特集