万人受けするバーボンやアメリカンウイスキーを探している!という方は、値段の高さやラベル・ボトルの美しさでお酒を選んではいけません!
誰もが口をそろえて「おいしい」というお酒こそ本当においしいお酒と言えるのではないでしょうか。
今回は、本当に美味しいバーボン・アメリカンウイスキーのおすすめをランキング形式でご紹介します!
第8位・・・甘くないアメリカン「ワイルドターキー」
安いバーボンウイスキーは変な甘みがあって飲みにくいのですが、さすがの「ワイルドターキー」、甘みを抑えて香り高く、スパイシーな風味でさらりと飲めます。
価格も割と庶民的ですから、毎日の晩酌タイムをもっとダンディーかつ気軽に楽しみたい日にもってこいのバーボンウイスキーと言えそうです。
第7位・・・カクテルで楽しんで!「ウッドフォードリザーブ」
ケンタッキー州最古の蒸留所で作られている「ウッドフォードリザーブ」、どんな割り材とあわせてもおいしいため、カクテルのベースに最適なウイスキーなんです。
バーボンの男性らしさを全面に突き出したような味が苦手という方も多いのですが、「ウッドフォードリザーブ」は丸みがあり「自己主張しすぎない味」が特徴的。
「今日はお酒よりも食事をメインで」、そんな日のお供には、食事の味を引き立てる「ウッドフォードリザーブ」一択です。
第6位・・・軽い気持ちで手を出せない「ジャックダニエル ブラック」
「ちょっとアメリカンウイスキーを試してみようかな?」そんな軽い気持ちで手を出さないほうが身のため!という「良くも悪くも個性が強い」テネシーウイスキーが「ジャックダニエル ブラック」です。
個性的なアルコール臭と風味は、受け付けない人がいるのも確か。だがしかし!主張が激しいわりに円熟味のあるまったり感、これは中々癖になります。
一口目は飲めなくても、不思議とボトルの最後のほうになると「もう一本買っておこう」と自然に思ってしまうような魅力を感じますね。
第5位・・・見た目にわからぬパワフルさ「ベイゼル ヘイデン」
ボトルやラベルはとても女性的で「柔らかい感じのお酒なのかな?」と思いきや、開栓した瞬間に想像を裏切られました。ガッツリ酒臭い!明るく輝く色からは想像できないほどの強いアルコール感!これは興味をそそられます。
グラスに注いでいる間も立ち上る香り、「早く飲んでくれ」と酒が叫んでいるようです。
一口含むと・・・なるほど、これは複雑でパワフル、そして高貴。
まずは強いアルコール感、その次にハーブと茶葉の香り、最後にはシトラスのようなさわやかさがキュッと味を引き締めて消えていきます。
まだ一度もこのバーボンを試したことがない方は、ぜひ炭酸水で割って飲んでみてください。
第4位・・・12年のプレミアム「I.W.ハーパー 12年」
その昔、本場アメリカでは、バーボンを長期熟成させるのはあまり好まれていなかったのにもかかわらず、時代に逆行して発売された「I.W.ハーパー 12年」。
そのおいしさからあっという間に世界に広まり、日本でも特徴的なデキャンタボトルをリビングに飾っていた人もいるのでは?
味は甘く飲みやすい、実に女性的と言えるでしょう。勿体なくもハイボールが一番うまい気がします。
第3位・・・深い香りにノックアウト「ノブ クリーク ライ」
これぞ、ウイスキーらしいウイスキー。オーク樽のウッディな香りとバニラの風味、スパイシーな中に奥深い味を持っている。
これを飲まずしてアメリカンウイスキーの何を語るのか、と言っていいほど個人的にはうまいと感じたのが「ノブ クリーク ライ」です。
ライ麦ならではの香ばしさが個人的に好みでした。
第2位・・・褐色の恋人「フォアローゼズ プラチナ」
ウイスキーのこの色!小麦色に日焼けした恋人の肌のように、なんとも官能的なボトル。「フォアローゼズ プラチナ」は、上級の原酒のみをブレンドして作られた特別な「フォアローゼズ」なんです。
バーボンの「バタバタ」したような強い味はなく、ひたすら静かに落ち着いた香りと風味を楽しむことができます。
いうなれば、全く風がない日の森、その深部にある湖面のように。深く深くゆっくりと体にしみこんで堪りません。特別な日にだけ楽しみたくなる、まさに「プラチナ」なバーボンですね。
第1位・・・加水・濾過一切なし!「ブッカーズ」
途中で加水も濾過もしない!「アメリカンウイスキーの旨みを凝縮させた」ような、それでいて軽やかに飲める不思議なお酒が「ブッカーズ」です。
日本酒なら、濾過なしとくれば「くどい・濃い」というイメージですが、「ブッカーズ」は熟成させているのにフレッシュ、そしてフルーティでさらっと飲むことができます。何杯飲んでも、この感覚は不思議だなと思いますね。
まとめ
アメリカンウイスキー特集、いかがでしたでしょうか。バーボンもテネシーウイスキーも、とにかくアメリカの多民族性があらわれているのか「画一的な味ではない」のが一つの魅力だと個人的には思っています。
ここで作られたからこんな味!という常識が通用しないこの深さ、ぜひはまり込んでください。
色々なおすすめウイスキーをまとめたページもありますので合わせて参考にして下さい。産地別の特集もありますよ。
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