甘い香りが特徴のバーボンウィスキー。トウモロコシを原料の51%以上使い、ホワイトオークの新樽で2年熟成させたものを差します。
最近は居酒屋でも「ジムビーム」などをよく見るようになりました。
西部劇やハードボイルドのイメージが強いバーボンウィスキーですが、実は飲み方を工夫すれば初心者でも楽しめるお酒なんです。
今回は、初めてでも美味しく呑める、バーボンウイスキーのおすすめの飲み方を9つご紹介します。
飲み方1 ストレート
バーボンウィスキーそのままの味を楽しみたいなら、やはりストレートが一番。
西部劇などでは、ショットグラスに入れてぐっと上を向き、一気に呑むシーンもよく見られます。
そのままでは飲みにくいという方は、冷蔵庫や冷凍庫でキンキンに冷やしておくのがおすすめ。
冷やすとアルコールの匂いが抑えられ、ぐんと飲みやすくなります。
ウィスキーのような度数の高いお酒をストレートで呑むときは、事前にチェイサーを用意しておくのがベター。
ミネラルウォーターや炭酸水などを傍らに用意しておき、バーボンと交互に飲みましょう。口の中がすっきりして味がわかりやすくなる他、酔いにくくなる効果もあります。
飲み方2 ロック
ストレートはちょっときついという方は、ロックもおすすめ。
冷やされてアルコールの匂いが抑えられる上、氷が溶けだすのでストレートに比べてぐんと飲みやすい味わいになります。
ロックグラスに氷を入れ、バーボンウィスキーを注ぐだけで出来上がり。
氷が溶けて薄まるのが嫌という方は、大きめの氷を使うのがおすすめです。
クラッシュアイスをグラス一杯に詰める飲み方もおすすめ。
ミントやレモンを添えるとより爽やかに楽しめます。
飲み方3 トワイスアップ
ウイスキーに同量の水を加える飲み方です。
水割りとは違い、氷を使わず常温のウィスキーと常温の水を使うのが特徴。
とくに香りを楽しむのに適した飲み方なので、ブランデーグラスやワイングラスなど、足がついているグラスで楽しむのが良いですね。
樽の香りやバーボン特有の甘みが引き出され、飲みやすくなります。
飲み方4 水割り
樽の香りがしっかりしているバーボンは、水割りにしても美味しくいただけます。
水を入れることによってアルコールが程よく和らぎ、食事と楽しむときにもぴったり。また、ハイボールと違ってゆっくり楽しむときにもおすすめです。
氷を入れ、ウィスキーを注いでから水を加えれば完成。ウィスキー1:水2~2.5が基本的な割合とされています。
材料を事前に冷やしておくのもおすすめです。
飲み方5 炭酸割り(ハイボール)
ウィスキー定番の飲み方の一つであるハイボール。
もちろん、バーボンともよく合います。バーボンの無骨な風味や飲みにくいところが緩和され、炭酸の舌触りで飲みやすい味わいになります。
グラスに氷を入れ、バーボンを注いだら、まずは軽くステアして氷とバーボンを馴染ませましょう。
グラスが冷えてきたら、キンキンに冷やした炭酸水を注げば出来上がり。
混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので、10回程度に抑えるのがおすすめです。
飲み方6 牛乳割り
ウィスキーに牛乳? と思われるかもしれませんが、甘党さんはお酒初心者さんにとくにオススメな飲み方です。
牛乳の甘みがウィスキー独特の癖を抑えるので、ぐんと飲みやすくなるんですよ。
特にウィスキーの中でも、バニラは蜂蜜の香りを持つバーボンは牛乳との相性が抜群。バーボンの牛乳割りは「カウボーイ」という名で呼ばれ親しまれています。
チョコレートなどの甘いものと合わせたり、ナイトキャップにもぴったり。
砂糖やはちみつを加えたり、シナモンなどスパイスを足すアレンジもおすすめです。
飲み方7 コーヒー割り
バニラの香りがするバーボンは、コーヒーともぴったり。
コーヒーに少し垂らすだけでも良い香りが楽しめます。
ホットコーヒーはもちろん、アイスコーヒーもおすすめ。
砂糖や生クリームを加えるとさらに飲みやすく、お休み前の一杯にも最適な飲み物になります。
飲み方8 ジュース割り
バーボンの癖がやっぱり苦手という方、合わないバーボンを買ってしまったときは、ジュースで割ってしまいましょう。
コーラやジンジャーエール、オレンジジュースで割れば、それだけで飲みやすいカクテルに大変身。
お酒初心者さんにもおすすめです。
飲み方9 カクテル
牛乳やコーヒー、柑橘系やベリーなど、さまざまな素材とよく合うバーボン。
バーボンにはカクテルベースにしても負けない個性があり、同じカクテルでも他のウィスキーとは一味違う味わいになります。
レモンジュースとガムシロップを加えた爽やかな味わいの「スコッチコリンズ」や、パイナップルジュースと合わせることで飲みやすい味わいに仕上げた「ケンタッキー」など、飲みやすい味わいのものが多いのが特徴。
アルコール度数が高いことが多いので、飲みすぎには注意です。