おしゃれだけどちょっと手が出しにくい、これが一般的なラム酒のイメージだと思います。バーでカクテルにして飲むのならまだしも、一本買っても消費できる自信がないという人が殆どでしょう。
が、しかし!実はラム酒って、そのまま飲んでもとっても美味しいんです。
今回は、人気の「ラム酒」はどんな味なのか、銘柄ごとによる味の違いについて比較してみました!
ラム酒の味について
ラム酒には「ホワイト」と「ダーク」の二種類があることをご存知でしょうか。その名の通り、同じラム酒でもお酒の見た目が異なり、ホワイトは透明、ダークは茶色なのが特徴です。
原料は同じくサトウキビなのに、色だけではなく味も香りも全く違うのがラム酒の面白いところ。
一般的にホワイトラムは爽やかな味と、突き抜けるような華やかな香りを楽しむことができます。
一方ダークラムは、カラメルのような香ばしさと濃厚さ、強い独特の甘い香りを持ち、お菓子作りの材料にもよく使われています。
ラム酒の人気銘柄の味を比較してみた!
ラム酒の大まかな味も分かったところで、ここからは人気銘柄の味を比較していきたいと思います!
お家でカクテルパーティしよう!「バカルディ スペリオール」
バーでもよく見る定番のラム酒、「バカルディ」。中でもとことん味と香りのバランスにこだわって作られているのが「スペリオール」です。
オーク樽由来のバニラやアプリコットの華やかな香りが感じられ、甘みよりも繊細な舌触りとさわやかさが際立っています。
ミントの効いたモヒートに良く合いそうですから、自宅でカクテルパーティをするときには必ず用意しておきたいですね。
アイスと混ぜて楽しんで!「マイヤーズ ラム オリジナルダーク」
洋菓子店でも使用される本格ラークダム「マイヤーズ ラム オリジナルダーク」は、濃厚なラムの香りと甘さを堪能できるスペシャルな一本だと個人的には感じています。
お酒をとことん飲みたい日には、最初に日本酒、次にウイスキー、そして最後にはこれ、「マイヤーズ」をトッピングしたバニラアイス!シメに楽しむ大人デザートがまた格別なんです。
このまま薄めて飲んでもおいしいですが、一番のおすすめはやっぱりアイスです!
雲の上で作られる極上ラム「ロン サカパ 」
ゆったりと作られる長期熟成の味。海抜2,300メートルの高地で作られる「ロン サカパ」は、ラム酒好きな人なら知らない人はいないでしょう。
一般的なラム酒とは異なり、ラム独特の香りは和らぎ、口当たりもまろやかで静かに体に染みこむようなやさしい味がします。
のんびりと上質な一杯を楽しみたいときにはこれですね。
希少な味をぜひ一度飲んでみてほしい「グレイス・ラム コルコル アグリコール」
ラム酒には、サトウキビの搾りかすであるモラセスを利用して作る方法と、サトウキビのしぼり汁を利用する方法の2種類があります。
低価格で手に入りやすいのはモラセス原料の銘柄ですが、とびきり美味しいホワイトラムはサトウキビのしぼり汁を100%使用するアグリコールラムです。
この「グレイス・ラム コルコル アグリコール」はその名の通りアグリコールラムとなっており、味は爽快で後味もすっきりとしているのが特徴的。しかし余韻は長く、高級ラム酒といった風ですね。
製造年によって味が異なるらしいので、毎年味を確かめたくなります。
ゴールドに輝く個性派ラム「キャプテンモルガン スパイストラム」
ラム酒に様々な香りとスパイスを加えて作られている「キャプテンモルガン スパイストラム」は、個性的な味ながら初心者にもおすすめできる飲みやすいラム酒です。
飲んでみると特にバニラの風味が強く、コーラで割るとさらに華やかな印象になりますね。
かる~く一杯飲みたいときには、「キャプテンモルガン」のコーラ割がベストです。
見た目は怖いが味はトロピカル「レッドラム」
ボトルに描かれたドクロが印象的なこちらの「レッドラム」は、かなり楽しいフレーバーのラムです。
パイナップルやココナッツなど、南国を思わせる香りを纏い、このまま炭酸で割るだけでもかなり美味しく飲めました。
味も良くリーズナブルなので、海外では若者に人気なのだそうです。35度としっかりアルコール度数もあるので、ガッツリ酔えるのもうれしいですね。
ラム酒を飲んでリゾート気分を楽しもう!
ラム酒の何が素晴らしいかといえば、やはり気分の上がるあの独特の香りです。
モヒートなんてこったカクテルにしなくても、炭酸やオレンジジュースで割るだけでもかなり美味しく飲めますよ。
アルコールが苦手な方でも飲みやすいので是非お試しください。