米どころ山形県において、180年以上の歴史を持つ「楯の川酒造」。その歴史深い酒造にて、山形初の全量純米大吟醸として生まれた銘柄「楯野川」は、とても美味しいと評判です。
今回は、日本酒「楯野川」の評判と評価を元に、おすすめの純米大吟醸の銘柄5選についてまとめてみました!
通年出回る買いやすい純米大吟醸「清流」
「楯野川」の中で、一番値段的にも流通的にも買いやすいのがこの「清流」、アルコール度数も低く飲みやすい純米大吟醸です。
「楯野川」はどれも味の個性が強く、純米大吟醸としては今までになかったその力強さが特徴です。
飲んだ人の感想は?
- 中程度のフルーティさで、酸味も少なくとても飲みやすい。女性にも受けがいいとのことで買いましたが、確かに少し女性向きの味わいだと感じました。
- すっきりとして飲みやすく、何よりこの価格で純米大吟醸が買えるというのが嬉しいですね。値段なりの味だろうとあまり期待していなかったのですが、いやいや確かに純米大吟醸です!常備酒に決定!
- 純米大吟醸ならではの甘みと飲みやすさがありつつも、日本酒の香りがガツンと来ます。
口コミを見ると、「清流」は女性でも飲みやすい日本酒として定評のある銘柄でした。
強め香りの日本酒が好きな男性には少し物足りないかもしれませんが、良く言えばオールラウンドな銘柄でしょう。
どんな食事にも相性抜群「美山錦 中取り」
酒造に適しているお米「美山錦」を使用し、最も香りと味のバランスがいい「中取り」部分を瓶詰したのが「美山錦 中取り」、常温または燗で飲むのがおすすめ。
すっきりとした味わいで食中酒に向いている日本酒です。
飲んだ人の感想は?
- 清涼感のあるさっぱりとした飲み口でした。ほんのりと甘みも感じられ、アルコール分も低めなので日本酒の初心者でも飲みやすいだろうなぁと、飲みながら思いました。
- 会社の飲み会に持って行ったところ、大好評であっという間になくなってしまいました。とにかく飲みやすかった。特に日本酒好きに大好評!
- 柑橘系のフルーティさと、米のうまさが交わり、「旨口日本酒」といった感じです。
アルコール分が控えめで、日本酒の初心者からベテランの方まで人気の銘柄です。
さっぱりとした飲み心地の日本酒をお探しの方は試してみるといいかもしれません。
山形が生んだ米と酒「出羽燦々 中取り」
山形県で、新しい日本酒の原料として開発されたお米「出羽燦々」を使用し作った楯野川の、中取り部分を詰め込んだのが「出羽燦々 中取り」です。
美山錦の中取りとは違い、リンゴやナシのような柔らかなフルーティさを持つ、丸みのある味わいが特徴と評判の日本酒です。
飲んだ人の感想は?
- 開栓すると「ポン」と小気味のいい音とともに、柔らかないい香りがする微発泡性の生きている日本酒です。ホームパーティの席に持っていきましたが、女性陣に特に好評でした。
- 甘みがあるとのことで購入しましたが、「美山錦 中取り」よりも少し辛みがあるかな?あっさりとしているので白身魚などの淡白なお料理に合います。
風味がよく、甘すぎず、魚料理などの和食に相性が良い評価が多くありました。
料理に合う日本酒をお探しの方にはピッタリの銘柄かもしれません。
純米大吟醸でも+8の日本酒度!「本流辛口」
長期発酵で日本酒度+8まで辛口に仕上げたのが「本流辛口」です。
純米大吟醸と言えば、濃厚旨口の甘みが強いものが多いですから、本格的な辛口はとても珍しいですよね。
とはいえ、やはり純米大吟醸ならではの旨みが際立つので、辛みは表示よりも少し控えめに感じるようです。
飲んだ人の感想は?
- 口に含むと、パイナップルのような南国の香りを感じました。辛口とのことですが、辛みはすっきりとしていて控えめ、むしろ旨みを引き立たせるためのキレとして感じる程度です。
- 食中酒に最適です。さっぱりとして飲みやすく、どんな食事にも合います。爽やかな日本酒が好きな人におすすめですね。
- 日本酒と言えば「冷」が好まれる傾向にありますが、このお酒は常温でもとても美味しく飲めます。私は刺身をつまみにして飲むのが大好きです。
辛口でありながら、飲みやすいといった評価が多い銘柄です。
がつんとキレのある日本酒の味を堪能したい方には、おすすめの銘柄です。
楯野川の特約店のみ限定流通品「主流」
山田錦を使用した、「楯の川酒造」の特約店のみで販売されている限定流通品「主流」は、「楯野川」ブランド銘酒の中心的存在です。
近年の日本酒ブームを後押しする香り高い吟醸系の日本酒で、飲みやすいフルーティな味わいが特徴です。
飲んだ人の感想は?
- これは絶対リピートの味!普段は安い「清流」を飲んでいますが、思い切ってこちらを購入したところ大当たり!飲みやすくてすぐに一本開けてしまいました。
- 山田錦の旨さが口に残り、1杯でも何とも言えない満足感があります。
- さすが「楯野川」!清流を飲んで気に入り、こちらを飲んだところ、清流よりも甘みと旨みが強くこれぞ山田錦!という味を感じさせてくれました。
清流よりも値段は高めですが、その分旨味や香りがさらに良いと評判の銘柄です。
常備酒に飽きてきた時に飲むと、一味違った楯野川の味を楽しめると思います。
まとめ
「楯野川」を価格で選ぶのなら「清流」、薄濁り・微発泡が好きな方は「中取り」、純米大吟醸ならではの味を求めている方には「主流」を選ぶのがおすすめです。
日本酒は同じ銘柄でも季節とお米によっても味が全く変わりますから、それぞれを飲み比べて楽しんでみてくださいね!
色々なおすすめ日本酒をまとめたページもありますので合わせて参考にして下さい。有名銘柄の特集記事もありますよ。
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