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日本酒にはどんな分類・種類がある?味の違いも分かりやすく解説!

日本酒にはどんな分類・種類がある?味の違いも分かりやすく解説!

一概に日本酒といっても、種類がたくさんあります。

種類によって味や香りなどに特徴があるので、名前を知っておけば自分好みの日本酒を見つけるのに必ず役立ちますよ。日本酒の種類についてまとめましたので参考にしてください。

日本酒とは?

日本酒は清酒ともいいアルコール度数22度未満のことを指します。

一般的な日本酒はアルコール度数15%前後のものが多く、22%以上の清酒同様の造りの物は法律上ではリキュールとして扱われます。

酒税法

  • 米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの
  •     

  • 米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの
  •     

  • 清酒に清酒かすを加えて、こしたもの

また、この他に「その香味、色沢その他の性状が清酒に類似する」混成酒である「合成清酒」や、どぶろくなど一部の「その他の醸造酒」も日本酒に含まれます。

日本酒の種類

日本酒の「特定名称酒」は精米歩合と醸造アルコール添加の有無で8種類に分類されます。

この「特定名称酒」に当てはまらない清酒のことを普通酒と呼びます。

精米歩合とは

白米のその玄米に対する比重割合のことを言います。

精米60という時には玄米の表層部を40%削ってあることを言います。

なぜ米を削るの?

米の表層部には、たんぱく質、脂肪、灰分、ビタミンなど多くの成分が含まれています。

清酒の製造にはそれらの成分が必要不可欠ですが、多すぎると清酒の香りや味を悪くしてしまいます。

なので清酒の原料となる米は精米歩合75%以下の白米が多く使用されています。

精米歩合によって値段は変わる?

大吟醸などは米を半分以上磨いて製造されます。その為精米するのに手間もかかり、製造量も抑えられるため、値段がはる傾向にあります。

日本酒(清酒)の原料

清酒において香り・味を最も左右する原料。

清酒にとって有名なのが「山田錦」という兵庫県のお米です。

特徴としては、大変香り高く、雑味が少ない日本酒に仕上がります。

米こうじ

白米にこうじ菌を繁殖させたもので、白米のでんぷんを糖化させることが出来ます。

特定名称酒の製造において、こうじ米の使用割合は15%以上であることが定められています。

酒造アルコール

でんぷん物質や含糖物質を原料といて発酵させて蒸留したアルコールのことを指します。清酒の製造過程で醸造アルコールを加えると香り高く「スッキリした味」になり、また清酒の香味を劣化させる乳酸菌の増加を防止するという効果もあります。

吟醸造りとは

60%以上に精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、酒かすの割合を高くして、特有の芳香(吟香)があるようにする製造方法。

特定名称酒の一覧表











特定名称酒使用原料精米歩合香味等の特徴
純米大吟醸酒米・米こうじ50%以下吟醸造り
固有の香味
色沢が特に良好
大吟醸酒米・米こうじ
醸造アルコール
純米吟醸酒米・米こうじ60%以下吟醸造り
固有の香味
色沢が良好
吟醸酒米・米こうじ
醸造アルコール
特別純米酒米・米こうじ60%以下又は
特別な製造方法
香味、色沢が
特に良好
特別本醸酒米・米こうじ
醸造アルコール
純米酒米・米こうじ規定なし香味、色沢が
良好
本醸酒米・米こうじ
醸造アルコール
70%以下

この様にアルコール添加の有無で純米とつくか否か分かれます。

本醸酒の特徴

品質も安定しやすく、またフルーティーで純米酒と比べて爽やかな味にある傾向があります。

純米酒の特徴

麹の甘みと米のコクをより感じられるところにあります。米を半分以上研ぐので雑味がなく、日本酒本来の味を楽しめるため、日本酒好きに好まれますが、手間と徹底した管理が必要で酒蔵の特徴が出やすい名称でもあります。

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特別純米酒・特別本醸酒の特徴

特別吟醸酒・特別本醸酒と名乗るためには、60%以下の精米歩合か、または特別な製造方法であることが条件なようですが、精米歩合だけを基準とするなら特別純米酒又は特別本醸酒と名乗ってもよいはずです。

なぜ名称が分けられているかというと以下の理由があるようです。

1.コンセプトが違う

吟醸と聞くとやはりイメージは吟醸特有のまったりとした香りの強い物を思い浮かべる方が多いですが、それが酒蔵の意図している所とは違う場合に特別純米酒などと名乗るようです。

2.すでに特別純米酒の製品がある。

既にある製品との差別化の為に、特別という特定名称を使用する酒蔵もあります。

しかし一般的には吟醸酒又は純米吟醸酒の方が、ランクが高いイメージが定着していますので、このような理由がない場合には、使用されることは少ないようです。

3.特別な製造方法

もう一つの理由としては特別な製造方法をした場合は、精米歩合が60%以下でなくとも、特別という名称を使用してもいいことになっています。

その時には、「どのように特別なのか」を明確に表記する必要があります。またこの「特別な製造方法」というものに定義はなく、各酒蔵の判断に委ねられています。

大吟醸の特徴

一般的にクリアでクセの少ない物が多い。香りもリンゴのようなフルーティーなものが多く、キレがあり、後味もスッキリしている。お酒好きで気分によって飲む種類を変えている人にはこちらがおすすめです。

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純米大吟醸の特徴

米特有のコクと余韻が感じられる。辛口なものでも米の甘みをしっかり感じられるものが多く、米本来の深い味わいと濃い香りが楽しめます。日本酒が大好きな方には、大吟醸よりも純米大吟醸をおすすめします。

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普通酒は?

上記の特定名称に該当しない日本酒は普通酒に分類されています。

米、米麹、醸造アルコール以外の原料が入っていたり、米麹の割合が15%未満だったりと普通酒の範囲は幅広く、純米酒と大差ない銘柄もあれば、糖類などの添加物をたっぷり配合したものまであります。

飲みやすい「名称酒」の種類は?

もちろん大吟醸や純米大吟醸の方が、日本酒好きの方には堪らないとは思います。しかし、一般的にバランスが良くて飲みやすいのは、吟醸酒・純米吟醸酒だと思います。

純米酒か本醸酒でいうとすっきりしたフルーティーなものが多いのが大吟醸などの本醸酒造りの物で、米本来のキレのある香りを楽しみたいのなら純米吟醸酒を選びましょう。

日本酒初心者の方は特に、最初に飲むもので清酒の印象が変わってくると思いますので、吟醸酒など、クセが少なく、香りも楽しめるものがおすすめです。

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