和食の代表「鮨」。寿司に合わせるお酒は、なんといっても日本酒に限ります。日本酒もお寿司も大好き!という方は、様々な日本酒をお寿司と一緒に楽しみたいことでしょう。
今回は、鮨がさらに美味しくなる!お寿司に合う日本酒のおすすめ銘柄8選をご紹介します!
「おすすめ」お寿司に合う日本酒
少し辛目の大人な味「日高見」
白身魚や甲殻類、イカ等、繊細な味のお寿司に合う日本酒が「日高見 弥助」、赤み魚によく合う酒が「日高見 超辛口純米酒」です。
どちらも魚のほんの少しの旨みも消すことが無いように作られた大人な日本酒だと言えるでしょう。
最近はやりの華やか系純米吟醸とは一線を画し、優しい香りで寿司の旨みを消すことが無いように計算つくされた一本です。お酒が大好きな人への贈り物にもお勧めですよ!
驚きの日本酒度+12度「春鹿 超辛口」
魚介のうまさをとことん味わいたいのなら、やっぱり辛口日本酒に限る!とはいってもここまで辛くして本当に美味しいの?と疑問に感じてしまうこの「春鹿 超辛口」は、驚きの日本酒度+12度を誇るその名の通りの超辛口日本酒です。
しかし飲んでみると納得、まったく嫌味のない透き通った日本酒は、辛くともグイグイ飲めてしまうのが不思議なところ。
事実、お寿司と一緒に飲んだ日には、一升瓶を抱え込んで飲んでしまうかもしれません。すっきりさっぱり豪快に、辛口日本酒が好きな方は一度お試しください!
やっぱり定番は旨し!「八海山 純米吟醸」
普段は高くて手が出せない「八海山 純米吟醸」も、たまの贅沢のお寿司と一緒に思い切って飲んじゃいましょう!
飲みやすさで定評のある「八海山」ですが、こちらは純米吟醸、飲みやすさよりもうまさが引き立つ一本です。
八海山の普通酒が好きな方にはちょっと重たいかもしれませんが、この旨みを寿司と併せれば、いい気分で酔いが回りそうです。
寿司には断然「久保田 特別本醸造 千寿 」
「久保田」と言えば萬寿でしょ?と思ってしまうかもしれませんが、お寿司に合うのはより柔らかい風味の「千寿」なのです。
「萬寿」では酒の香りが華やかすぎて、寿司ネタが酒に負けてしまいますが、「千寿」なら魚介の味を邪魔することなくむしろうまみを引き立ててくれるでしょう。
和食全般に合う酒なら「銀嶺立山 本醸造」
寿司だけではなく、和食全般に合う日本酒なら断然「銀嶺立山 本醸造」がナンバーワンでしょう。
ストレートに辛口、すっきりとした旨み、どれをとっても繊細な味の和食にドハマりする日本酒です。
普段はお漬物で、ちょっとリッチにお刺身で、給料日にはお寿司で!毎日でも美味しく飲める「銀嶺立山 本醸造」で晩酌すれば、ストレスも吹き飛びますね!
すっきりと冷で格別な味を「聚楽第 純米吟醸」
キレのいい辛口の「聚楽第 純米吟醸」を、お寿司と一緒に飲むのならすっきりと冷やして飲むのがおすすめです。
その味はとにかくさっぱりしており、まとわりつくような雑味が全くありません。良い米と良い水で仕込まれた、素直な日本酒の良さが前面に出ている一本です。
日本酒が少し苦手な方でも、まるで水のようにぐびぐび飲めちゃいますよ!
甘めの日本酒なら「古都 純米吟醸」
魚介には辛口しか合わない!と思っていた方でも、この日本酒なら納得して寿司と一緒に飲むことができるでしょう。
佐々木酒造の「古都 純米吟醸」 は、すっきりとしているのに後味はほんのりと甘く、女性でも飲みやすい軽めの日本酒です。
のど越しも爽やかに、いくらでも寿司が食べられそうです。
最近の主流はコレ!「田酒 特別純米」
ちょっとお高めの和食屋さんに行くと、よく見かける「田酒 特別純米」は、お寿司だけではなくオールラウンドに和食とぴったり合う不思議な一本です。
香りは爽やか、味は少し甘めの日本酒度+3。柔らかな香りとともに訪れる優しい日本酒の旨みは、口の中で少しずつ広がり、飲めば飲むほど「旨い!」と言いたくなる日本酒です。
中々手に入らないこのお酒は、見かけた時にまとめ買いしてほしいほどおすすめです!
「寿司別」ネタに合う日本酒を選ぶ
寿司と一口に言っても赤身に白身、光物に貝類、甲殻類などいろいろ種類がありますよね。
もちろんネタによって味が違うので、全てのネタに合う日本酒というと選ぶのは難しくなります。
なので今回はネタ別でどんな日本酒が合うのかまとめてみました。是非参考にして下さい
赤身
さっぱりして味の濃い赤身には中口~辛口の日本酒が合います。また香り自体は芳醇な香りの物が合います。
少し贅沢にいきたいときは辛口の純米吟醸酒。日常的に楽しみたいなら普通酒でも十分に楽しめます。
サーモンなど脂身の多いネタ
ネタ自体に甘みが十分あるので辛口の物が良いでしょう。華やかな物でも合うので吟醸酒やスパークリング系も合います。
白身
白身魚は淡泊で繊細なものが多いので、辛口の純米酒が合います。スッキリとしたキレがあり、酸味のあるものが白身の甘みを引き立ててくれます。
光り物・貝類
酸味の効いた日本酒が合います。光物・貝類は臭みがあるものが多いのあまり香りがフルーティーなものは合いません。本醸造酒や生酒など軽くてスッキリした日本酒がおすすめです。
甲殻類
優しい甘みと旨味が濃い甲殻類は甘口でも辛口でも何でも合う万能なネタです。その時の気分に合わせて変えるのもおつですよね。
タレのネタ
こちらは甘口で香りフルーティーな物でも合いますし、酸味の効いた物でも味が引き締まり、口当たりがよくなるので非常に相性が良いです。
炙りもの
炙りものにするネタは脂の乗ったネタが多いですよね。そんなネタには辛口の日本酒にしましょう。炙ることによって脂の甘みが増しているので香り自体もふんわりとしたまとまりのある純米酒など米の香りを感じられるものが良いでしょう。
寿司全般では何が合う?
こうして並べてみると寿司全般で考えた時には、辛口を選ぶのが良さそうです。また名称でいうと純米酒が一番合いそうですね。
もちろん好みの違いはあるので一概にこれが正解というわけではありません。色々と違うタイプで試してみてあなたのベストマッチを見つけて下さい。
「まとめ」寿司と日本酒は合わないはずがない
日本人が大昔から作り上げてきた寿司と日本酒の文化、この二つが合わないはずがありません!
しかし、銘柄による特徴を覚えておくだけで、もっともっと両方を美味しく味わうことができます。
次のお給料日は、ちょっとお高いお寿司と日本酒を味わってみてくださいね!
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