ジビエ料理と意外と合うのが、日本酒。鹿肉と合わせるときは旨味を引き立ててくれる辛口のものがおすすめ。
ジビエ料理には味噌味の料理が多いので、味噌に合う日本酒もよく合いますよ。
今回は、鹿肉と合う相性の良い美味しいおすすめの日本酒を10選をご紹介します。
お肉と相性抜群！「COWBOY YAMAHAI」
お肉と合わせることを意識して作られた山廃純米吟醸原酒。
牛肉のステーキや豚カツはもちろん、鹿肉などのジビエとも相性抜群です！このお酒の特徴は、じゅわっとジューシーな酸味としっかり骨太なコク。
お肉のような味の濃い食材と合わせても負けません！そのままはもちろん、オンザロックやソーダ割りもおすすめです。
ローストやしゃぶしゃぶに「美丈夫 特別純米酒」
鹿肉のローストやしゃぶしゃぶなど、肉そのものの味わいを楽しみたい料理にはこちらがおすすめ！
お酒の旨みが肉の甘味や旨みを膨らませてくれます。穏やかな香りと爽やかなキレの良さが印象的。
リンゴを思わせる軽快な香りと酸味のおかげで飲み口軽やか。呑み飽きしないので、家に一本常備しておきたいお酒です。
ステーキと合わせて「波乃音 純米吟醸 山田錦」
鹿肉のステーキのようにジビエの野性味を楽しみたい料理には、臭みを包み込んでくれるような日本酒を合わせるのがおすすめ。
パイナップルや洋梨を思わせる甘やかな香りが印象的。とにかく優しい印象を受ける一本。
洗練された口当たりに、リッチで柔らかい旨みがじんわり広がります。とっておきの料理と一緒にゆっくり楽しみたいお酒です。
ついつい飲みすぎちゃう！？「春鹿 純米 超辛口」
定番の食中酒として有名な春鹿も、鹿肉と合うお酒。
春鹿の特徴は、食事に合わせやすいバランスの良さと喉越しのキレ。硬水で仕込まれているため、味わいに深みがあるのも特徴。
フルーティな香りとスッキリした飲み口で、ついつい杯が進んでしまうおいしさ。鹿肉はもちろん、刺身や揚げ物ともよく合いますよ。
どっしり力強い旨口「土耕ん醸 山廃純米原酒 火入」
被災しながらも諦めず、5年かけて復活させた福島の山廃純米酒。
細部までこだわり抜かれた酒造りに、造り手の情熱を感じさせます。力強く濃厚の旨口。スパイシーさもあり、独特のおいしさがあります。
コクと酸味、苦味と旨みがそれぞれしっかりしていて飲み応え抜群！男らしいどっしりした味わいは、荒々しい野性味を感じられるジビエ料理と相性抜群です。
たっぷり旨み「東洋美人 純米吟醸 大辛口」
山田錦を使用した山口の純米吟醸。
このお酒の特徴は、キリッと辛口ながらもふくらみのある旨みがあること！口当たりは「大辛口」の名に違わずスッキリドライですが、すぐにぶわっと旨みが広がります。
「日本酒は辛口でないと！」とこだわりがある人にもおすすめ。ボリュームのある旨みが肉の旨みと合い、膨らませてくれます。口に残った脂を辛口でさっぱり洗い流し、また次の一口が進んでしまう一杯です。
赤ワイン樽で貯蔵「ワイン樽熟成日本酒 上弦の月」
ブルゴーニュの赤ワインのオーク樽に貯蔵し、天竜にある天然のワインセラーで熟成させた日本酒。
葛布の原料となる葛の花という花酵母で造られており、ワインを思わせる華やかさ、フルーティさをより引き出しています。
樽の香りと赤ワインの果実味と酸味が特徴。ナッツを思わせるニュアンスもあり、ワインと日本酒の良いところ取りと言ったおいしさ。洋食から和食まで、幅広い料理と合わせられます。
味噌を使った料理に「阿部酒造 FOMALHAUT」
ジビエと合わせる日本酒としておすすめしたいのが、水の代わりに酒を使って仕込む「貴醸酒」。
貴醸酒は濃厚で強い甘みを持つものが多く、味噌や醤油を使った甘辛い味わいの料理や、フルーツソースをかけて楽しむ料理とよく合います。
こちらも濃醇甘口な一本。地元産のお米にこだわって醸されています。料理と合わせるときは、軽く冷やすのがベター。甘味が抑えられ、飲みやすくなりますよ。
旨味甘みぎゅぎゅっと「御前酒 菩提酛 貴醸酒」
菩提酛純米酒をベースに菩提酛純米酒を仕込んだ、「菩提酛×菩提酛」な一本。
透明感のあるクリアな口当たり。ぎゅっと詰まった濃密な甘みと旨みがたまりません！スッキリした酸味があるため、甘味は強いのですがべたつきません。
デザート酒としてもおすすめ。チーズケーキやチョコレートケーキなど、同じく濃厚な味わいのスイーツとも相性抜群です。
とろっと濃厚な甘み「竹生嶋 壺中重星霜 純米吟醸 吟吹雪」
味噌などを使った甘辛い味付けの鹿肉料理には、同じく甘くて濃厚な味わいの日本酒を合わせましょう！こちらは長期熟成させ、琥珀色に仕上げた純米吟醸。
メープルシロップを思わせるとろっとした甘み。その後すぐシナモンやクローヴを思わせるスパイシーさが広がります。
シェリーのような風味と昆布だしのような旨みがあるのも特徴の一つ。言葉では言い表せないほど複雑な味わいに、トリコになってしまうかも！？