赤でも白でも楽しめる！[ホットワインに最適なワイン]おすすめ銘柄10選

冬になると飲みたくなるホットワイン。モルドワイン、ヴァン・ショー、グリューワインなどの名で親しまれているホットワインは、冬の寝酒に最適です。

ホットワインは、温めたワインにシナモン、スターアニス(八角)、クローブなどのスパイスに、砂糖や蜂蜜などの甘味、オレンジやレモンの柑橘類を絞ったものです。

本場のドイツでは、クリスマスシーズンには欠かせない飲み物で多くの人に楽しまれています。

今回は、ホットワインに最適なワインのおすすめ銘柄を、赤ワイン、白ワイン、ホットワイン用のワインの順でご紹介いたします。

赤ワイン

炭酸割りやロックでも美味しい「赤玉　スイートワイン」

ワインだと思って飲むと甘さに驚きます。スイートワインの名前さながらの味わいで、ワインというよりもアルコールが入ったジュースと言うほうがしっくりきます。

ワインはあまり得意ではない、ワインを飲んで渋くて飲めなかった経験がある……という方におすすめ。

そのまま電子レンジで温めただけでも十分おいしいですが、味わいが濃厚なのでお湯割りでもおいしくいただけます。

爽やかな柑橘系の香り「バルで飲んだサングリア」

こちらは王道のサングリア。サングリアとは、ワインにフルーツを漬けこんだものです。サングリアにはたいていオレンジやベリー、シナモンが入っています。

そう、サングリアはホットワインとほぼ同じ材料で出来ているのです。

温めるだけで、簡単にホットワインが楽しめちゃいます。もちろん氷や炭酸水を入れ、ふつうのサングリアとしてもおいしくいただけます。

ワインらしい渋みと甘さのバランス「王様の涙　赤」

こちらもかなり甘いワインです。上にあげた「赤玉」ほどではないものの、ワインの渋みは抑えられていて、飲みやすいワインに仕上がっています。

しかしワインらしい渋さはほんのり残っていて甘すぎず、スパイスとの相性も抜群です。

何も入れずそのまま温めて飲むも良し、きちんと鍋でスパイスを入れてホットワインにするも良し、ママレードを入れて電子レンジで簡易ホットワインにしても良し。何にでも合う万能選手です。

豊かな甘みと穏やかな酸味のハーモニー「おたる赤甘口」

上にあげた「王様の涙」に比べると、フルーティーな香りのする赤ワインです。

穏やかな酸味、抑えられた渋み、濃厚な甘みと、ホットワインにするにはぴったりのワイン。

味わいが濃厚なので、割っても風味が衰えません。

ワインを温めて、温めたオレンジジュースや紅茶で割るのもおすすめ。シナモンスティックで混ぜると良い香りが広がります。

白ワイン

癖がなく飲みやすい「リープフラウミルヒ」

渋みが控えめという印象の白ワインです。甘口の白ワインにあるべたっとした甘さではなく、スッキリした後味。口当たりの良いワインです。

キンキンに冷やしていただくのも美味しいですよ。

ホットワインにするなら、リンゴジュースと1：1で割ると手軽でおいしいホットワインができます。もちろん、りんごのすりおろしと蜂蜜を加えても。

スッキリ辛口「ジェイコブス・クリーク　シャルドネ」

辛口で王道な味わいの白ワイン。そのまま飲むのなら、白身魚のカルパッチョなどの相性が良いです。

ホットワインにするときにも、酸味が少ないので、どんなフルーツにもあわせることができます。

蜂蜜とレモンを少量ずつ加えるのがもっともおすすめ。シナモンを添えても美味しくいただけます。

さっぱりした味わいの「サントリー　デリカメゾン白」

甘めの白ワインです。さっぱりしているので、味が濃くなりがちなホットワインにはぴったり。スパイスとの相性が抜群です。

甘めのジンジャーエールと割って温めると美味しくなります。

シナモンとジンジャーをたっぷり加えると、冬の夜にぴったりの飲み物になります。

フルーティーな味わい「クラシック・コレクション　モスカート」

ぶどうジュースに似た香りと甘みを持つ、マスカットの白ワインです。

ワインのえぐみはまったく感じません。その味わいはまさにぶどうジュース。

オランジーナとの相性が抜群。割ったものを温めてホットワインにしても、冷やしても美味しくいただけます。

ホットワイン用

後味スッキリ「シュテルンターラー・グリューワイン」

温めるだけで本場の味が楽しめる商品。すでにオレンジやレモン、シナモンやクローブなどスパイス類が調合されているので、何も加える必要はありません。

甘いですがくどくなく、後味はすっきり。チャイが好きな方におすすめです。

濃厚な味わいなので、濃いお酒が苦手な方はお湯で割っても。また、暖かい紅茶で割っても美味しくいただけます。

これ一本で本場の味「ハウザーズ　ビオ　ホットワイン」

オーガニックなグリューワインです。

甘さは控えめ。寝酒にぴったりの味わいです。飲みやすいのは言わずもがな、渋みや酸味もバランスよく、甘すぎるワインはちょっと、という方にもおすすめ。

すでに完成されたおいしさですが、蜂蜜を入れたり、バニラエッセンスを数適垂らすと風味が変わって、また違う味わいが楽しめます。