香ばしい香りが特徴の胡麻(ごま)焼酎。ちょっぴり珍しい原料の焼酎ですが、風味豊かなゴマの香りと味わいが人気なんです！
初めてごま焼酎を造ったとされる老舗酒造「紅乙酒造」の他、、様々な会社が製造しています。種類も、長期熟成されたもの、他原料の焼酎とブレンドされたもの、手軽に楽しめるものと様々。
今回は、おすすめの美味しいゴマ焼酎をご紹介します。麦焼酎や米焼酎とも違う独特の香ばしさにトリコになること間違いなし！
まずはこれ！「紅乙女 胡麻」
最も有名なゴマ焼酎、紅乙女。こちらはその中でも「スタンダード」と呼ばれ親しまれている一本です。スーパーや通販サイトなどで、この赤いラベルを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
「香水のような上品な香りを持つ焼酎を作りたい」「洋酒に負けないお酒を造りたい」という思いから生まれた胡麻乙女は、ごまの香ばしい香りがぞんぶんに楽しめる逸品。
すっきりした飲み口とまろやかな旨みが特徴。水割りやお湯割りにすると赤身の刺身と相性抜群！ 飾らないいつもの食卓に合わせて。
ワンランク上の胡麻焼酎「紅乙女酒造 紅乙女 ゴールド」
「ワンランク上の胡麻焼酎を飲んでみたい！」そんなときぴったりなのが「紅乙女 ゴールド」。モンドセレクションで最高金賞を受賞。ヨーロッパの一流シェフに認められたことでも知られており、海外のホテルでも取り扱われる実力派焼酎です。
長期熟成ならではのまろやかな味わいが特徴。思わずうっとりしてしまう芳醇なゴマの香りが印象的です。
白麹を使用することで、味わいをさらに柔らかく仕上げています。まずはシンプルにロックやストレートで、本来の味を楽しんで。
ぜひハイボールで！「紅乙女酒造 月読の雫」
「月読の雫」という名前は、地元で親しまれている月読神社(福岡県久留米市田主丸町)にちなんだもの。フレンチオーク樽に貯蔵したゴマ焼酎を中心に、長期貯蔵の焼酎をブレンドし作られた一本。ウイスキーやブランデーなど、樽で熟成させたお酒が好きという方に飲んでいただきたいお酒です。
樽由来のバニラの甘やかな香りとゴマのふくよかな香ばしさが印象的。麦焼酎を使っているのか、穀物の甘さと旨みを強く感じます。
25度あるにも関わらず、アルコールの強さは全く感じません。おすすめの飲み方は濃い目のハイボール。ゴマと樽の複雑な風味と、炭酸の爽快感が絶品です。
選りすぐりの黒ごまを使用「八代不知火蔵 黒ごま焼酎 黒胡宝」
日本で最初に黒ごまで焼酎をつくった蔵として知られる、熊本県の八代不知火蔵のゴマ焼酎。なんといっても特徴なのは、原料のごまはすべて黒ごまのみを使用していること。
選りすぐった黒ごまを粒ごと丁寧に焙煎し、黒ごま特有の旨み、苦味や渋みを引き出しています。
白ごまを使用している焼酎に比べて香ばしさが強いのも特徴の一つ。ごま焼酎のスッキリした飲み口はそのままに、香りやコクをしっかり感じられる一本です。
やさしい甘さ「煎り白ごま焼酎 ごまふわわ」
焼酎はあまり飲まないという方にもおすすめしたいのが、こちらの「ごまふわわ」。
擦った白ごまを20%使用し、ごま感たっぷりに仕上がっています。白ごまらしいやさしい甘さと柔らかい口当たりが特徴。
お酒にあまり強くないという方は、牛乳や豆乳で割るのがおすすめ。白ごまの甘みと香ばしさが引き立ち、カクテルのような感覚で飲めますよ。
味のバランスが絶妙「紅乙女 おいしい芋焼酎 隠し胡麻」
鹿児島産黄金千貫を使用した芋焼酎に胡麻焼酎をブレンドした一本。焼酎を飲み慣れていて、胡麻焼酎は初めて呑むという方におすすめのお酒です。
味のバランスが絶妙。グラスに注いでまず感じるのは芋の甘い香りですが、よく嗅ぐと奥に胡麻の香ばしさも感じられます。
胡麻と芋の種類の違う甘さがどちらも楽しめるのが特徴。加水するとさらに香りが引き立ちます。水割りやお湯割りの他、前割りにするのもおすすめです。
気軽に楽しめる「紅乙女酒造 香ばしい胡麻焼酎パック」
気軽にゴマ焼酎を楽しみたいときは、パック入りの物を選ぶのがおすすめ！
パック入りの焼酎はビンに比べて扱いが容易なのでコスパが良いんです！スタンダードに比べてさらりとしており、飲み口はとっても爽やか。
ストレートでも飲みやすい味わいは、まさに毎日の晩酌にぴったりです。パックごと冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷やして飲むのがおすすめ。アルコール度数が高いので冷凍庫に入れても凍りません。
コスパ最高！「あなたにひとめぼれ ごま」
毎日の晩酌にぴったりなパック入りの胡麻焼酎です。一番の特徴は呑み飽きないこと。
癖のない柔らかい味わいとほのかなゴマの香りが最大の特徴。派手な個性はありませんが、スッキリ爽やかな飲み口は、どんなシチュエーションにもよく合います。
どんな飲み方でも美味しくいただけるのも良いところ。ロックや水割り、お湯割りやソーダ割りと、季節や気分に合わせて使い分けちゃいましょう。