IPA(アイ・ピー・エー)とは、India Pale Ale(インディア・ペール・エール)のこと。
IPAとは、麦汁濃度を高くし、ホップをたくさん使用したもので、アルコール度数が高めで、ホップの苦味がつよいのが特徴です。
そんなIPAビールですが、日本のIPAビールがアツいのです。
東京クラフトを初めとした、日本のIPAビールおすすめ銘柄を10本選びました。
力強い呑み応え「TOKYO CRAFT I.P.A.」
数量限定で再発売しているビール。欠品のことが多いので、買うなら今です!
力強い呑み応えと爽やかな酸味が本格的。IPAビールらしさもありながら、個性的過ぎず飲みやすい味わい。
いつもは普通のビールを呑んでいるけれど、たまには変わったビールを試したいというひとにぴったり!
ボリュームあるお肉料理と合わせて。
とってもフルーティ!「Japan beer 日本ビール/志賀高原ビール IPA」
「自分たちが呑みたいビールを」と作られたビール。
グレープフルーツのような香りがフルーティで鮮烈。甘みと苦味が混ざった香りが、開けてすぐからずっと漂います。
強い苦味とホップの香りにグレープフルーツがあいまって、とても爽やか。
スイスイ飲めてしまって、たいへん危険です。アルコール度数はしっかりあるので、ご注意を。
華やかな香りと苦味「サンクトガーレン YOKOHAMA XPA」
濁度0.0000の透き通った水を使用して作られたビール。
この水は、横浜が港町として栄えたころ、世界中の船乗りが「赤道を越えても腐らないゴールデンウォーター」と絶賛したものなのだそうです。
ホップを通常の4倍多く入れているせいか、柑橘のような華やかな香りが広がります。ビターな苦み、旨みも強烈。
いつもは普通のビールを呑んでいる……という方にも、ぜひおすすめの一本です。
ガツンと個性的!「ベアードビール スルガベイインペリアルIPA」
「とにかく美味い」というレビューがあるほど、IPAビール好きにはたまらない一本です。
苦味がとにかく強いのですが、非常にフルーティで、旨みも凝縮されているので、あまり気にせずに呑むことができてしまいます。
後味に来る苦味も心地よく、すっと消えていきます。
かなり個性的な味わいなので、IPAに飲み慣れている人向きかも?
ハンバーグやステーキなど、ガツン! とくるお肉料理と合わせると最高の体験ができます。
ゆっくり呑みたい「箕面ビール W-IPA」
通常の2.5倍のモルトとホップで仕込んだストロングエール。
しっかりした苦味とホップの香りは、どこか上質なコーヒーを思わせます。
香ばしさとホップの苦味があいまって、とても複雑な味わい。
アルコール度数は9度と高めなのもあり、じっくりと腰を据えて呑みたい味わいです。
ちょっとリッチなおつまみと一緒にどうぞ。
柔らかい口当たり「雷電 カンヌキ IPA」
粋なデザインが特徴的なビール。このデザインは、江戸時代にかつて最強と呼ばれた力士「雷電為右衛門」にちなんだもの。
「カンヌキ」は彼が使った技「閂」のことで、強すぎて禁じ手になったほどの技なのだそうです。
しっかりした苦味がありながらも、なめらかな泡も手伝って、思いの外柔らかい口あたりです。飲み口はスッキリ爽やか。
存在感のあるビールなので、重めのお料理とあわせるのが正解。中華などともよく合います。キリッと冷やせば夏にぴったり、BBQにもどうぞ。
さすがのおいしさ!「八海山 ライディーンビール IPA」
あの日本酒で有名な八海酒造が作っているビール。
長年地元で愛されてきた地ビールをリブランディングしたものとだけあって、そのおいしさはお墨付き。
白ワインのようなフルーティな香りと、ホップの青い香り。香ばしさやハーブのような清涼感。複雑な風味があり、美味です。
苦味は控えめなので、いつもはふつうのビールを呑んでいるけれど、試してみたい……という方にもおすすめ!
イメージは琵琶湖に沈む夕日「長浜浪漫ビール クラフトビール」
白いラベルが印象的なビール。滋賀県の地ビールだけあって、このデザインは琵琶湖に沈む夕日をイメージしているそうです。
グレープフルーツのような爽やかな香りと、苦味の中に、ほんのり穀物のものらしい甘みを感じる味わい。
チューリップ型のグラスに注ぐと、より香りと風味を楽しむことができます。
ラベルも可愛い!「黄桜 LUCKY CHICKEN」
「幸運」を意味する言葉と可愛いラベルは、プレゼントやパーティにもぴったりです。
色合いはかなり暗め。カラメルモルトの色合いです。
華やかでフルーティな香りとコクのある香ばしさが、醤油や味噌とよく合います。
チキンと一緒に呑むと良いとのことなので、鳥の照り焼きや、たれの焼き鳥と合わせるのがおすすめです。
コクのある味わい「静岡クラフトビール AOI BREWING IPA」
徳川家の「葵」の家紋が印象的なビール。どうしてもラベルに使いたくて、使用許可をとったとのことです。
静岡とビールを愛するワイナリーが産んだビールは、やはり美味。
苦味と柑橘の香りとのバランスが最強です。
同ワイナリーの、お茶を使用したお茶エールもおすすめです。