スペイサイド地方で作られているブランデッドウィスキー、「シーバスリーガル」。
癖のなさと飲みやすさからウイスキー初心者向けとされており、ウィスキーの味わいの基準とされることもしばしば。
手軽に楽しめるコスパが良い一本から高級志向の銘柄までさまざまな味わいが出ており、飲み比べも楽しい銘柄です。
今回は、シーバスリーガルの美味しいおすすめの飲み方を紹介します。
飲み方1 ストレート
飲みやすい味わいのシーバスリーガル。お酒に強い方なら、まずはストレートで呑んでみるのがおすすめです。
特に年代の違うものを飲み比べる「縦飲み(垂直飲み)」をするときは、できれば味や香りの違いがわかりやすいストレートで楽しんで頂きたいところです。
シーバスリーガルは、「12年熟成」を世界で始めて表示したウィスキーと言われています。
そのおいしさで様々な賞を受賞しており、世界中に熱狂的なファンを獲得しています。
どの銘柄にも共通しているのは、華やかな香りや甘み、爽やかでフルーティーな味わい。
お酒初心者はもちろん、上級者さんも楽しめるクオリティの高い美味しさです。
チェイサーを用意して楽しもう
ウィスキーをストレートで飲むときは、水や炭酸水などのチェイサーを用意しておくのがベター。
ウィスキーのアルコール度数は40度前後。ストレートで呑んでいるとすぐに酔っぱらってしまいます。
チェイサーには酔いにくくするだけではなく、口の中をリセットしてウィスキーの味をわかりやすくする効果もあります。
美味しく飲むためにもチェイサーは必須ですよ!
飲み方2 ロック
ストレートでは飲みにくいと思ったら、ロックにしてみるのはいかが?
氷の分アルコール度数も下がり、冷やされたことで飲みやすくなります。ハイボールや水割りよりもゆっくり楽しむことができるので、映画や読書と一緒に楽しみたいときにもおすすめの飲み方です。
より長く楽しみたいときには、溶けにくい大きめの氷を使うのがおすすめ。
表面を滑らかに仕上げるとさらに溶けにくくなります。
夏はロック・ミストも◎
暑い夏にすっきり楽しみたい! そんなときには、ロック・ミストもおすすめ。
ロックの氷の代わりにクラッシュアイスを使い、ミントやレモンを添えれば、簡単に爽やかな一杯ができちゃいます。
飲み方3 トワイスアップ
飲み比べをするときには、ストレート以外にもおすすめの飲み方があります。
それがトワイスアップ。ウィスキーに常温の水を加える飲み方です。
加水によって開くウィスキーの味と香りを楽しむ飲み方で、プロもテイスティングに使うほど。
とくにシーバスリーガルは加水によってぐんと滑らかな味わいになります。
香りもフルーティになり、軽やかな印象に。
ウィスキー初心者にもおすすめしたい飲み方です。
飲み方4 ハイボール
バーや居酒屋で定番の飲み方、ハイボール。
シーバスリーガルのフルーティな味わいと炭酸の弾ける口当たりがベストマッチ。
アルコール度数もぐんと下がって飲みやすくなり、爽やかな味わいは食事ともよく合います。
炭酸水を注いだら、混ぜすぎないのが美味しく作るコツです。
10回程度軽くステアするだけで充分混ざりますよ。
飲み方5 水割り
加水すると味と香りが開くシーバスリーガルは、水割りもよく合います。
炭酸のように時間が経つと劣化してしまうということがないので、食事と合わせてゆっくり飲みたいときに向いています。
水とウィスキーはしっかり冷蔵庫で冷やしておき、氷をたっぷり使って作りましょう。
使用する水は軟水が望ましいとされていますが、日本の水道水を煮沸したものでも美味しく作れます。
飲み方6 ジュース割り
フルーティな味わいのシーバスリーガルは、ジュースと合わせるのもおすすめ。
お酒初心者にも飲みやすい味わいになります。
同じような香りを持つフルーツジュースとの相性は抜群。
オレンジジュースやグレープフルーツジュースなど、柑橘系のものを選べば外れません。他にもクランベリーなど、酸味のあるジュースで割るのがおすすめです。
飲み方7 炭酸ジュース割り
炭酸が好きという方は、炭酸のジュースで割るのも良いですね。
ウィスキー独特の匂いやアルコール度数がぐっと和らぎ、ウィスキー初心者にも飲みやすい味わいになります。
とくにコーラやジンジャエール割りは、一度ウイスキーで挫折したという方にも試してみてほしい飲み方。
シーバスリーガルの華やかな香りとジュースの甘みが合わさり、何杯でも飲めてしまう味わいです。
飲み方8 カクテルベースに
特に癖がなく、手に入りやすい12年はカクテルにもぴったり。
他の銘柄でも美味しく作れますが、それぞれの味わいによって材料を調節する必要があります。
華やかな香りを持つシーバスリーガルは、フルーツとの相性が抜群。
ジョン・コリンズやロブ・ロイ、オールドファッションなど、定番のカクテルのベースとして使えます。
ウィスキーがベースなだけあって、どれも度数が高めのカクテルです。
飲みすぎには注意してくださいね。