クラフトビールにクラフトウイスキー、クラフトジン。今、「クラフト系」のお酒が流行しています。
そんなクラフト系の本場は自由の国アメリカ。
特にクラフトウイスキーは大流行中。常識にとらわれない柔軟な発想のクラフトウイスキーは、面白いものばかりです。
日本でも数年前から流行り始めています。手に入れるなら今!
おすすめの「アメリカのクラフトウイスキー・バーボン」を10選にしてご紹介します。
歴史も感じて「エヴァン・ウィリアムス 12年」
エヴァン・ウィリアムスの名は最初に製造した「エヴァン・ウィリアムス」に由来し、なんとバーボンを最初に作った人との事(諸説あり)。
50.5度もあるアルコール度数を感じさせないほど、なめらかな口当たりとまろやかな味わいが特徴。
バニラやバナナ、黒糖の甘い香りが鮮やか。甘いウィスキーが好きな方ならきっと気に入るはず。
あなたがお酒に強いのなら、断然ストレートかロックがおすすめです。
濃厚な旨み「バルコネズ ワン テキサス シングルモルト」
アメリカのウィスキーといえばバーボンですが、こちらはシングルモルト。トウモロコシではなく、大麦で作られています。
洋ナシをバターと砂糖で色がつくまで炒めたような、濃厚な味わいと香ばしさ。
目を見張るような芳醇な香りは、他のウィスキーにはありません。是非、ストレートでどうぞ。
フルーティでまろやか「ウッドフォードリザーブ ダブルオークド」
フルーティでまろやかなバーボン。
上品でしなやか、バーボンとは思えぬ柔らかい口当たり。
繊細な青リンゴの風味と、芳醇な余韻が素晴らしく、思わず長い溜息をついてしまいます。
アルコール臭さはまったく感じないので、バーボンを初めて飲むという方にもおすすめ。
上質なシガーやジャズやハードボイルド小説をお供に、大人の時間を楽しみたくなる逸品です。
樽の芳醇な香り「バーボンウイスキー ベイカーズ」
7年樽で寝かせていただけあって、樽の芳醇な香りが特徴的なバーボンです。
カラメルのようなしっかりした甘さとほのかな苦みがあり、余韻は樽の香りが強く出ています。
洗練された深い味わいは、濃厚で強く、まろやかながら個性的な味わい。
アルコール度数が53度ありますが、アルコールのツンとくる香りはまったくありません。
甘いお酒が好きなかたにおすすめです。
加水すると味わいが変わってまた楽しめます。炭酸で割っても旨みが薄まらないので、ハイボールもおすすめです。
バランスの良い味わい「コーヴァル シングルバレル・ウイスキー バーボン 47%」
オーガニックの原料のみを使用して作られているバーボン。
柔らかいバニラとキャラメルの苦味、樽の香りに香ばしさ。
それらが一体となって素晴らしいハーモニーを奏でてくれます。
ハイボールにしてお食事と合わせるのもおすすめです。
うっとりしちゃう口当たり「ミクターズ US1 スモール バッチ バーボン」
アメリカで最初の蒸留所として創業したミクターズ社。その伝統を受け継ぎ作られているウイスキーです。
バニラの香りとフルーツの甘みと複雑な旨み、重厚感のあるボディのバランスがとても魅力的。
それらをまとめる滑らかでとろみのある口当たりに思わずうっとり酔いしれてしまいます。
ぜひストレートで口当たりを楽しんで。
贈り物にもぴったり「ブラントン ゴールド」
高級感のあるボトルと、ボトルキャップの馬が特徴的なバーボン。
ブラントンは1つの樽からのみボトリングしているため、生産量が極端に少ないのが特徴。
ボトルには蔵出しの日付と番号が手書きで書かれており、そのラベルは世界に一つしかありません。
ゴールドはそんなブラントンの中でもさらに厳選された逸品で、スタンダードに比べるとかなりまろやかで飲みやすい味わいになっています。
その高級感あるたたずまいは、贈り物にもぴったりです。
今大注目のバーボン!「キングスカウンティ バーボンウィスキー」
スタイリッシュなボトルが特徴のバーボン。
2010年創業、「ニューヨーク最古」の蒸留所Kings County Distilleryは、今ウィスキー界が注目している蒸留所なんです。
そのキレの良い軽快な味わいはまさに都会的。バニラの香りがふんわりと漂い、スマートでおしゃれな印象のバーボンです。
同蒸留所のムーンシャイン、チョコレートウィスキーもおすすめです。
とってもスパイシー「バーボン ウイスキー ベイゼル ヘイデン」
ライ麦が多く使われているウィスキー。同じくライ麦を使用するカナディアンウィスキーが好きな方にはおすすめです。
ジンジャーやハーブティーを思わせるスパイシーさがあり、ピリっと辛口な味わい。
しかし口当たりは柔らかく、ハイボールにするとごくごく飲めてしまいます。
レモンやライムを絞って、食中酒として使用するのがおすすめ。
バニラの香り「バーボンウイスキー ノブ クリーク シングルバレル」
禁酒法時代、人々はブーツに隠しやすい形状のフラスコ瓶に酒を入れて持ち歩いていたのだそう。歴史を感じさせるボトルが特徴的です。
バニラの香りがとても鮮やか。あとからキャラメルのような甘味も追ってきます。
膨らむのある香ばしさもあり、とても美味です。チョコレートと合わせるのがおすすめ。