ウイスキーの中でもさっぱりとした味で飲みやすく、初心者に人気なのがカナディアンウイスキーです。
そしてカナディアンウイスキーで特に人気な銘柄といえば、やっぱり「カナディアンクラブ」ですよね。
今回は、定番のカナディアンウイスキー「カナディアンクラブ」の種類ごとによる評価と味の違いや、美味しい飲み方についてまとめてみました!
まずはレギュラー「カナディアンクラブ」
まずは一番オーソドックスなレギュラー酒「カナディアンクラブ」から。ウイスキービギナーにおすすめのこちらの銘柄は、癖がなく軽い味わいが特徴です。
スムースな口当たりで香りもやわらかいのですが、そのまま飲むとアルコール感が強いかもしれません。
美味しい飲み方
こちらのカナディアンクラブは、炭酸で割って飲むのがおすすめです。
ハイボールのようにしてもいいですが、果実の風味をつけなくてもおいしく飲めると思いますので、無味で糖分も入っていない強炭酸で割って飲んでみて下さい。ウイスキーの風味を消すことなく心地よく酔えますよ。
大人な辛口「カナディアンクラブ ブラックラベル」
こちらの「カナディアンクラブ ブラックラベル」は、大人テイストで辛口な味わいが特徴です。
実は日本人向けに作られたウイスキーで、和食にも合うようにブレンドされています。
8年以上の長期熟成が実現するしっとりとした口当たりと続く余韻、しっかり酔いたい夜にぴったりの「カナディアンクラブ」です。
美味しい飲み方
カナディアンクラブのブラックラベルは、ストレートで飲んでもおいしいのですが、最もおすすめなのが「ジンジャーエールで割る」カクテル。
これ自体が辛口なので、ストレートやロックで飲むにはちょっとつらいかもしれません。ジンジャーエール自体も辛みがありますが、糖分が入っているのでちょうどいい味わいになりますよ。
ガッツリ飲めるウイスキー「カナディアンクラブ クラシック 12年」
12年もの長い間、カナダの厳しい気候のもと熟成させた「カナディアンクラブ クラシック 12年」。
オークからくるバニラ香といつまでも消えない余韻は、カナディアンウイスキーには珍しいタイプです。
よりウイスキーらしいウイスキーをすっきりと飲みたい!そんな時にはこれですね。
美味しい飲み方
クラシック12年は、長期熟成でしっかり角も取れていますから、ストレートやロック、水割りでそのまま飲んでください。
氷をたくさん入れてゆっくり飲み、徐々に溶けゆく氷とともにあふれる香りを楽しむのもおすすめ!
ここまでくるということなし!「カナディアンクラブ 20年」
ここまでくるともう文句のつけようもありません。「カナディアンクラブ 20年」、ウイスキー好きなら一度は飲んでみてほしい一本です。
ボトルから覗く深みのあるカラメル色からもわかる通り、甘くそして華やかな仕上がりとなっています。
美味しい飲み方
もちろんストレートでも絶対に美味しいのですが、個人的におすすめなのは「ミスト」です。
細かくクラッシュした氷に「カナディアンクラブ20年」を注いで、その味の変化を楽しみながら飲んでみて下さい。甘みもしっかりあるので、食後にくいっと一杯にどうぞ。
ライ麦由来の味を楽しんで「カナディアンクラブ12年 スモールバッチ」
ライ麦由来の酸味と香ばしさを持つ「カナディアンクラブ12年 スモールバッチ」。
上質ながらもしつこすぎず、しっかりとした甘みの後にくる酸味が飲みやすいウイスキーです。
美味しい飲み方
カナディアンクラブのスモールバッチは、他の種類よりも少し癖が強いので、ハイボールがおすすめです。
しかし合成甘味料や香料の入っている炭酸水ではなく、天然の炭酸水を使用してみて下さい。さらに生のレモンやライムのしぼり汁を入れれば、高級でこだわりのある完璧なハイボールになりますよ。
飲みやすい「カナディアンクラブ」で素敵な夜を
癖の強いウイスキーは買って後悔してしまうこともありますが、「カナディアンクラブ」なら飲みやすく誰でも最後の一滴まで飲むことができるでしょう。
アルコールの刺激が取れた長期熟成物はストレートやロック、水割りで。まだ若く刺激が強いもの、癖が強いものは炭酸で割ってハイボールでお楽しみください。
色々なおすすめウイスキーをまとめたページもありますので合わせて参考にして下さい。定番ウイスキーをまとめた特集もありますよ。
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