梅酒や果実酒用にと買ったホワイトリカー、結構余らせてしまってその後の処理に困ることありませんか?
ホワイトリカーですからそのまま飲んでも味がない上に度数も高くて美味しくない。かといってどうやって使い切ればいいのか、毎回頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?私もその一人でした。
今回は、買ったはいいけど余ってしまったホワイトリカーのおすすめの飲み方と上手な使い方についてご紹介します。
ホワイトリカーのおすすめの飲み方は?
実は、ホワイトリカーは焼酎の甲類に分類されるお酒で、甲類焼酎と同じの見方もできるんです。
ホワイトリカーと言えどもお酒、まずは飲んで楽しみながら消費しましょう!
サワーで楽しむ
定番はやっぱりサワーですよね。サワーで楽しむときには、ホワイトリカー以外に炭酸水と果実があればそれだけで完成してしまいます。
作り方はいたって簡単で、グラスの5分の1ぐらいにホワイトリカーを入れて、果汁と実をいれたら炭酸を注いで完成!果実は生のものを搾り、搾りかすの実も一緒にグラスに入れるととても美味しいですよ。
サワーで使う果実はお好きなものを使用してください。個人的におすすめの果実はレモン、ブラッドオレンジ、グレープフルーツ、パイナップルです。
※ホワイトリカーの量はお好みで調節してください。
ジュースで割って楽しむ
もっと簡単に楽しむなら、果汁100%のジュースで割って飲むのがおすすめ。
ジュース以外にも緑茶やウーロン茶、紅茶などでもおいしくいただけます。
こちらもホワイトリカーの割合はお好みでどうぞ。とても飲みやすく仕上がってしまうので、飲み過ぎには注意してください!
ホッピー割り
ホッピーとはビールテイストの飲料で一般的には焼酎で割りますよね。ホワイトリカーも焼酎ですので、合わないわけがありません。
またホッピー自体がハッキリとした味をしているので、ホワイトリカーには最適というわけです。
余ったホワイトリカーの使い道
そのまま飲むには度数が高すぎたり、好みじゃない場合は、少量でも果実酒を作ることができます。
さらに、余ったホワイトリカーの使い道は「飲む」だけではありません。飲む以外に上手に活用する方法も合わせてご紹介します。
少量の果実酒を漬ける
残りのホワイトリカーなのに、追加しなければ量が足りないなんてことの無いように、小さめの容器を使用しましょう。
フルーツなどを漬ける場合、ジャム瓶があればそれを使うのがいいでしょう。
どんな瓶を使用してもいいですが、しっかり綺麗にして消毒してから使うように気をつけて下さい。
少量で果実酒を漬ける時には、香りや味が早く出るように、果物は皮を剥いて、一口大にカットしましょう。
また氷砂糖では溶けるのに時間がかかるので、グラニュー糖を使用すると良いでしょう。
作り方
1.瓶にホワイトリカーを1/3程度入れます。
2.グラニュー糖を入れます。グラニュー糖は、使用するフルーツによりますが、甘みが出にくい物は果実の半分程度入れましょう。軽く混ぜてグラニュー等を少しとかしましょう。また好みで蜂蜜を入れてもよいです。蜂蜜を使用する場合は混ぜる必要はありません。
3.果物はリンゴなど固い果実なら瓶の半分程度・甘みの強いパイナップルなどは1/3程度入れましょう。
4.瓶いっぱいにホワイトリカーを入れ、ゆっくり一回り混ぜます。混ぜ過ぎないように一回だけで大丈夫です。
5.そのまま3日程度寝かせれば完成です。
調味料の保存・抽出に使う
フルーツもないし分量計算するのも嫌な方はこんな方法もあります。
生姜やニンニク・唐辛子といった調味料をそのまま漬け込んでしまう。
一番シンプルで重宝するんじゃないでしょうか?長期保存が出来、香りも新鮮さを失わないので、料理に使うのに最適です。
煮物や炒め物など、料理に合わせて、手軽に使用できるのも嬉しいですよね。
作り方
1.漬けたい材料を皮を剥き、半分程度に切って乾燥させる。
2.ホワイトリカーを瓶いっぱいに入れる。
唐辛子の場合
唐辛子は種が最も辛い部分なので、頭から種を取り出して、キッチンペーパーの上などでしっかり乾燥させてから、瓶につめて下さい。
以上です。あとは使用したいときに瓶から取り出すだけです。
この方法で半年程度は保存可能ですが、瓶から実を取り出すときは、しっかりとアルコール除菌したもので取り出して下さいね。
材料を乾燥させる手間があるくらいですごく簡単に出来て、便利なので是非試してみて下さい。
料理に使う
調理用日本酒の代わりに、そのまま料理にホワイトリカーを使うこともできます。
特に沖縄料理とホワイトリカーの相性は抜群で、沖縄風豚の角煮など癖の強い食材と合わせて使用してみてください。
煮魚に使ったりするのもおすすめです。その際には砂糖を多めに入れて、コクを出すと更に美味しくなりますよ。砂糖をきび糖や黒糖に変えて、とことんこだわるのもOK!
また、手軽に漬物で使うこともできます。詳しいレシピものせておきますので是非チャレンジしてみてください!
キュウリのホワイトリカー漬けの作り方
材料:キュウリ6本、塩15グラム、砂糖65グラム、ホワイトリカー35cc
1.1センチぐらいの輪切りにしたきゅりを保存袋に入れ、塩をまぶして置いておきます。
- ホワイトリカーと砂糖をよく混ぜます
- キュウリの入った保存袋に砂糖とホワイトリカーを混ぜたものを入れ、キュウリとよく混ぜましょう。
- 保存袋の空気を抜き、汁がこぼれないようにボウル等に保存袋ごといれて重しをのせたら、一晩冷蔵庫で漬け込んで完成です。
☆お酒の香りとキュウリの爽やかさが相まって、ポリポリとまらない漬物になります!
消毒用アルコールとして使う
最終的には、消毒用アルコールとして使って使い切りましょう。ジャムを作るときやみそを作るとき、瓶や樽の消毒用アルコールとしてホワイトリカーを内側に塗るだけです。
食品の消毒に消毒用アルコールを使うのは気が引けますが、飲用のホワイトリカーなら安心ですよね。
今まで瓶は煮沸消毒していたという方なら、この手軽さにハマってしまうかもしれません。
余ったホワイトリカーをもっと有効活用しよう♪
余ったホワイトリカーは飲むだけではなく、料理にも使えてさらに消毒用アルコールにも変化しちゃうんですね。
つまり果実酒用にちょっと多めにホワイトリカーを買っても、工夫することで最後まで無駄なく使い切ることができるのでお得です。
今まで果実酒を漬けた後のホワイトリカーに困っていた方は、今回おすすめした方法をぜひ試してみてくださいね!