根強い人気を誇るゆず酒。
添加物無添加が魅力の鶴梅、吟醸酒をベースに作られた鳳凰美田、酸味控えめで飲みやすい真澄など種類も様々。
爽やかな味わいとどこかほっとする風味は、一年中楽しめるおいしさです。
今回はそんなゆず酒のおすすめの飲み方/割り方を7つご紹介します。美味しいゆずのお酒を、おうちで気軽に楽しんじゃいましょう。
飲み方1 ストレート
アルコール度数が比較的低いゆず酒は、ストレートで飲むのがおすすめ。
冷蔵庫で冷やせば、甘みも控えめになりさらに飲みやすくなります。
アルコール度数が高めのものは、短時間冷凍庫に入れるととろりとした舌触りになってこちらも美味。ただし、アルコール度数が低いと固まってしまうので注意してくださいね。
とくに、穏やかな味わいの「真澄」や、吟醸の香りが漂う「鳳凰美田」はストレートでのむのがおすすめ。
同じゆず酒でも、ベースにしているお酒や使うゆずの種類によって味わいが変わります。
飲み比べてみるのも楽しいですね。
飲み方2 ロック
濃厚なタイプのゆず酒はオン・ザ・ロックも美味しいですよ。
ストレートより飲みやすくなるので、鶴梅のようにアルコール度数が高めなものを飲むときにも良いですね。
また、果実がそのまま入っているゆず酒も、ストレートかロックが◎。
ゆっくり呑みたいときには大きい丸い氷を、ゆず酒をすぐ冷やしたいときにはクラッシュアイスを使うのがおすすめ。
作るときには事前に材料とグラスを冷やしておくとなお美味しくいただけます。
レモンやミントなどを加えると、爽やかな味わいになりますよ。
飲み方3 ソーダ割り
濃厚な味わいのものや、アルコール度数が高いものは炭酸で割るもの良いですね。
炭酸で割ると、ゆずの香りがとっても爽やかな飲み物に大変身。
夏にもぴったりのおいしさです。
ソーダ割りを使うときは、無糖の炭酸水を使うのがベター。
無糖のものを使うと、ゆず酒の甘みや風味を邪魔しません。
作るときには氷をたっぷり使い、混ぜすぎないようにしましょう。氷を一回下から持ち上げるだけでも十分混ざりますよ。
レモンの無糖炭酸水を使ったり、レモンやゆずの果汁を絞るアレンジも◎。
酸味が加わることでさらに軽快な味わいになり、油っぽい料理ともよく合うようになります。
飲み方4 お湯割り
寒い冬にぴったりなのが、お湯割り。
リキュールなどのお酒はお湯で割ると香りが前に出てきます。
ゆずの香りもあいまって、ほっと一息つけるおいしさ。ナイトキャップにもぴったりです。
お湯割りに使うお湯は、沸騰してから少し冷ましたものを使うのがベター。70~80度くらいが、一番飲みやすく美味しい温度です。
あまり温度が高いとアルコールの匂いが目立ち、飲みにくくなってしまいます。
甘みが少ないゆず酒には、はちみつを加えるのも◎。
はちみつの風味がゆずによく合います。
飲み方5 ジュース割り
さらりと飲みたいときにはジュース割りもおすすめ。
最初は柑橘系のジュースや、サイダーなどと合わせると間違いありません。
とくにおすすめなのが、ジンジャエールで割る飲み方。
しょうがの刺激がゆずの香りとベストマッチ。炭酸の口当たりが加わることでフレッシュな味わいが楽しめます。
ゆず酒は甘めのことが多いので、ジンジャエールは辛口のものを使うのが良いですね。
また、ジュース割り定番のコーラで割ると、和の香り漂う大人の味わいに。
レモンやライムの果汁を少し絞ると、全体がきりっと引き締まりますよ。
飲み方6 お茶割り
そのまま飲むのはちょっと飽きた、変わった飲み方がしてみたい……そんなときはお茶で割ってみるのはいかがですか?
ゆずの香りとお茶の香りがあいまってすっきりした味わいになり、甘いお菓子ともよく合います。
紅茶で割ると、和風レモンティーのようなおいしさに。
ホットティーで割れば香り高い一杯に、アイスティーで割れば爽やかな味わいが楽しめます。
紅茶は癖のないものを使うか、柑橘の香りがあるものを使うのが良いですね。
さらにさっぱりといただきたいときにはウーロン茶割りも◎。
ウーロン茶の渋みがゆず酒の渋みや酸味と合わさり、清涼感ある味わいに。
こちらはアイスのウーロン茶で作るのがおすすめです。
飲み方7 カクテル
ゆず酒はカクテルにもぴったり。
何かで割っても風味が損なわれないよう、濃い味のゆず酒を使うのがおすすめです。
とくに、オレンジジュースの代わりとして使うと外れがありません。
白ワインやスパークリングワインで割れば、ゆずの香り漂うちょっと特別な一杯が簡単にできちゃいます。
お酒に強い方は、オレンジリキュールやレモン果汁の代わりとして使ってみるのはいかがですか?
とくに、最近人気が高まってきているクラフトジンとの相性は抜群。日本で作られたクラフトジンは柚子を使ったものも多く、ゆず酒の香りとよく合います。
その他、ゆずとの相性が良い日本酒や、癖のないウォッカなどと合わせるのも◎。
いろいろ試して、お気に入りを見つけてみてくださいね。