突然ですが、あなたは自家製梅酒を仕込むときにどんなお酒を使っていますか?
一般的にはホワイトリカーなどが選ばれますが、本当の酒好きならブランデーやウォッカでも作っていることと思います。
日本酒の梅酒も近年では多く流通するようになり、その美味しさから自分で作ってみたいと思っている方も多いことでしょう。
そんな人の為に、梅酒の仕込みに使える「アルコール度数20%以上」の日本酒おすすめランキングをご紹介します。
第8位 旨口の梅酒用日本酒「中島醸造 始禄」
梅酒用の日本酒として製造・販売されている「始禄」は、岐阜県にある「中島醸造」が手掛ける旨口の日本酒です。
そのまま熟成させると辛口日本酒としても飲めるというこの一本、梅酒用と銘打っているだけあって「梅の味と栄養を存分に引き出せる」日本酒となっています。
この日本酒で作る梅酒は切れも良く、いい気分で酔えるお酒に仕上がります。
第7位 辛口でさっぱりと「信濃錦 純米辛口原酒 超克」
梅酒を漬け込む原酒は、辛口にするとさっぱりとした味になります。「信濃錦 純米辛口原酒 超克」は、辛口梅酒づくりを楽しむマニアたちにも支持される一本です。
元々はそのまま飲んでおいしい日本酒として販売されていましたので、その味と品質は確か。
化学肥料や農薬の使用を限定したこだわりの米を使用して作られていますので、安心して飲める梅酒を作ることができますよ。
第6位 コクを感じる梅酒に「葵伝説しぼりたて原酒」
そのままで飲んでもおいしい日本酒「葵伝説しぼりたて原酒」梅酒にすると米のおいしさ際立つ濃く深い梅酒になります。
この「葵伝説しぼりたて原酒」を作る蔵元である明利酒造は、あの「百年梅酒」を作る梅酒のトップメーカー!
梅酒を知る蔵元が手掛けている日本酒ですから、是非とも一度自家製梅酒で味わってみたいですよね。
第5位 コスパ重視!「北関酒造 とくまる うまくち原酒」
紙パック酒ながらもアルコール度数20%で梅酒に使え、しかもコスパ最強なのが「北関酒造 とくまる うまくち原酒」です。
味はほんのり辛口で、辛さよりもまろやかさやコクが際立ちます。
梅酒にすると優しいお酒のうまみと梅の酸味が相まって、少しだけ柔らかい印象の梅酒になりますよ。
第4位 果実に合う「苗場酒造株式会社 苗場山」
梅酒だけではなく果実酒にも使用できる日本酒「苗場酒造株式会社 苗場山」は、3年という長い期間熟成されたことにより辛口でありながら芳醇な香りのする濃厚さが特徴です。
梅酒をはじめとした果実酒にすることで、この濃厚さが果実のフルーティーさを包み込み、口当たりは優しく、しかし味はガツンとくる個性的なお酒に仕上がります。
第3位 濃厚すぎるほど濃厚「杉錦 梅酒用原酒」
山廃仕込みだからこその強烈な濃厚さを持つ「杉錦 梅酒用原酒」は、甘みも強く「果実をジューシーに仕上げる」梅酒用日本酒です。
このお酒で仕込むと「梅がふっくらする」と評判で、漬け込んだ後の果実を食べるのが楽しみという方にはもってこいの一本と言えます。
梅酒用の日本酒は、やはり漬け込んだ後の梅の実まで美味しくしてくれるものが良いですよね。
第2位 親しみやすい「梅津酒造 梅酒用日本酒 梅ちゃん」
覚えやすいネーミングで親しみを感じてしまう「梅津酒造 梅酒用日本酒 梅ちゃん」ボトルも梅の花がかわいらしく、自家製梅酒を作る方にとっても人気の一本です。
「梅ちゃん」で漬け込無場合、梅は完熟しているものがおすすめ。青梅でも漬け込むことができますが、完熟梅で作ると「圧倒的果実感」を得られます。
完成したらそのままロックでお楽しみください。
第1位 梅の香りを邪魔しない「富久錦 純米原酒」
香りは控えめながら辛口濃厚な「富久錦 純米原酒」、梅の華やかな香りを消すことなく、素晴らしい梅酒に仕上げてくれます。
このお酒自体の酸味が強いので、梅酒にすると「すっぱうまい!」味になりとても個性的です。
一度この日本酒で漬け込むと、「来年も絶対これで梅酒を作ろう」と心に決めてしまう人も多いのだとか。
絶妙なバランスで梅酒を作り上げてくれる「富久錦 純米原酒」できたらすぐに飲み終わってしまう可能性が大きいので、何瓶か作っておくと安心ですよ。
梅酒用のお酒は断然日本酒がおすすめ!
梅酒用の日本酒はアルコール度数20パーセント以上でとても強いという印象があるかもしれませんが、梅に付け込むと飲み頃には12%ほどにまで落ちています。
焼酎だと度数が強すぎて完成後もそのまま飲むのはきついですが、日本酒ならちょうどロックでたのしめる度数になりますので、「梅のエキスを薄めて飲みたくない」という方には断然日本酒梅酒がおすすめです!
砂糖を使わない自家製梅酒の作り方を次の記事で紹介しているので、梅酒作りが初めての方は合わせて参考にしてください。
甘くない自家製梅酒を造ろう!砂糖なしの「無糖梅酒」の作り方