お酒のおつまみとして定番の餃子や焼売。ビールと合わせることが多い料理ですが、実はワインとも合うんです!
ヨーロッパでも餃子とワインを合わせる食べ方が流行中。
とくにロゼワインは、餃子や焼売のお肉に寄り添いつつ、口の中の脂をさっぱりさせてくれるベストパートナーとして知られています。今回は、餃子や焼売と相性の良いおすすめワインをご紹介します。
スッキリした飲み口「イェマヌエヴァ ロゼ」
テンプラニーリョ種と天然酵母を使用した辛口ロゼワインです。スッキリした辛口と果実感を兼ね備えた一本。
ラズベリー、イチゴの華やかな香りと適度な酸味。渋みと塩気も程よくあり、食事と合わせやすい味わい。
フレッシュ&フルーティで、どんな餃子や焼売にも合わせやすいおいしさです。
ロックでも◎「バルディビエソ・ブリュット・ロゼ」
定番の餃子や水餃子と合わせるときは、スパークリングのロゼがおすすめ!
バルディビエソ・ブリュット・ロゼは、さくらんぼやイチゴを思わせる、濃厚な果実味が印象的な一本。
ロゼのコクと炭酸の刺激がベストマッチ。引き締まった酸も餃子とよく合います。
ニンニクやニラなどの香味野菜を、しっかりした果実味が引き立ててくれますよ。夏はロックで呑んでも。
タレなしがおすすめ「シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ」
メルローとマスカット・ベーリーAを使用したロゼワインです。マスカット・ベーリーAを使用したワインが持つ甘い香りは、醤油やみりんを使う和食と相性抜群。
醤油で食べることが多い醤油や焼売とも相性が良いワインなんです。サクランボやピーチのフレッシュな香りが印象的。チャーミングな果実味とドライなキレが特徴です。
お酢と喧嘩することがあるので、お酢なし、またはタレなしで食べるのがおすすめ。
インドのドンペリ「スラ ブリュット メトッド・トラディショネル NV」
人気ワイン漫画「神の雫」にも登場した、インドのスパークリングワインです。
インド政府の在外公館公式ワインに採用されたでも知られており、インドのドンペリと呼ばれています。
コクのあるふくよかな味わいが肉汁とぴったり!どこかオリエンタルなニュアンスもあり、パクチーや柚子胡椒などのスパイスとも相性抜群。
焼き餃子にも、水餃子にもよく合います。
安定のおいしさ「コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ レゼルバ」
コスパが良いことで知られているチリのワイン、コノスル。
カルベネ・ソーヴィニヨンはコショウやミントなど、清涼感のあるスパイスの香りが特徴。これが餃子に使われるスパイスとよく合うんです!
カシスやプラムを思わせる果実味と、程よい渋みも◎。いつもの餃子と合わせて、ワインをカジュアルに楽しみたいときにぴったり。
黒コショウや柚子胡椒など、スパイスをつけて食べるのも◎。
コーヒーの香り!?「ヴァンジール コーヒー ピノタージュ」
コーヒーの香りがする、ちょっぴり不思議なワインです。
『WINE WHAT!?』誌にて「餃子に合うワイン」第1位として取り上げられていたこともあり、餃子との相性は抜群!
コーヒーの豆をローストしたときの香りや、カカオのニュアンスが印象的。スモーキーな香りも感じることができ、とても個性的です。
酸味もかなり強く、口の中をさっぱりさせてくれます。
冷やして美味しい「ヴァッレ デッラカーテ フラッパート 2015年」
冷やして楽しみたいワインとして、『アントニオガッローニ』で93点、『ジェームスサックリン』で91点の高得点を獲得したワインです。
ラズベリーやイチゴの濃厚な果実の香りに、紅茶の香りと渋みが特徴。しっかりした酸味がとっても爽やかで、飲みやすい味わいです。
暑い夏に楽しみたい水餃子と相性抜群! 夏バテを吹き飛ばす最強コンビです。
爽やかで飲みやすい「フェウド・アランチョ ロザート」
海老を使った海鮮餃子にも、ロゼワインはよく合います。元々、同じ色をした海老とロゼワインは相性の良い組み合わせ。
海鮮餃子と合わせるときは、スッキリした軽快な味わいの物と合わせるのがおすすめです。
フェウド・アランチョ ロザートは、爽やかで飲みやすい味わいの辛口ロゼワイン。
グレープフルーツや白桃、ラズベリーの華やかな香りに、まろやかな果実の香りとほのかな苦み。複雑なところはないけどシンプルに美味しい、そんな一本です。
中華料理と合わせても◎「グレケット ウンブリア」
赤ワインと同じ製法で造られている白ワイン、オレンジワイン。
独特の厚みのある味わいは、ワインで合わせるのが難しい中華料理や韓国料理ともよく合うことで知られています。もちろん、餃子との相性も抜群!
グレケットウンブリアは、オレンジワインの中でもマセラシオンの時間が短めで、初めての人でも飲みやすい味わいの一本。
洋梨とリンゴの香り、柑橘の爽やかな香り。柔らかい酸としっかりしたタンニンが、食事のおいしさを引き立ててくれます。醤油のニュアンスも持っているため、日本の餃子と合わせても◎。