ポルトガル発祥の「ポートワイン」、発酵途中でブランデーを加えて熟成することで独特の甘みとフレッシュ感を持つ個性的なお酒です。
甘みが強いので女性に特に人気なのですが、赤と白ではその味わいが全く異なり、様々なポートワインを飲むことでこのお酒の奥深さを感じることができると思います。
今回は通販で特に人気なおすすめのポートワインをランキング形式でご紹介します。
第8位 神秘的な赤「カーヴェス メッシアス ポートトウニー」
リーズナブルで庶民に愛されるポートワインを作るワイナリー【カーヴェス メッシアス】の「ポートトウニー」は、果実の味が強くはじけるようなフレッシュ感を持つのが特徴です。
木苺などのジャムのような甘さにとろけるアロマ、後味には樽由来の優しいバニラ香も感じます。
お手頃価格でこのクオリティ、常備酒にしても良さそうです。
第7位 この輝きは宝石にも劣らぬ「フォンセカ・ルビー・ポート」
フォンセカ・ギマラエンスが伝統的な製法で作り上げた「フォンセカ・ルビー・ポート 」、その名の通りルビーのように輝きを放つとても美しいポートワインです。
昔ながらにブドウを足でつぶして発酵させることにより、ブドウをより深く味わうことができます。
酸味はそれほど強くなく、のんびりと楽しめるお酒と言えそうです。
第6位 長期熟成が醸す高級な味わい「ブラス トウニー・ポート」
ステンレスタンクで発酵させた後、オーク樽で平均20年熟成してやっと完成する「ブラス」のポートワインは究極の極上甘口ポートです。
長期熟成だからこそ生まれた味は複雑にして美味。単なるブドウのフレッシュ感は既に消え去り、ドライイチジクやレーズンのような、少し「古い味」がします。
う~ん、ポートワインなのにこの深さはなかなか味わえるものではないと思いますよ。
第5位 少数精鋭で品質重視!「ニーポート ルビーポート」
「ニーポート」はワインの品質を重視し、決して大量生産せず家族だけで経営するというスタイルを貫く「昔ながらの良いワイナリー」です。
そんな「ニーポート」から生まれた「ルビーポート」は世界中で愛され、本場フランスの星付きレストランでも採用されているのだとか。
前評判から期待をもって飲んでみると、甘みが強いポートワインであるにもかかわらず肉料理を引き立てる不思議な旨みを持っています。
もう一度ゆっくり味わってみると、果実感の酸味の後ろにミネラルが感じられました。これが「食事時でも楽しめる」要素につながっているようです。
第4位 ポートなのにほんのり辛い「サンデマン ホワイト ポート」
甘さあってこそのポートワインと言えますが、こちらの「サンデマン ホワイト ポート」はほんのり辛口で甘すぎるワインが苦手な人でもすっきり飲める一本です。
甘口の赤に飽きてきたら、こういうすっきりとした白ってすごく体に染みわたるんですよね。
個人的にホワイトポートはジンジャエールで割って飲むのが好きなのですが、「サンデマン ホワイトポート」とジンジャエールの相性も抜群でした。
ブドウのフレッシュさにピリリとジンジャーが効いてたまりません!
第3位 オールドの最高級「グラハム・トゥニー」
オールド・トゥニーの最高級品である「グラハム・トゥニー」、一般的なポートワインと思って飲むといい意味で裏切られるでしょう。
「グラハム・トゥニー」は熟成年数によってボトルが異なりもちろん味わいも年数を経るごとに変化していきます。
10年ではまだ若く繊細、30年は芳醇ながらも飲みやすく、どこかフレッシュさもまだ消えていません。40年になるとまろやかさに磨きがかかり、深く体に浸透していく上質な果実感を感じることができます。
第2位 料理にも使える美味ワイン「サンデマン トウニー ポート」
そのままで飲んでももちろん美味しいのですが、そのコク深さと自己主張の強さから料理やお菓子作りにも好まれているポートワインが「サンデマン トウニー ポート」です。
甘みはかなり強く、「ポートワインは飲みやすい」といっても、これほどまでにあらゆる面において「濃い」と、少量ずつしか飲むことができません。
ダークな味わいは、チョコレートケーキにもぴったりです。チョコ系のケーキは少し果実感と酸味があると抜群に美味しくなりますから。
わざわざ自分で作らなくても、ケーキ屋さんで「カカオのパーセンテージが高いチョコケーキ」を購入し、そのままケーキにかけて食べるというのもおすすめです。
第1位 上級品を手軽に「テイラー レイトボトルドヴィンテージ」
ヴィンテージポートは瓶詰め後に長期熟成させるため、どうしてもワインの中に「澱」があり、グラスに注ぐ前にはフィルターを通して澱引きするという作業が必要になります。
しかし「テイラー レイトボトルドヴィンテージ」は、樽内ですでに熟成過程を終えており澱引きしてから瓶詰めするため、他のヴィンテージポートよりも手軽に楽しむことができるのです。
そして、ワインと言えばチーズがつきものですが、ポートワインにおいてはワインの味が強すぎてどうしてもチーズと合いません。
しかし、「テイラー レイトボトルドヴィンテージ」は良い意味で自己主張が強くないため、チーズとの相性も抜群です。ポートワインながら一般的なワインと同じように楽しめるのが特長なんです。
ポートワインで至福のひと時を
ポートワイン自体、結構癖が強くて苦手だという人もいるのですが個人的には食後のデザートとして食べる感覚で飲んでいます。
ワイングラスではなく、ショットグラスに少量入れて読書しながらベットの上で飲むと、至福のひと時を味わえますよ。