中国生まれで世界中にファンのいる青島(チンタオ)ビール!
日本では中華料理店でおなじみですが、緑色のレギュラーボトル以外にも種類があるってご存知ですか?
今回は、青島ビールは本当にうまいのか、種類別の味の違いについて比較してみました!
青島(チンタオ)ビールってどんな味?
青島ビールは中国で最も有名なブランドビールです。世界のコンテストでも数々の賞をとり、世界中に認められています。
青島ビールの特徴
日本のビールと中国のビールの違い、それはアルコール濃度と味の濃度にあります。
初めて中国ビールを飲む日本人は、総じて「薄いな」と感じるでしょう。青島ビールも日本のビールに比べてアルコールが低め、麦の味も薄めになっています。
しかしそれでも、平均的な中国ビールよりは「かなり濃いめ」に作られていますから、「最も日本のビールに近い中国ビール」と言えますね。
青島ビールの味
青島ビールは日本のビールに比べ、苦みが少なくとてもマイルドな味だと言えます。
すっきりとした飲み口で何杯でも飲めそうなぐらいに飲みやすく、ビールが苦手な方でもグビグビ飲めるでしょう。
炭酸が苦手でビールが飲めない!という女性にもおすすめです。但しキレやのど越しも弱いという特徴があります。
「青島ビール」種類別の味を比較!
ここからは、青島ビール3種それぞれの味の比較と、おいしい飲み方について解説していきます。
オーソドックスなのはこれ「青島ビール」
「青島ビール」といえば、この緑色の瓶が最も有名ですよね。
日本のビールはこれでもか!というほど冷やしてから飲むのが常識ですが、世界で飲まれているビールは常温で楽しむのが一般的。
この「青島ビール」も、冷やしてしまうと元から薄めの香りや味がさらに感じにくくなってしまいます。しかし常温でそのままゆっくり飲むと、苦みを抑えた優しい「青島ビール」の全貌を味わうことができるでしょう。
炭酸も控えめで飲みやすく、料理の邪魔をしないのが特徴ですね。
黄金に輝く特別な一本「青島ビール プレミアム」
プレミアムと銘打たれ、瓶からも高級感があふれる「青島ビール プレミアム」。中国人にとってはこれが「ビールらしい!」と感じるようなのですが、独特の癖があります。
香りが日本のビールとは全く異なり、ごま油のような「中華料理っぽい」においがするのです。
味も甘めで「ビールと思って飲むとちょっと違った」と感じるかもしれません。しかし、これはこれで何故かあと引く美味しさがあります。
中国の黒ビール!「青島ビール スタウト」
中国ビールのアルコール度数は平均3%程度なのですが、なんとこの黒ビールスタイルの「スタウト」はアルコール分7.5%!
ガッツリ酔える本格派黒ビール「青島ビール スタウト」は、ローストした麦芽の香ばしさと、ホップの味と香りが強めなのが特徴です。
中国ビールなのにしっかりとしたドライ感もあり、日本人には最も合うビールと言えるでしょう。
青島ビールの種類別味のまとめ
最後に、種類別の味をまとめてみました。
- 青島ビール → ビール独自の苦みがなく、麦の香りも控えめ。炭酸も弱く飲みやすい。
- 青島ビールプレミアム → ごま油のような個性的な香り。好みは分かれる。
- 青島ビールスタウト → ロースト麦芽の香りとホップの味が鮮烈。ドライでのど越しもいい。
一番日本のビールに近いのが「スタウト」、ビールを飲まない人でも飲みやすいのがスタンダードの「青島ビール」、中国人好みに仕上がった個性的なビールが「青島ビールプレミアム」と覚えてください。
3種類すべて並べて、自分の舌で比較しながら飲むのがおすすめです!
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