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アイラウイスキー「アードベッグ」の美味しいおすすめの飲み方6選

アイラウイスキー「アードベッグ」の美味しいおすすめの飲み方6選

アイラ島という島で作られているウイスキーを、アイラ・モルトと呼びます。

独特のスモーキーさと、磯を思わせる香り(ピート香)は、好き嫌いがはっきり分かれる味わい。その香りは「正露丸」と呼ばれることもしばしば。

ですが、その強い風味は唯一無二。一回ハマると癖になるおいしさなんです。アードベッグはアイラ・モルトの中でも飛びぬけて癖の強く、スモーキーなのが特徴。

今回は、アードベッグの美味しいおすすめの飲み方をご紹介します。

飲み方1 ストレート

アードベッグそのものの味を楽しむには、やはりストレートが一番!

スモーキーさとヨード香に目がいきがちですが、果実のようなフルーティな味わいやコーヒーのような味わいもあり、複雑な奥行きのあるおいしさ。果物やバニラを思わせる甘めで爽やかな余韻も美味。

アイラ島では、生牡蠣にアードベッグを垂らし、そのまま食べる食べ方が人気。ピート香が同じ香りを持つ生牡蠣とよく合います。寿司や刺身とも相性が良いので、和食と合わせるのもおすすめです。

チェイサーを準備して!

チェイサーとは、お酒の間に呑むノンアルコールドリンクのこと。アルコールの分解を助け酔いにくくする他、口の中をリセットしてまたお酒を楽しめるようにする効果も。

ウイスキーをストレートで呑むときは、水や炭酸水などのチェイサーを必ず準備しておきましょう。とくにアードベッグのようなアイラ・モルトは、チェイサーを呑んでもスモーキーさの残り香が楽しめます。

飲み方2 トワイスアップ

アードベッグを飲み比べするときに試してみてほしいのが、トワイスアップ。ウイスキーに常温の水を加えることで、香りと味わいを開く飲み方です。

アードベッグは加水されると甘みや果実味が強く出ます。もちろん、ピート香やスモーキーさも広がり、よりアードベッグらしい味わいに。アルコールの角も取れ、飲みやすい味わいになるのも特徴です。口がすぼまったグラスを使えば、さらに香りが楽しめますよ。

飲み方3 水割り

食事と合わせたいときにぴったりなのが水割り。ハイボールのように炭酸が抜けてしまうことがないので、ゆっくり楽しめます。

ウイスキーの水割りは、氷を入れ冷やして作るのが一般的。事前に水とアードベッグを冷やしておくと、さらに美味しく作れます。

使う水は軟水のミネラルウォーターがおすすめ。アードベッグとよく馴染みます。

飲み方4 前割り

アードベッグは、前割りもおすすめです。前割りの作り方はとっても簡単。アードベッグを水で割っておき、冷蔵庫で寝かせておくだけ。半日~3日ほどで美味しくいただけます。

前割りは寝かせたら寝かせた分だけ水とウイスキーがなじみます。3日ほど置いておいたものは、クリーミーな口当たり。アードベッグのオイリーさと相まって、まろやかな味わいに変化します。いつも水割りを呑んでいるという方にこそおすすめしたいおいしさ。きっといつも飲んでいる水割りとの違いに驚くはずです。

飲み方5 ロック

アードベッグ愛好家が口をそろえて薦める飲み方、それがロックです。氷が溶けていくにつれて変わっていく味わいが楽しめるのがロックの特徴。アードベッグの風味が変わっていくのをじっくり楽しむのが通の飲み方なんだとか。ゆっくりと楽しめるので、読書や映画と一緒に楽しみたいときにも向いています。

長く楽しめるロックを作るコツは、大きい氷を使うこと。できれば表面を滑らかにしておくと、さらに溶けにくい氷になります。

ロック・ミストも◎

夏に呑むときは、ミストスタイルでロックを作るのもおすすめ。細かく砕いた氷をグラスにぎっしり詰めたロックは、見た目も涼し気。ミントの葉を添えるとまた違った味わいが楽しめますよ。

飲み方6 ハイボール(炭酸割り)

アードベッグの香りを楽しみたいときは、ハイボールがおすすめ。

炭酸水で割ることでスモーキーな香りが広がり、より強く楽しめるのが特徴。ウイスキーの飲み方では定番のハイボールですが、アードベッグで作るといつもと一味違うおいしさに驚くはずです。

ハイボールを美味しく作るコツは、氷をたっぷり使うこと。水道水で作った氷では雑味が出てしまいます。できればミネラルウォーターを使って作るか、市販の氷を使いましょう。

氷をグラスに入れたら、まずはマドラーで氷を回してグラスを冷やします。グラスが十分に冷えたら溶けた氷を捨て、そこにアードベッグを注ぎ、その上から炭酸水を静かに注ぎます。氷を下から一回持ち上げたら出来上がり。炭酸が抜けないうちに飲み切りましょう。

神戸式ハイボールもおすすめ!

ゴクゴク呑みたい気分のときは、「神戸式ハイボール」もおすすめ。神戸式ハイボールとは、氷を入れないハイボールのこと。氷を入れないので、ハイボールが薄まってしまうことなく楽しめます。

神戸式ハイボールを作るときは、アードベッグと炭酸水を事前にキンキンに冷やしておきます。余裕があれば、グラスも一緒に冷やしておくとなお美味しく作れますよ。

アイラウイスキー アードベッグ

アイラウイスキー アードベッグ