モルトとグレーン、それぞれのウイスキーをブレンドして作られるブレンデッドウイスキーは、ウイスキーを作るメーカーや銘柄によって時に強烈な個性を持つのが特長です。
自分好みのブレンデッドウイスキーを探している途中、という方はこのランキングを参考に新たな味を試してみてください。
今回は、本当に美味しいブレンデッドウイスキーのおすすめ銘柄ランキングをご紹介します!
第8位 初心者でも試しやすい「ジェムソン」
コストパフォーマンスも良く味も万人受けしやすいことから、初心者でも試しやすいのが「ジェムソン」です。やさしいバニラの風味とさりげない香ばしさで、ついつい飲み過ぎる良いお酒です。
口の中でも嫌なアルコール臭は全くなく、すっと体に浸透するのを感じます。女性はハイボールでまずは楽しんでみましょう。
第7位 見た目よりさわやかな味「クラウン ローヤル」
「クラウン ローヤル」のとても華やかで豪華なボトルからは、重厚な味わいを連想させますが、飲んでみると爽やかで意外と軽い印象を受けます。
よく言えば上品、けれど酒好きにはちょっと物足りないかもしれませんね。しかしストレートでも飲みやすいのに度数は40度ときつめですから、「さっぱりと爽やかなお酒で酔いたい」時にはこれが一番良かったりするんです。
第6位 日本人にはおなじみ「ブレンデッド ウイスキー 響」
サントリーが生んだ最高傑作!年数を経てもなお、ウイスキー好きを魅了して止まない「ブレンデッド ウイスキー 響」。自宅のウイスキー棚には常備している、という方も多いことでしょう。
香り華やかで口当たりはまろやか、なのに後味はさっぱりと。「響」ならではのウッディな香りは一度飲むと病みつきですね。
第5位 ウイスキーなのに優しい「オールドパー」
長い長いウイスキーの歴史の中で、時代を超えても愛されるクラシカルなウイスキーが「オールドパー」です。
優しく口内を包む甘いフルーツの香り、喉を通ってもそのあと引く香りは消えません。
この滑らかさを一度体験すると、他のウイスキーはアルコール臭がきついと感じるようになってしまうかも?年齢を問わず、どんな人にもおすすめできる一本です。
第4位 無濾過のオリジナリティを味わう「ブッカーズ」
無濾過、割り水なし、樽からそのままボトリング。造られた年によって味も香りも異なり、ボトルごとに強い個性を持つ「ブッカーズ」、画一的なウイスキーに飽きたらぜひ飲んでいただきたいと思います。
様々な年の「ブッカーズ」を集めて、利きウイスキーしてみるのも一興。自分好みの一本を見つけ出してみてください。
第3位 三世代で楽しもう「ジョニーウォーカー」
もしかしたらお爺ちゃんもお父さんも、若いころはこれを飲んで大人気分を味わっていたかもしれない。昔は高級ブレンデッドスコッチとして名を馳せた「ジョニーウォーカー」も、現在ではかなり手の出しやすい価格帯に変化しました。
しかし味は変わらず、豊かなバニラ香とほんのりフルーティなブドウの風味、そしてコクとオリジナリティを産むスモーク感はやはりさすがの「ジョニーウォーカー」。
父の日やお父さんの誕生日など、これを持参して男だけの酒宴を楽しんでください。
第2位 ちょっと贅沢に味わう「シーバスリーガル」
いつもは安い酒でも、たまにはいい酒で自分の口と体と脳を喜ばせたい、そんな時には「シーバスリーガル」がおすすめです。高級感漂うボトル通り、グラスに注ぐと上品な香りがたちこめます。
12年ではまだまだフレッシュでさっぱりと、18年になるとまったりと複雑な香味が折り重なり、そして25年、ショコラのような甘く官能的な香りはブレンデッドスコッチの完成形ではないかと個人的には感じています。
第1位 良い夜に酔う酒を「フロム・ザ・バレル」
ブレンド後に再貯蔵することで、個性的なモルトとグレーンが手を取り合って混ざり合う。
お互いの個性を生かしながらも反発しあわない、これがブレンデッドウイスキーの真骨頂と言いたくなる「フロム・ザ・バレル」、心地よく酔いたい夜の最高の相棒です。
価格から、「香りも味もしゃばしゃばのウイスキーなのでは・・・。」と危惧しましたが、ところがどっこい、強いアルコールにも負けない甘く優しい香りが口内を包みます。チョコレートやナッツをつまみながら、お気に入りの映画とともに楽しむのがおすすめです!
味と香りに調和のとれたブレンデッドウイスキーを楽しもう
ブレンデッドウイスキーは、各社・銘柄ごとにそのブレンドのオリジナリティを楽しめるのが良いところです。
複雑に重なり合う味と香り、ブレンダーたちが自信をもって世に送り出したブレンデッドウイスキー、まったりのんびりと味わってください。
色々なおすすめウイスキーをまとめたページもありますので合わせて参考にして下さい。原料別の特集もありますよ。
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