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紙パック日本酒でも旨い!安い日本酒の美味しい熱燗・ぬる燗の作り方

紙パック日本酒でも旨い!安い日本酒の美味しい熱燗・ぬる燗の作り方

仕事終わりのビールもいいけれど、寒い日の夜は熱燗を飲んで温まりたい。

そんなときおすすめなのがリーズナブルな紙パック日本酒!

安いお酒でも、ちゃんとお燗してあげると、驚くほど美味しく飲めちゃうんです。

今回は、そんな庶民の味方である紙パック日本酒を、熱燗で美味しく飲む方法をご紹介します。

熱燗には、どんな日本酒が向いてるの?

紙パック日本酒で熱燗
日本酒には、冷酒、ひや、熱燗など、違った温度帯での飲み方がありますが、そもそも、いったいどんな日本酒が熱燗に向いているのでしょうか?

日本酒には、本醸造酒、純米酒、吟醸酒など色々な種類があります。その中でも熱燗に向いているのは「純米酒」です。お酒は熱燗にすると、お米の香りや味わいが強くなります。

純米酒は、米、米麹、水のみを使って造られている日本酒なので、米本来の旨みを大切にされている為、熱燗にしても余計な雑味が出たり、大事な部分が失われたりすることがありません。むしろ米そのものの味わいがより奥深くなったり、旨みがより一層引き出されるものが多いのです!

純米酒の中でも特に熱燗に向いているお酒は、「生もと作り」や「山廃」の、芳醇でしっかりした味のお酒です。

熱燗することにより旨みが引き立つ理由

熱燗することにより旨みが引き出される理由は、お酒に含まれるアミノ酸が関係しているので、アミノ酸が多く含まれる造り方をされているお酒が熱燗に合う(=燗上がりする)のです!

しっかりした味わいのお酒をお燗すると、米の香りもひらき、味わいもまろやかになって米本来の旨みがより楽しめるわけです。

一方、本醸造酒や吟醸酒の場合は、独特のフルーティーな香りや爽やかな甘みが特長ですが、温めてしまうとそれが失われ、良い部分が打ち消されてしまうことが多いので、熱燗で飲まれることはほとんどありません。

おいしい熱燗をつくるポイント

紙パック日本酒で熱燗
では、紙パックの日本酒を使って自宅で美味しい熱燗をつくるためにはどうしたらいいのでしょうか?

おいしい熱燗を作るためのポイントをご紹介します。

適した温度帯にする

一言に「お燗する」と言っても、その温度帯もたくさんあり、「日向燗」「人肌燗」「ぬる燗」「上燗」「熱燗」「飛びきり燗」など、それぞれ違った味わいになります。

もちろん人によっての好みもありますが、飲みたいお酒の適した温度帯がどのぐらいなのかを知っていてお燗するのと、ただ適当にあたためて飲むのとでは味わいは格段に変わります。

お酒を徳利に入れすぎない

徳利に入れるお酒の量は、九分目までにしましょう。

たくさん入れすぎると、温めているときに吹きこぼれてしまう可能性や、お酒の熱の伝わり方にムラが出来てしまう可能性があります。

徳利の口にラップをする

日本酒は、注いだ瞬間から香りが立ちのぼり、その繊細な香りは空気に触れることにより薄まっていってしまいます。飲む前から香りがとんでしまっては元も子もないです。

お店でプロの方にお燗をしてもらうときはラップをしないでお燗されていることが多いですが、素人がお燗をするときはラップで香りを逃がさないようにしたほうが美味しく飲めます。

特に今回は、お安いパック日本酒なので、美味しさを少しでも逃がさないようにしましょう!(逃がさないといっても、ラップをする際は、ピチっとではなくふわっとにしてください)

温めるときは、湯せんで

お燗をするときは、鍋にお湯を張って湯せんで温めましょう。このとき、お湯の温度にも注意!

ぬるいお湯でゆっくりお燗してしまうと、とても時間がかかる上にアルコールが飛んでしまう場合があります。

湯せんでお燗するときは、しっかり沸騰させたお湯で(徳利を入れるときは火を消す)短時間でつけるようにしましょう。

おちょこも温める

せっかくいい温度帯にお燗できたとしても、冷たいおちょこに注いでしまうと温度が一気に下がってしまいます。

熱々にまでとは言いませんが、お燗できるのを待っている間におちょこも温めてあげるとより美味しく、いい温度で熱燗が飲めます。

美味しい熱燗のつくり方

紙パック日本酒で熱燗
それでは、上記のポイントをふまえて、紙パックの日本酒でも美味しい熱燗が飲めるつくり方をご紹介します。

1.徳利に日本酒(純米酒がオススメ)を、九分目まで注ぐ。
このとき、香りが飛ばないように徳利の口にラップをしておく。

2.鍋に、徳利が半分ほど浸かるぐらいの量の水を張り、沸騰させる。

3.お湯が沸騰したら火を止め、鍋に徳利を入れる。

4.温度を測り、好みの温度帯になったら完成!

温度を測るものが無いときは

目安として徳利の口までお酒が上がってきたら徳利を取り出し、底を触ってみて「やや熱い」と感じたら、「上燗(45度)」ぐらいです。

徳利の暑さや材質によっても変わるのであくまで目安なのでご注意ください!

湯船が面倒なときは

湯せんで温めるのが面倒な方は、電子レンジでも熱燗をつくることができます。

徳利でももちろんできますが、どうしても熱の伝わり方にムラができやすいので、レンジでつくるときは「片口」と呼ばれる口が広く浅い酒器を使うことをオススメします!

作り方

徳利、または片口の九分目までお酒を入れ、ふわっとラップをかける。

【家庭用の電子レンジ 出力500w/1合分】
・冷蔵保存のお酒  約90秒
・常温保存のお酒  約70秒

(レンジや徳利によって変わるので注意が必要です。)

徳利の場合お酒の温度にムラが出来やすいので、途中で一度取り出して軽く徳利を振り、中のお酒の温度を一度均一にしてもう一度温めるとムラのない熱燗ができます。

熱しすぎてしまうとアルコール分も香りも飛んでしまうので、はじめはこまめに温度の様子を見ながら温めることをオススメします!

慣れたら自分の好きな温度をすぐに作れるようになるので、色々試してみてください!

手をかけるだけでとっても美味しい!

いかがでしたでしょうか。安いから美味しくない なんてイメージが拭いきれない方もいるかもしれませんが、紙パック日本酒は意外と優秀なんです。

これから寒い日が増えてくると思うので、肌寒い日に是非「美味しく熱燗を飲む方法」試してみて下さい。

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