最近、ビールよりもハイボール派!という人が増えています。それもそのはず、ハイボールに使われるお酒はさまざまあり、入れる果汁のバリエーションも豊富になっているからです。
今回飲み比べしてみるのはメーカーで人気の高い缶ハイボールや個人的に気になったハイボール8銘柄です。
個々での飲み口と飲み比べた時の印象ではかなりの差が出ました。
飲み比べはあくまで個人の感想なので気休め程度の参考にして下さいね。
「飲み比べ」人気のハイボール8銘柄
ハイボールといえばまずは“角”「サントリー 角ハイボール 缶」
昔ながらのスタンダードな味といえば、サントリーの角ハイボールです。飲食店でも提供されていることが多く、馴染み深い方も多いはず!
缶になってもソーダの爽快さとレモンの爽やかな風味はそのまま、自宅で本格的なハイボールが楽しめます。
ガツンとした飲みごたえが欲しい人は、アルコール度数9%の「濃いめ」もおすすめ!
飲んでみた感想
ウイスキーの缶ハイボールはどれも味がぼやけてしまいがちですが、ほのかにウイスキーの香りもして上品なテイストに仕上がっています。
味のバランスもよく後味もスッキリで飲みやすいです。今回飲み比べてみた「ウイスキーのハイボール」の中でいちばん「らしさ」が感じられました。
レモンの爽快さが際立つ「サントリー トリスハイボール 缶」
前述と同じサントリーですが、トリスハイボールはより爽やかな香味が引き立ち、後味がすっきりと飲みやすくなっています。
喉越しがよく、脂っこい料理との相性も抜群!適度な炭酸の強さでグイグイ飲める、ロングセラーのハイボールです。
もう少しパンチがほしいという人は、よりキレのある味わいの「キリッと濃いめ」もおすすめです。
飲んでみた感想
同じメーカーである角ハイボールよりも炭酸がしっかりしていて、暑い夏などにピッタリです。
こちらは少しドライなので、脂っこい食事との相性が良さそう。サントリーのハイボールはレモンとの相性が良いので上記の角ハイボールも同様追加でレモンを絞ったほうが飲みやすくまとまりが出るような気がします。
飲み飽きないフレーバーが豊富「宝酒造 焼酎ハイボール 缶」
プリン体、甘味料、糖質が一切含まれていないので、健康に気をつけている方にもおすすめの「焼酎ハイボール」です。
飲みごたえのあるアルコール分7%で、焼酎らしさしっかり感じられますよ!
レモン、シークァーサーなどの飲みやすいフレーバーや、よりスッキリしているドライなど、好みで選べるバリエーションが豊富なのも高ポイントです。
飲んでみた感想
辛口で喉にスッと馴染み、どんなシーンにも合わせることが出来るハイボール。
宝酒造の焼酎はクリアでのびのびしているので個人的にこれが一番飲みやすく、体に馴染むような感覚がありました。他の焼酎ハイボールと比べても、お酒の特徴がハッキリと出ているのでイチオシです。
バーボンウイスキー特有のまろやかな風味を楽しむ「ジムビーム ハイボール 缶」
世界的に人気のバーボンウイスキー「ジムビーム」が自宅で手軽に味わえるハイボールです。
ジムビームならではのマイルドな風味と、レモンの爽やかさのバランスが絶妙!アルコール度数を5%におさえ、スッキリとした爽やかな味わいを引き立てます。
グレープフルーツを使用してより爽やかに仕上げた「シトラスハイボール」は、ハイボール初心者にもおすすめの飲みやすい味です。
飲んでみた感想
こちらはバーボンのハイボールですが、もともとジムビームがバーボンの割りにはスッキリしているので、少し物足りない印象です。
バーボンと思わず焼酎ハイボールだと思えばクセがなく飲みやすいですし、爽快感も感じられます。炭酸はトリスハイボールより少し弱い気がします。
本格焼酎を使用する和のハイボール「宝山特別限定酒 鹿児島ハイボール 缶」
鹿児島県「西酒造」の本格焼酎「宝山特別限定酒」を贅沢に使用したハイボールです。
優しい香りとほのかな甘みが感じられますが、強めの炭酸で仕上げているので喉ごしはキリッと爽快!本格焼酎を使っているからこそ味わえる、奥深い和のハイボールです。
ウイスキーのハイボールとはちょっと違う、不思議な味わいをお楽しみください。
飲んでみた感想
鹿児島のお酒といえば芋焼酎ですよね。芋焼酎をハイボールにすることはあまりありませんが、これがすごく美味しい!
芋の独特な香りと甘みがいつもとは違うハイボールですが、ウォッカをプラスしていることで味が引き締まってバランスよく仕上がっています。
飲み比べた中で一番お酒の甘みがありました。炭酸も強めで芋焼酎の香りをより楽しめます。
かろやかな香りと味わいでゴクゴク飲みたい「ブラックニッカ クリアハイボール 缶」
ひげのおじさんで有名のウイスキー、ブラックニッカのハイボールです。
優しい香りとまろやかな風味のブラックニッカ クリアと、シャープな味わいの本格炭酸水「ウィルキンソンタンサン」をかけ合わせ、キレのある飲み口と喉ごしにこだわっています。
アルコール度数9%で、ウイスキーらしい飲みごたえがしっかり感じられるのも魅力的。
飲んでみた感想
「ブラックニッカ」は「トリスハイボール」と比較すると炭酸のキメが少し粗いので、のど越しがすごくいいです。その反面、ウイスキーの香りは少し弱く感じました。
ブラックニッカ自体ピートのないおだやかなウイスキーなので少し特徴が出ずらかったのかもしれません。
すっきりとした辛口ハイボールが料理に合う「アサヒ 辛口焼酎ハイボール ドライクリア 缶」
強炭酸の爽快な喉ごし、アルコール度数9%のストロングな飲みごたえが特徴です。
糖質ゼロ、プリン体ゼロで余分なものを一切使わないスッキリした味わいなので、甘くないハイボールが飲みたいという方におすすめ。どんな料理とも合う辛口なので、食中酒としても最適!
ドライクリアのほかにレモン、シークァーサー、プレーンがあるので、シーンに合わせて飲み分けをしてみてはいかがでしょうか。
飲んでみた感想
他のハイボールは果実感もしっかり感じれますが、こちらは口に含んだ瞬間アルコール感を強く感じました。炭酸も他の銘柄と比べると粗めで、少し粗々しい印象が強く残りました。
後味は意外とスッキリしていて、酔いたい!飲むぞ!という時にはいいです。
大分県産のかぼす果汁を使用したジューシーな味わい「かぼすハイボール 缶」
果汁率8%、アルコール8%で、かぼすのフレッシュな味わいとハイボールらしい飲みごたえを兼ね備えています。
かぼす特有の爽やかな酸味と香りがあるので、普通のハイボールが飲みにくいという方にもおすすめ!
果実感はありますがチューハイによくある甘ったるさがないので、料理との相性も良し。スイスイ飲めてしまうので、飲み過ぎ注意のハイボールです!
飲んでみた感想
他にない果実感が味わえ、フレッシュで飲みやすいハイボールです。地方限定なのが勿体ないくらいです。かぼすの香りが炭酸で際立って酸味が味を引き締めてくれます。
飲む前はジュースっぽいなと思っていましたが、予想を裏切り、本格的なハイボールで辛口派の人におすすめです。
「飲み比べ結果」比較表
今回飲み比べた結果を見やすいように4つの項目で評価してみました。
角ハイ ボール | トリス ハイ ボール | 焼酎 ハイ ボール | ジム ビーム | 鹿児島 ハイ ボール | ブラッ クニッ カ | 辛口焼 酎ハイ ボール | かぼす ハイ ボール | |
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飲みやすさ | ★★★ | ★★☆ | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★☆☆ | ★☆☆ | ★★★ |
炭酸の強さ | ★☆☆ | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★☆☆ |
ALC度数 | 7% | 7% | 7% | 5% | 7% | 9% | 9% | 8% |
バランス | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★☆☆ | ★★☆ |
「焼酎ハイボール」と「鹿児島ハイボール」が個人的に高い評価になりました。今回飲み比べてみた缶ハイボールはお酒の種類もバラつきがあり、評価するのが難しかったです。
「焼酎系」のハイボールは個性を感じられるものが多かったような気がします。
その反面「ウイスキー系」はベースの味が薄く感じました。でも「ウイスキー系」は濃い味という種類も豊富なのでそちらと比較するとまた違ったかもしれませんね。
ゴクゴク飲みたいハイボールは箱買いがおすすめ!
ハイボールには、シーンや好みによって楽しめるたくさんの商品が揃っています。
自分で運ぶのが大変な箱買いも、ネット通販なら自宅まで届けてくれるのでとても便利!
お気に入りのハイボールはまとめ買いをして、いつでも飲めるようにストックしておくのがおすすめです。